スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

11月, 2015の投稿を表示しています

フェローシップ面接2:シカゴ大学病院 ホスピタリストスカラーの面接

ジョンズホプキンスからの連絡を待つ間、同じ位興味のあるシカゴ大学から面接のオファーが来ていたため、シカゴへ。 不幸にも、ジョンズホプキンズからは、学長からのblessingは得られずポジションを増やせなかったと連絡あり ポジションないのに面接に呼んで一ヶ月待たせてからの不採用通知... メールで謝られたが申し込んでからの3ヶ月は本当に一体なんだったんだろう ビザについて色々と学べたしJビザと先を見据えて付き合っていけるので前向きに捉えよう さて、シカゴへついたはいいものの、翌日の銃暴力の予告があったとして翌日の面接がキャンセルになってしまった 午後10時。 これまた次の面接を待っている間に他の候補者が出てこないか 自分の運がどれほどなものか みてみようじゃあないか まだJビザのままでいいのか確認していないが、そこは問題じゃないことを祈るだけだ ちなみにイリノイ州は今年のJウェイバー申し込みは終了しているという情報があるので、もしJがだめならばOビザというイバラの道を歩むことになろう ふと思うのはアメリカは研究や論文に取り組む色々な動機があるなぁ 日本も最近臨床研究をレジデンシー中にやるのが流行っているらしい 悪いとは思わないが日本のような体力勝負のような研修でどこにそんな時間と体力とリソースがあるんだろう? 謎だ

アメリカの医学生

レジテンシー最後の一般内科病棟の一ヶ月も後4日と迫ってきた。 二人のインターンに加えて、1人のPodiatryと1人のMS-3(医学部3年生)がいるため快適。 指導医が、石橋を叩いて渡るどころか、叩きすぎて壊して渡れなくなってしまうような人 しかしながら良いチームだったと思う。 3年生を指導するのな初めてだったので、どう扱ったらいいのだろうと戸惑った これまで学んできた教育手法なりアプローチなりを試すいい機会をもらったと思って臨んだ。 結果的には一ヶ月十分に楽しんで学んでくれたと思う(し、そう言って貰えたのは良かった)。 先ずは1日目、早速新規入院をとる日だったので、仕事に忙殺される とりあえず、3年生がどのような振る舞いをするものなのか観察した 日本の五年生にあたるのだから、日本ではただシャドーイングするなり、1人患者を持ってノートを書いたりするくらいかな? この3年生、右も左もわからない状況なもので、午前中は回診についてまわりながら、インターンのやることをシャドーイングしていた。 午後、新規入院が入ったので、学生を連れて見に行った まずは、簡単な情報を救急から聞いていたので、その主訴から学生にどんなことを考えるか聞いてみた。 うーん、3年生ってこんなに知ってるっけ… 患者を見た後は、何が正しい医療なのかを色々と意見してきた ほー、実際の医療がテキストや理想とはかけ離れていることはまだ知らないのか… ふむふむ、かなり知識はありそうだが、知識と経験のギャップがまだ大きいのかな? しかし、2年間でこんなに知識がついて議論まで出来るのは一体どういう教育を受けてきたんだろう… そんなで1日目が終了 2日目、入院を取らない日。 時間はあるだろうし、彼にベストな学習環境をみつけよう 目標は、明確なお互いのExpectationを設定すること 午前中の回診後、2人きりになるチャンスをうかがったものの そんなうまい展開はない 結局呼び出した 何がやりたい?どんなことを求めてるの? と聞いてみた ここで、えー…別に… と言われるとちょっと難しくなるアプローチだが、この場合はうまくいった あー、うん、実際に患者をみて、鑑別を考えながら必要十分な診察を、リーズナブルな時間内で...

BUSM Medical Education Digital Badge Program

昨日はハロウィン。一軒だけ娘のためにトリックオアトリートをした後は、うちでトリックオアトリートをされる側に。娘には像さんの着ぐるみを着せたが、中々評判良かった。 今週末は完全オフなので、今日は溜まりに溜まっているタスクを少しでも進めよう。その中でも、ボストン大学医学校(BUSM)の医学教育オンラインコース、Digital Badge Programを可能な限り終わらせないといけない。 Digital badgeの概念は比較的新しいものだと思われるが、将来的に医学生や研修医の研修や評価に取り入れられる可能性は十分あるので、医学教育の勉強もかねて、自分で経験しておこうと登録して開始した(別に選考などはなく、ネット上で登録してお金を払えばよい)。 そういえば、そもそもこれを知ったきっかけは、総合内科学会でのメンタリングの企画に参加して出会ったムーア先生からの紹介だったなぁ。フェローシップが決まったら報告しないと。 プログラムは最大10項目位のトピックがあり、2週間ごとに新しいトピックについてのビデオと課題とテストがアップされ、働きながらでも続けられるペースになっている。 ちゃんと修了すれば、やったコースに応じて、Certificateに加え、実際白衣に着けれるようバッジを発行してもらえるようだ。現時点では、やってて物凄く効果的かは実感できていないが、医学教育を学びたいが周りに何の情報もなく、何をやったらいいかも分からないし、忙しくて大したことは出来ないような状況の人にはいいスタートかと感じた。 勿論、このようなprofessional developmentに関する活動は履歴書に乗せられるので、やって無駄ということは全くもってないだろう。