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学生アドバイス・メンタリングも業績の一つ

以前准教授・教授への昇進基準に関するセッションに出席したとき とにかくやったこと全て記録していくことを強調していたが 残念ながら、科の中外で発表したり学生レクチャーする機会は一部の人だけが 何度も何度も同じことを繰り返すことで自分の業績とし 他の人と持ち回りにする気は一切ないらしく このままでは自分に機会が回ってくることはない セッションの中で、他に強調されていたのは 学生とプロジェクトをすることも大学は評価するらしく 学生や研修医のプロジェクトを手伝ったなら分かるように記載するように指導された 去年もすでに症例報告のポスターくらいなら4人を指導したし これがStudent advisingに含められるなら、周りとの差を埋められるかも と思い、今年からは厚かましくプロジェクトのメンタリング・指導することに そしてわずか3か月程度で 簡単なリサーチプロジェクトを研修医一人に提案、データを提供し 学生4人と一枚ずつ症例報告の抄録を書き 研修医3人と1枚ずつ症例報告の抄録を書いて ホスピタリスト学会の地方会に8枚すべて提出 採用されれば、履歴書のStudent advisingの項目が8こ増えるわけだ 流石に今回はやりすぎた感があるが 毎年3-5人指導を目標にやっていけば、1-2年後の昇進審査までには20人くらいは指導できるだろう

アメリカで臨床教育医として働くコツをつかんだかもしれない

最近2週間ティーチングチームで働いた 年度の終わりとあって流石に一年生も手がかからず 「教育」の側面に集中できた2週間だった 教育回診は医学生に集中的に質問をし医学知識と目の前の患者のつながりを意識させ インターンはマネジメントプランの設計を中心に質問し 基本ベッドサイドでプレゼンをさせ(3年生も初日から普通にベッドサイドでプレゼンできたのには驚き) 看護師もできるだけベッドサイドに呼び メインの担当医師であることを患者と看護師にも理解してもらう 学生とインターンの熱意がとても心地よく 2週間で学会向けに興味深い症例5つ(多すぎる!)の抄録を書いた 「症例のポスター発表なんて興味あるん?」と聞いたとき はじめは「いやー他のことで忙しい」とか言っていたが 原稿案を提示して「こんな感じの流れだといいと思うけど、これ仕上げてみる?」と聞くと 皆喜んで仕上げてくれた たまたまいいチームでいい患者に恵まれたというのもあるが あれだけ大変だったティーチングチームが 「楽しい」時間になった 時間がなくても各自がニーズに応じて学習できるように パワポを作り始めたり(これはテーマはいくつでもあるので終わりはない) 少しずつレベルアップを感じるのだった そして研修医・学生からの評価は間違いなくよくなっているはず 今年度1年の4年生からの評価のまとめをもらったが かなり難しい学生と働いて、空回りしたこともあったので期待していなかったが すべての項目で最も良い4をもらえていた。コメントもいいこと書いてくれていた。 今ならもっとうまくできると思うと これからが楽しみである

2週間のティーチングチーム振り返り

二兎を追うものは一兎をも得ず さすがに全てを両立するのは難しいと感じる今日この頃  大学院が始まって初めてのティーチングチーム 14日連勤になるわけだが 流石に大学院との両立は難しい 課題は毎週締め切りがあるので常にレクチャーや読書や課題を勧めないときつくなるのだが 2週間連勤となると、一日でも寝不足になってしまうと後が辛くなる上に 研修医と医学生の教育に力を入れないといけないので 課題は全然進まない 始めの1週間は結構忙しく何もできず 後半1週間でやっと課題に手を付け始めたが、研修医に臨床上の問題についてどうエビデンスを見つけて適応するかという部分がおろそかになる(文献を探して読んで吟味する時間を奪われる) そんなことをしているうちに、指導医としての評価が下がれば、徐々にティーチングチームの週を減らされるシステムなのがまた悩ましい しかし結局は自分が最もパッションを感じることを続けるべきなのだろう なるようになる ほかないだろう しかし、今回働いた2年目レジデントがあまりに優秀すぎて素直に関心 指摘するところがとても細かいところしかない 2週間で指摘したのはストレスフルな状況になった時のふるまいかたくらい 1週間たった時点でフィードバックセッションを行ったときに 率直に 「チーム管理能力高い」 「ベッドサイドでの説明がうまい」 「患者や家族の感情を察知して誠実に何ができるか話あうところとか秀逸」 「知識が膨大すぎる上に、短い時間で教えるのがうまい、見習いたいくらい」 とPositive reinforcementに集中したところ 「自分がどれだけできているか分からなかった」からそう言ってもらえて自信になったと とても効果的だったらしく 忙しくて皆へとへとだったが 残りの1週間も元気に働いてくれた 今回の自分の課題としては 忙しくても、インターンは何かしらのティーチングを挟んでほしい 午後は忙しさが読めないので、午後のティーチングは望ましくないという意見 午前のラウンド前の5分間トークを前の指導医がしていて効果的だった いままでチームに4-5人いる時点で結構辛かったのに 今回レジデント1、インターン2、4年生1、3年生2という そこまでの大所帯は初めてだった ...

【医学教育】TEACHING CLINICAL REASONINGを40%読破、その感想

Teaching Clinical Reasoning  という本をスマホのKINDLEアプリで読んでいるが あまりに面白くてどうしてもゆっくり少しずつ読んでしまい なかなか進まない‼ 臨床(診断)推論をどう教えるかという今だはっきりとしたエビデンスがなさそうなテーマを扱っているので 「どうせ理論をちょろっと紹介して実用的ではないんだろう」とか 「エビデンスのないエキスパートオピニオンが並んでいるのだろう」とか 思いつつ、がっかりすることも考慮して読み始めたが そんな浅はかな考えをもった自分を恥じた この本を優先させたのは、病棟でのティーチングの質向上のための知識と引き出しを増やしたかったのと 知っている人達がCONTIBUTORSにたくさん入っていたからだが  UCSFのダリワル先生とUSUHS(軍の医学校)のアルティノ先生は 昨年Oビザの推薦状を書いてくれたうちの二人! ダリワル先生は茅ヶ崎〇〇会病院にティーチングに来てくれていたときに知りあい(かれこれ10年近く前)、今は教授になっていろんな学会で臨床推論のセッションに招待される屈指の診断医(DIAGNOSTICIAN) アルティノ先生は、この本には准教授と書いてあるが、今は教授で、卒後教育の相当偉いポジションにいるはず。自分のロールモデルになりうる医学教育研究者(ただこの人は臨床医ではないかも)。大学院で出会った。 エルニッキー教授は渡米前の6年前、ピッツバーグ大学シェディーサイド校に1か月実習に行ったときにお会いしたくらいで、向こうは覚えてすらいないだろうが、質的研究を専門にやっていたような。この本に関わるような専門性があるのかはしらなかったが。 あとはあったことはなくても、名前をよく見るひとばかり。エリックホルンボーなんてコンピテンシー教育の文献では必ず出てくるし  とにかく、自分の通っていたPATHで出会った (自分の興味と一致したことをしているはず)の人たちが この本を書いているのだから 読まざるをえなかったわけだ 最初は臨床推論に関わる学習・教育理論を網羅的に説明 この時点で「リサーチマインドをもった人たちがかいてるなぁ」と 自分のテンションはアゲアゲだが 次の章ではそれらの...

文献検索に関係する用語集メモ

AND、OR、NOTといった条件ワードには Boolean Operators という名前がついているらしい 正式な名前ではないのかもしれないが 、WILDCARDS (? * $)もよく使われる 例: wom?n = woman/women pediatri* = pediatrics/pediatric/pediatrician... behavi*r = behavior/behaviour trial$ = trial/trials MeSH(medical subject headings) もよく使われる PUBMEDやMEDLINEは各文献をキーワードで索引づけしている(INDEXED) 質的研究はその手法によらず「QUALITATIVE RESEARCH」でINDEXされているらしい 落とし穴は、IN PRESSの状態の最新の文献はまだINDEXEDされていないので MeSHで引っかからない文献がある CITATION CHAINING (芋づる式引用検索) 注:和訳は適当 BACKWARD SEARCH カギとなる文献に載っている引用文献を辿っていく(その文献のreferenceを見る) FORWARD SEARCH カギとなる文献を引用した文献をサーチする(データベースにそういう機能がある)  PROSPEROという現在進行中のシステマティックレビューを登録するウェブサイトがあるらしい。使ったことないのでどの程度網羅されているかは不明。自分と同じトピックが見つかったらトピックやリサーチ質問を変えることも必要。 MEDLINEとPUBMEDの違い PUBMEDはMEDLINEと同じデータベースにアクセスするが MEDLINEの方が詳細な設定が可能? PUBMEDはユーザーフレンドリー

ホスピタリストのキャリアは悩みがいっぱい

大学関連の市中病院、二つあるティーチングチームのもう片方を率いている同僚は、ブラジル出身の超優秀な人だ 今回色々な話を聞けたが、彼が辿った道も紆余曲折あったようだ 数年前にニューヨーク大学病院でレジデンシーをすでに終え 5年間帰国して臨床や教育に携わっており そこで集中治療と救急をメインにやっていたらしい どうりで手技は何でもできるわけだ アメリカに戻って来るに当たって家族との時間がとれて給料も悪くなく かつ教育や研究も続けられる条件に最もあっていたのがここだったらしい しかし、実際働いてみると、レジデントは学ぶ意識が低い人が多いし、研究のサポート体制はイマイチだったりと、ガッカリはしたが 家族との時間が確保できているので、満足しているそうだ しかし、彼は基礎研究も臨床研究もまずまず経験があり、それが生かされない職場なんてなんてもったいない‼️ ホスピタリスト科で研究を頑張っている人は、フェローシップ応募の準備で腰掛けでホスピタリストをやっている人ばかり 准教授陣が軒並みプロジェクトや研究をデザインし実行し論文化する経験と実力に乏しいため、自分達ジュニアファカルティー(若手指導医)は、何を始めるにも手探り まえの大学はその点、准教授から教授陣は活発にリサーチ、プロジェクト、メンタリングをしていただけにとても残念 自分がこの大学で同じような事をやってあげ、プロジェクトを始める際のプロセスをもっと簡単かつ有効にしたいのは山々だが、下っ端が変えるのはそう簡単ではない 自分もいいメンターに出会えず、途方に暮れているので、彼と似たような考えに落ち着きそうになっているが 焦らず流れに抵抗していこう 最後に、彼から君は真面目に仕事しすぎるから、今度から一緒にティーチングチームに入れて欲しくない、と冷たい事を言われたが、どうも自分があまりに自分のチームのレジデントへのサポートが手厚すぎて、肩身がせまいのと、彼のレジデントが同じレベルのサポートを要求してくるようになったらしい。 全く今時のレジデントは終わっている…

IPEセミナー振り返り

カンザス大学医学校から IPE(インタープロフェッショナル・エデュケーション)を専門にやっている人が 2時間の出張セミナーをやってくれたので参加してきた 衝撃を受けるような内容ではなかったが いかに自分がIPEに触れずに生きてきたかが良くわかった 医学生、看護学生、薬学生、呼吸療法、ソーシャルワーカーの学生、栄養士の学生 医療現場で働くすべての専門職が関わり それぞれの専門職の学生が一緒のチームに入り 実際に患者を見たり、シミュレーションをしたり 自分で始めるなり、既存のプログラムを大きくしようとすると 相当なサポートがいるので 相当の労力と時間がかかりそうだ 参加者は皆、学生を育てることをメインに捉えており 色々な面で「IPEを実践するのが難しい」 という難題を抱えているようだった 自分は「これは実臨床も多職種が協調して働くように仕掛けないと成功はないな」 と患者や職場の環境が、IPEを受け入れる環境でなければいけない とほぼ直感的に思ったが 参加者の中で医学校の教育専門家には 「なぜ、実臨床でIPEへの理解が進まないのか?」 と仕切りにこぼしている人や Kotterの第1ステップ、Sense of Urgencyをどうするか 意見交換するときに 「重要性はみんなわかってるよね」 と言い切っている人も多く 職場の環境の理解、そこで働いている人の ビジョンや考えを理解し IPEを導入して協力的な医療を行うことが 彼らの仕事や満足度を改善することを 示さない限り IPEの重要性がシェアできないという 大事なところは 全く見えていないようだった 違う職種の人が何を考えているのか、全くわからないという現実 これはすべての人に当てはまるだろう IPEを実臨床に導入するには実臨床の改善も同時に行うべきだ、と思ったことは今回のセミナーの主旨とは異るので セミナーの最後に IPEをやってきて 実臨床が協力的な医療に変わってきたという ことはありますか? と聞いて見たが...

ベンチTOベッドサイド(ENTパート2編)

一年生向け身体診察ワークショップの鼻、副鼻腔炎、口腔、咽頭を担当 最近、身体診察ワークショップと心電図レクチャーばかりやっているけど 果たして2年間でスモールグループティーチングはどれだけ上手くなったのか 自分ではよく分からないものだ 今日は、このワークショップコースを運営している先生に 自分のセッションを観察、評価してもらう予定だったが (毎度のこと)当日ティーチャー側に欠員が出て、そのせいで、彼は違う部屋のセッションに引っ張られてしまった こういうことがしょっちゅう起こるので (一学年200人以上、かつスモールグループでやるので、1回ごとに教員が10ー20人必要なので欠員が出るのはほぼ必発) フィードバックをもらう機会が減っていると思う今日この頃 今日は午前中のディレクターとの2週間おきのフェローシップミーティングで 「1回のセッションだけで、生徒といい関係を築くのは難しい、けど名前で呼ぶだけでも効果あるよ」 とアドバイスを受けたので(ワークショップは時間の制限が強く、名前を覚える余裕がない) 幸い今回は(自分がいつもごねているかいもあって?)1グループ4−5人(普段は8−9人だったりする)と少人数だったので 早速実行。意外と適応力も出てきた感じがするのは嬉しい 生徒の食いつきもよくなったせいか 自分も調子に乗って アホなこと(冗談)を言いすぎた といってもアメリカンジョークではないので (歯茎を見ているときにでも常時ライトを当てて注意深く見ている生徒に対して、「それすごくプロっぽく見えるよ、いいねー」とか、どうでもいいことを持ち上げたり) ハラスメントになってないよね?大丈夫よね? と最後に確認してしまった 自分があまりに楽しそうにやっているからか、ふざけているからか、いつもよりも生徒の受けが良かったように思う。 上の先生からフィードバックをもらえなかったのが余計残念だ。

3年生の入院ノートの添削

ここで働き始めてからずっと、頼んでもいないのに、医学校3年生の入院ノートの添削を定期的にやらされている 毎回名前が勝手にリストに入っているのだ 数人で手分けして20−30人くらいの生徒のノートを添削するが (課題の提出や添削・点数は全てD2Lというウェブ上で管理される) 去年は大体みんなやっていたのを覚えているが 今年(2017年度)は30個ノートがあったら、未開封が30件とか、ありえない状況になっていた 一個もファイルが空いていないということは、もし自分の名前がリストに乗っていて知らされていなかった場合は、自分も確実にすっぽかしていることになるのだが 2017年度になって3年生のクラークシップのディレクターが変わり、事務の人も変わったのが明らかに影響しているのだが、なぜリマインダーも何もしないのだろう 医学生は年間400万かそれ以上の学費を借金してでも払ってトレーニングを受けているのに、本当にありえないことだ 添削する側の問題としては、この添削をしても、何もフィードバックや評価はしてもらえないし、やっても自分のティーチング履歴に残るかどうかすら微妙なところ 今大学院でポートフォリオについて学んでいるだけに どうやったら、この作業をもっとRewardingなものにできるか(といっても簡単なことだが)クラークシップの担当の人はちょっとだけ考えるべきなのかも

ディレクターとの面談からのベンチトゥベッドサイド

午前中にディレクターとの定期ミーティング 行ってみたら一年目のジョーくんがいなかった 連絡なしですっぽかしたらしいが、忙しかったのかな? もし参加したくなかっただけだと、彼はフェローをやめてしまうこともありうるため心配だ(ただ普通にここで指導医として働けば良いのだから) その後は午後から一年生向け臨床推論セッションX2 初めての臨床推論セッションということで どんな質問が適切なのかを考えながらやったが うーん、出来はそうでもなかったかな というか自分が適切な質問やガイドをしていたのかがわかりづらかったので 自分では評価できない 残念ながら、メンターの先生が観察評価してくれるはずだったのが、これなくなってしまったので、あとは生徒の評価を待つほかない なぜかジョーくんが2年生向けの臨床推論セッションで高評価をとっていたので、一度見学させてもらいたいものだ 大学院で学んだことは、セッションのプラニングにはとても役立つので、あるトピックについて自分がプレゼンするときは絶大な効果を発揮してくれるのだが こういった内容ががっちり決まっているセッションは出たとこ勝負、生徒の反応次第で、臨機応変さが求められるので、なかなか高評価を得るのは難しい セッションが5時に終わって、そのまま急いでシカゴの空港まで運転 到着した先の空港でシャトルバスのドライバーが 自分だけを乗せてさっさと出発しだしたので 「何だ、もう一人先客が待ってるとか電話で言われたけど、今一人送ってるところ、の聞き間違えだったのかな?」 と思っていたら、ホテルにつくなり、ドライバーはすぐに空港に引き返して行った 一言言ってあげればよかった しかしこの1週間で、シカゴーミルウォーキー間を(疲れた状態で)3往復。 運転だいぶ慣れたなぁ あとミルウォーキーがXXと比べてある程度都会と言われる意味がわかってきた そして昨日受けた大学病院よりは今の大学病院の方が臨床やQIに関しては優秀そうだという印象も受けたので(やはりネームバリューは研究施設としての評価を多分に含むので診療の質とは直接リンクしないのか) 明日はせめて今の病院くらいのクオリティを感じたいものだ

一年生向けベンチトゥベッドサイド身体診察ワークショップ:脳神経編

いつも関わらせてもらっているお馴染みのB2B(ベンチトゥベッドサイド) 去年もやったような気がする脳神経ワークショップを再度担当 一年前よりはさすがにできるようになったなと思う反面 初めのセッションはコースディレクターの人にPeer evaluationをしてもらった時に 彼の引き出しの多さ(を感じさせる)教え方を見て まだまだだなと思った ちょいちょい口を挟んでセッションを盛り上げてくれたのだが 生徒の目線で話しかけ 生徒のニーズをわかってちょうどいいティーチングを挟んでいた 最後まさか時間が余ってしまい ボランティアに自分を診察してもらいながら 脳神経診察を通しで行うという機転も効かせたが 二人目を指名した時に ちょっとうろたえていたので すかさず彼が話題を変えて この脳神経の所見があったらどんなことを考えるかや 病態生理について説明して 見事に間を繋いだので 色々な引き出しを増やして行くことも 今後やっていこう

プロフェッショナリズム・インターセッションにファシリテーターとして参加した感想

15年に渡ってこの大学で行われているという 他のコースや臨床実習ではカバーされない Hidden Curriculum、特にProfessionalismについて 午後半日を使った医学校3年生向けワークショップに参加 200人以上の生徒が入れる大きな会場で 7−8人ずつに分かれてテーブルに座っている そこに教員が一人ずつつくわけだが 28テーブルくらいあったので 教員もそれ以上はいたということになる セッションの前に教員向けのファシリテーター訓練があり といっても説明と質疑応答のみ いまひとつ全容が見えないまま会場へ出向く 割り当てのテーブルを探すと 青いファイルの中に 思った以上に様々な用紙が入っており もちろんどれをどう使うかの事前説明はなし …結構ナーバスになる まずは全体のラージグループでのイントロダクション (全く頭に入ってこないし、あまり効果的でもなかった) そして90分間のテーブルごとのスモールグループ・ディスカッションへ まずは自己紹介したのはいいが、生徒の自己紹介をしてもらうのをすっぽかして (周りのテーブルからも自己紹介している感じは聞こえてこなかったが) 到達目標(Objectives)から役割分担を終わらせて(筆記、タイムキーパー、症例を読む人、後で発表するプレゼンター) 早速ディスカッションへ 到達目標を言う時に、ファシリテーターはプロフェッショナリズムを教えるためにいるんでなく、君らと意見交換しながら一緒に学ぶためにいるからね、と事前に教えられたポイントを押さえておいた アンプロフェッショナルな状況は常々起こり、その一番の被害者は大体ヒエラルキーの一番下にいる医学生になるので こういうセッションをすると、不快に思う生徒もいるらしい というのが理由だったか 実際のディスカッションは、まず一枚の紙に、2−4行程度のアンプロフェッショナルな行動の短い事例が10個くらい書いてあり (各テーブルで順番や内容が異なっているらしく、ファシリテーターもここで初めてどんな事例かを知るので不安になる) まずは一番上の事例から始める プロフェッショナリズムの6つの要素から 2つ軸となる要素を選ばせ 生徒の視点で議論するか、それともレジ...

2年生向け身体診察ワークショップ:呼吸器

模擬患者を使った身体診察ワークショップ これまでと違い、今回は5人のグループ、30分毎を4回 ペースも早くなるため 全員への指導は諦め 自分も第2の模擬患者になろうと決めていた おかげで全グループ、皆練習することができた上に 自分を診察した生徒にはフィードバックもしてあげられたが 模擬患者側でやっている生徒はしっかり見てあげられないので なかなか難しい。 色々ティーチングの機会がある中でも これが一番時間がタイトすぎて自由度もないので  工夫するのが困難。 次は、日本で身体診察教育をやっている人のパクリで 自分の体に各臓器のランドマークを書いていくか?

心電図講義の後日談

4年生向け心電図講義をした後に、同僚が不整脈の講義をやっていたので 丸かぶりしていないか心配していた たまたま勤務が一緒になったので聞いてみたところ 「君の講義でしっかり仕込まれていたから、学生たち何でも答えてたよ」 と言われた。 じ、実は、不整脈に関してはメカニズムや治療についても触れていたんです というのもバツが悪く 「いやー自分のは心電図中心だったけど、よくできる学生だったよね」 ということで納得してもらった。 実際アメリカの医学生は勤勉で優秀な人も多いので 自分の講義の影響などあまり関係ないだろう しかし彼がどんな内容をしゃべったのか検討もつかないが 絶対にかぶっていただろう

医学校4年生向け心電図レクチャー

去年4年生に心電図レクチャーしてからと言うものの ずっと4年生向けのレクチャーのお声がかからなかったものだから てっきり評価が低く見捨てられたのだろうと思っていた。 ペーパー上での評価は平均以上だったはずだがその程度では御呼びでないのだろうと。 先月、最近レクチャーのお誘いが来なくなってるとプログラムディレクターに言ったところ、どうも事務の人に忘れ去られていただけのようだった。 1年ぶりの心電図レクチャー しかも前回は大学院も通い始めたばかりだった 今では効果的なレクチャーを計画し、準備し、実行するための知識がある そうだ、絶対前回より良くなるはずだ! と、圧倒的な自信と大学院の課題が進まないという悲壮感と共に 今まで蓄積したツールを使いながら準備してみた。 去年も結構頑張って準備したと思ったが 今回の方がはるかに時間がかかった 間違ったことを教えないようにテキストを確認したのもあって 60分の講義の準備に10時間くらいはかかっただろうか? (日曜午前と月曜午前を丸々使った) まずは、レッスンプランをワードの表を埋めていく形で 達成可能な目的(Learning objectives)を書き カバーするトピックを書き出しBlueprint(青写真)を作っておき それらを3つのテーマ、セクションにわけ1セッション15分くらいに設定し 3セッションで始めのイントロ部分、セクション間の休憩、クロージャーの部分を含め60分にする 使いたいテクニックや方法、テクノロジーを考えてメモ 大学院外では初めての実践であったので ここで思ったより時間がかかったが これは効果抜群だった 実際のスライド作りに入った時に 適当に作るのではなく レッスンプランに沿って粛々と作るだけになるので 忘れたら次なにをするかすぐに確認できるし 成人学習理論やらを適応したスライド作りに集中できた 当日、お腹の調子が悪くご飯もろくに食べずに臨んだので 声の張りもなく、カミカミな部分も多くなったが 明らかに生徒たちの食いつきが良かった レベルも丁度良いと良いフィードバックももらえた 改善点は、心電図をプロジェクターに映すだけでなく 生徒たちのタブレットやパソコンで見れるようにしてほしいと あ...

ベンチTOベッドサイド(臨床推論・消化器疾患編)

先週は腹部の身体診察ワークショップだったが 今週は腹部疾患の臨床推論 やはりまだ2年生で始まって間もないということもあり 昨年度末に担当した時よりも だいぶ2年生らしい生徒たちだった 質問や発言に対して、なぜそれを聞くのか聞いていくが 医学校に入って初めての臨床推論セッションらしく 多くは語ってくれなかった よって進行は早く進み 先週とは打ってかわって 5分前には余裕で終わった あとはベースの知識が乏しいと なかなか深めて話すポイントもよく分からない という発見もあった あまり細かい話をしても おそらく長期記憶には残らないだろうから とにかく質問して 答えてもらう方が有益だろうが どういった質問・内容が 2年目になって2ヶ月も立たない医学生にとって最適かは よく分からない 最後にワンセンテンスサマリーの練習をしてもらったが 思った以上に皆練習に前向きだったので やはり何かしらのレベルにあった タスクがあると良さそうだ

ベンチTOベッドサイド(腹部診察編)

今日は3ヶ月ぶりくらいの医学生へのティーチングセッション ワークショップ形式で、Standardized Patient(患者役をしてくれる一般の方)を使っての基本的な診察の仕方を実践練習するというもの 去年見学したことがあったので自信を持って臨んだが 1時間のセッションX2セットで まさかの撃沈😱💣💥 最初のグループは、思った以上によくできた 時間より早く進行できた上に、全ての学生がいっぱい練習できていた 問題は次のグループ。 まずボランティアを買って出る生徒はいない。 さらに全然できていないので一人一人により時間がかかる。 「待っている間、練習しといてねー」、って言ってるのに 聞こえないふりか?と思うくらいに練習を放棄し いざ自分の番になったら全くできてないだとぉ‼️ おかげで最後まで終わらなかった上に、各自の練習量は半分程度💧 そもそも待っている間生徒同士で練習するために ボランティアを募るシステムは ワークショップの指示には含まれていないので強制できない🙅 生徒8:模擬患者1じゃ 時間的に相当きついのがわかりきっているので ダメ元で聞いていたのであった😭 さすがに前のセッションとの格差が酷すぎるので、 コースディレクターに、このことは報告しておいた。 全てをカバーし練習までするのは時間的に厳しいよ、とも スモール・グループにする場合、多くの教員が必要になるので 内容とタイムラインを標準化することは重要だが 内容を詰め込み過ぎてもよくない 教員によって再現できない人が出てくるからだ そこはよく勉強になった😢

PreziとGoogleSites使ってみた

大学院の最終課題の一つに テクノロジーを使用した指導法のプランを作成するというのがあった 楽しめる課題だし 全てのコースの最終課題はポートフォリオに入れても大丈夫なようにしっかり仕上げることを目標にしている さらにこの課題は、今後のティーチングにそのまま使えるので プランどころではなく、ほぼ内容も完成させて提出した🙆 プレゼンを作るのにPreziを初めて使ってみたが 慣れないとまぁサクッとは作れない でもパワポよりははるかにヴィジュアルが良い🙆 タダで使うと、キープできる容量が相当限られてしまうので お金に余裕があれば会費を払っても良いくらい🙆 ただPoll Everywhereをリンクさせようと思ったら Preziには対応していないっぽい🙀 ナレーションも入れられたら完璧だが、それは今回は深く調べず Google Sitesは自分のePortfolioに使おうと思っているものだが タダで使える上に 自分のサイト内にOnline classroomを作るのも ポートフォリオを作るのも Google driveやGoogle Docsとのやりとりも 簡単にできるので、かなり期待している👍 使える容量が相当少ないのが難点だが ファイルをアップロードするのでなく ファイルへのリンクを貼るだけにすれば全く問題なさそうである👌 自分がWindows使いだったら OfficeのOne noteやら選択肢が増えてもっと悩んでいたと思うが 簡単にレベルの高いサイトが作れるWordPressもポートフォリオの候補に上がっていたが Online classroomを作るのには向かなそうなのと (別にMoodleやGoogle Siteを使うことになる) レベルが高いゆえに、例えば就活で「これが自分のポートフォリオだからみてください」とか言った時に、ちょっと恥ずかしくなりそうでやめた😳 何か組織のウェブを作るときはWordPressはいいチョイスだと思った。 結局、提出した渾身の作品は、たった一人のクラスメートからしかフィードバックが来ず あえなく撃沈💔(人気のあるポストにコメントが集中しやすい) その人からはこれ以上ないほど褒めちぎられたからまぁ...

レクチャーの見学

フェローシップの必須項目として、月1回ペースで他の教育者のレクチャーを見学すること、が義務付けられている。初めの3ヶ月くらいは真面目に見学していたが、秋以降忙しくなってからは、最も鬱陶しい時間となってしまった。 そもそも、臨床教育医は学習理論やら指導デザインなど学んでいないので、基本的に自分の経験の中で効果的だと思うことをやっている場合が多い。 去年、まだ大学院も始まったばかりの頃は、どんな見たこともないレクチャーをやってくれるのか興味があったが、すぐに、誰もそんなイノベーティブなレクチャーをしていないことに気づいた。 1年間で、唯一、周術期科の尊敬する教授が成人学習理論に合致するアプローチを効果的に使っているのを見れたくらい(ChunkingやらContrastingしていた)。この大学に限った問題ではないだろう。 冬の間は、あまりにやることが多すぎて、見学をひたすら拒否していたため、6月の年度末までに必要な見学数が2つ不足していた。 なので、先週2つ見学。 一つ目は消化器科の教授で、医学生向けのコースを持っている年配の人。 腹痛について3年生?に話していた。 パワポは文字が少なく写真や絵ばかりでそこは良かった。 教えるポイントもあらかじめ絞っているようでそこも良かった。 ペースもよくレベルもうまく聴衆に合わせていた。 導入はあったもののObjectiveがはっきりしない状態で始め、1時間ぶっ通しで進めていたのは聞いている方からはストレス。 Objectiveとタイムラインを明確に表示すべきだろう。 大きなテーマに分けて(例えば1、病歴 2、診察など) テーマごとに20−30分と決めて、区切りをつけてあげると良い そして各テーマなり全体最後のClosureで、整理する時間を作ってあげる そこでアセスメントを行なってもよし この一年で学んだことがツッコミとなって沸沸と湧いてきた。 さすが熟練の教育者なだけあり、十分生徒の反応は良い方であったが、一部は死んだ目で聞いていたり、オンライン問題集で試験勉強に勤しんだりしていた。 Engagementを良くするには、やはり何かしらのアクティビティがないと辛い 一部の積極的な生徒だけが発言してしまう Audience Response Syst...

Mendeleyを使ったみた

今学期ではInstructional design and Technology in Medical education的なコースもとっており、 そこでいろいろなレッスンにとどまらない教育のデザイン方法やツールを学んでいる。 その中でリサーチコラボレーションに使えるMendeleyも紹介されており、早速サンジェーの研究のために使用してみた(無料)。 機能としては、 論文検索、管理ができるEndNoteと それ以外のファイルもどんどんアップ・共有できるGoogle docやDropboxに さらにアップした論文やファイルにマーカーをつけたりメモが書き込めるApp(しばらく使ってないから忘れた) を合わせたような感じ。 プライベートで自分だけのファイル保管にしてもよし、共有して誰でも同じプロジェクトに取り組むでもよし。 かなりいけていると思った。 次の日開くと、アップしたファイルの多くがアクセスできなくなっていた。 どうも、アップ元のコンピューター内でファイルを移動させたのが原因か? ファイルをアップしているというよりリンクさせているだけなのかもしれない はっきりしないが、解決策が見つかるまでは共同研究で一時的に使うのが良さそう