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10月, 2015の投稿を表示しています

フェローシップ面接1:ベイビュー。Visaとフェローシップに関するメモ

ジョンズホプキンスベイビューのホスピタリスト フェローシップの面接を受けて、ビザに関して学ぶことがあった。 ACGMEの認可を受けていないフェローシップであり(後日調べたらnon standard training programであることは別に問題ない)、クリニカルサービスはアテンディングと同じように独立して患者を診るため(ECFMGのサイトに、independent billingをしないことが条件と書いてある)、J1 Visaでの就労は不可能とのことだ。 面接に呼ばれているので、採用が不可能なわけではないようだが、基本的にJ Visaの人を採用するのは、外国人を雇うのに物凄く長けているその病院ですら難易度が高いようだ。 Jの人を雇う場合、ビザを「必ず」変更しなくてはならない。その場合、第一選択となるのが、H1Bへの変更だそうだ。そのためには、まずJ1 Waiverの申込みをしなければならないが、それは州によって応募開始の時期と、年間の人数枠が個別に決められている。まずはその2年縛りのルールを解除する資格を得なければいけないと言うわけだ。年度により応募の増減はあるだろうが、万一外れた場合、H1への変更の希望は、その年は消滅する。 もしWaiverがとれれば、すぐにH1の手続きを開始し速やかにビザの変更を行うという流れだ。H1の手続き自体は非常に慣れているらしく、事務のトップの方曰く、そこは全く問題にならないという。 H1のさらなるメリットとしては、H1の期限が切れるまで米国で働いていれば、その時点でグリーンカードの申請へ続くことだ。 ところが、Waiverを取得できず、O1 への変更を余儀なくされる場合がとても厄介そうである。そもそもO1 自体が、研究実績や、権威の方からの支持など、多くの書類作業や時間が必要で条件が厳しい。ただ、O1 の手続きも過去に何度か経験があるらしく、自分のような経歴でも不可能ではないかもしれないとのことだ。 O1 に変更できたとしても、J Waiverをしたわけではないので、何年でも米国で働くことは可能だが、2年帰国ルールは残り続けるため、上記のウェイバーをするプロセスを経ない限りビザ問題から解放されることは難しいようだ。 また、Hビザでフェローを雇う場合(これは通常のACGMEに認可されたフェローシップ...

NY州のドライバーズライセンス(driver's license) 2015

Gmailのアカウントで日記が書けることをすっかり忘れていた。気づけば一年が経つことに驚いていたが、そもそも1年前に日記を書いていたことに驚ろいた。どうせ続かないだろうが、時々感じたことなどを書いておくようにしよう。 最近NY州の運転免許を取得した。来年、レジデンシー卒業後にニューヨークを離れることを見越して、引っ越してすぐに運転できるようにしておくためだ。妻も路上試験を予約する段階まで来ている。なかなか簡単には取らせてくれないので、せっかくなので記録しておこう。 州のDMVのサイトで必要書類を確認し、筆記試験を予約してLearner Permitを取得するまでの流れ まずは、Learner Permitとかいう仮免許的なカードをゲットしなくてはいけないが、カード発行に必要な項目はNY州のDepartment of Motor Vehivle(DMV)のサイトに明記されている。 自分のように、ビザ持ち、ソーシャルセキュリティー番号がある場合、ソーシャルセキュリティーカード(2点)、パスポート(3点)の他に、もう1点の身分証明が必要になる(計6点)。メジャーなクレジットカードやデビットカードが1点なので、自分のは簡単に条件を満たした。 妻のように、ビザ持ち、ソーシャルセキュリティー番号なしの場合、パスポートの他に、追加で後3点が必要になる。これがなかなか直ぐには集まらない。銀行のデビットカードを自分の口座を使って作成し1点。銀行のデビットカードを作る時も住所を証明する郵便物などが必要であり、ケーブルテレビの請求書に妻の名前を連名で載せてもらって、翌月の請求書がくるまで待機して、1ヶ月待った。そのケーブルテレビの請求書で1点。もう1点は健康保険のカードでまかなった。 書類が揃えば、ネット上で、筆記試験の予約をして、当日に書類を持ってDMVへ。試験は日本語で受けることが可能。変な和訳がしてあるが、内容は非常に簡単で、ちゃんと資料に全て目を通したのが、馬鹿らしく感じるほどだった。その場で採点されそこから、書類審査、写真、支払いなど済ませてpermitの紙をもらえた。2週間後くらいに、ちゃんとしたID cardのようなpermitが郵送される。 SSNがない人、子供連れは要注意 妻の場合は、もっと大変であった。やっ...