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2月, 2016の投稿を表示しています

ボードレビューという苦行

三年生は病院が費用を負担して、オーサムボードレビューという内科専門医試験のための短期コースを受けることができる。このコース、週末に開催されているコマだと、朝7時から夜7時半までレクチャーを聞き続けるという苦行なのである。

NY州のドライバーズ・ライセンス(driver's license)- J2の人はさらに大変!

最近妻がNY州の運転免許を取った。いや、取ろうと悪戦苦闘している。J2でsocial securityがない状況で免許を取る人が他にもいるかもしれないので、同じpitfallに落ちないよう記録しておく。 マンハッタン生活では車は一切不要、そもそもレジデントの給料では車を維持できないので、自分が3年目になり次の行き先を考え始めるまで、二人とも免許を取る気が全く起きなかった。振り返ると、時間的に余裕のある2年目までに取っておくべきだった。先輩がインタビュー旅行で運転したりするから、2年目に取っておくべきと言っていたな。しかし、ここまで時間がかかるものとは。。。 妻はJ2ビザで、まずsocial security numberが与えられていない(J2の場合、H2と違って働くことが可能と聞いており、就労許可申請をお金を時間をかけて行えば、就労のためにSocial security numberが与えられるそうだが)。よって、Learner permit(仮免)申請に要する書類が増えより面倒なのだ。自分と同じ、DMVの定める本人確認できるものを6点分集めなければならない。パスポートが3点。あと3点分必要。 試練その1:書類集めに時間がかかる まずは、銀行のデビットカード(1点?)を作るところから。ここでまず住所確認できるものがなくつまづく。なので、インターネットの請求書を連名(utilityのbillは1点?)にしてもらい、翌月の請求書が届くのを待ってから、再度銀行に出向いた。あとは、健康保険カードで1点で6点集まったような覚えがある。 簡単なように見えて、インターネット請求書を待ったり、デビットカード発行を待ったりと、ここまでに1ヶ月半はかかっている。 それからDMVでの筆記試験を予約し、忌々しきDMV(何度通ったことか!)へ筆記試験とLearner permitの申請へ。 試練その2:手間のかかるIneligibility letterと子供を連れてったら試験を受けれないDMV Social securityがない場合、まずはSocial Security AdministrationのOffice(マンハッタンだと大分南のダウンタウンにある)に言ってIneligibility letterを発行してもらわねばならない。これは予約などなしに

ホスピタリストフェローシップ面接:最終章 またまたシカゴ大学

一度キャンセルになったシカゴ大学の面接ため、シカゴへ二度目の訪問をしてから2週間が経った。これが予定していた最後の面接であり、昨年6月から推薦状などの応募の準備を初め、9月に応募開始したフェローシップマッチへの道程も最終章となった。 NRMPによるマッチングを通さない個別申込のため、3人から4人の推薦状ライターにプログラムごとに、レターの宛先、送り先、メールなのかEメールなのかを変えて送ってもらわねばならず、色々と面倒な過程だった。 結局、アカデミックトレーニングが出来かつ院内でのレジデント教育やリーダーシップといったバランスの取れた2年以上のプログラムが自分の中で最低条件だったので(振り返ると厳しすぎる条件だったなぁ、ビザの事を軽く考えていたなぁと反省するばかりですが)、結局ネット検索と職場のホスピタリストと学会でであった医学教育系フェローシップのフェローやプログラムディレクターへの聞き込みからは、全米で5つのプログラムしかリストアップ出来なかった。 1年のプログラムは、始まってすぐに就活をしなければならず、わずかながら存在するであろうJ1 waiverできるアカデミックポジションを探すか(ホプキンスベイビューはその1つ)、よりハードルの低いアカデミックでないJ1 waiverポジションを探すか(都市部や都市部に近いが治安が悪く忙しい病院や、田舎の小さめの病院がターゲットになる)、もしくはO1をスポンサーしてくれるアカデミックポジションを探すか、またその全てを視野に手広く探すことを必要とするため、1年と2年の違いは自分の中では大きかった。 フェロー後の就活の不安もあって、ファカルティとして残れる可能性についても重視していたが、それはスクリーニングの段階では考慮しなかった。 結局、5箇所のうち3箇所から面接のオファーがきたので、そもそもビザ持ちはダメだとか書いてある割には良い感触だった。そのためにレジデンシーの2年間で履歴書を立派にして、プロジェクトやコースにも取り組んだので、そこはちゃんとやれていたようだ。 シカゴ大学は想像はしていたが、想像以上にアカデミックな大学であり、hospital medicine、education関係のリサーチはもう随分とされている印象だった。まぁ事前にインタビュアーの論文のアブストラク