最近妻がNY州の運転免許を取った。いや、取ろうと悪戦苦闘している。J2でsocial securityがない状況で免許を取る人が他にもいるかもしれないので、同じpitfallに落ちないよう記録しておく。
マンハッタン生活では車は一切不要、そもそもレジデントの給料では車を維持できないので、自分が3年目になり次の行き先を考え始めるまで、二人とも免許を取る気が全く起きなかった。振り返ると、時間的に余裕のある2年目までに取っておくべきだった。先輩がインタビュー旅行で運転したりするから、2年目に取っておくべきと言っていたな。しかし、ここまで時間がかかるものとは。。。
妻はJ2ビザで、まずsocial security numberが与えられていない(J2の場合、H2と違って働くことが可能と聞いており、就労許可申請をお金を時間をかけて行えば、就労のためにSocial security numberが与えられるそうだが)。よって、Learner permit(仮免)申請に要する書類が増えより面倒なのだ。自分と同じ、DMVの定める本人確認できるものを6点分集めなければならない。パスポートが3点。あと3点分必要。
試練その1:書類集めに時間がかかる
まずは、銀行のデビットカード(1点?)を作るところから。ここでまず住所確認できるものがなくつまづく。なので、インターネットの請求書を連名(utilityのbillは1点?)にしてもらい、翌月の請求書が届くのを待ってから、再度銀行に出向いた。あとは、健康保険カードで1点で6点集まったような覚えがある。
簡単なように見えて、インターネット請求書を待ったり、デビットカード発行を待ったりと、ここまでに1ヶ月半はかかっている。
それからDMVでの筆記試験を予約し、忌々しきDMV(何度通ったことか!)へ筆記試験とLearner permitの申請へ。
試練その2:手間のかかるIneligibility letterと子供を連れてったら試験を受けれないDMV
Social securityがない場合、まずはSocial Security AdministrationのOffice(マンハッタンだと大分南のダウンタウンにある)に言ってIneligibility letterを発行してもらわねばならない。これは予約などなしに行って書類をかけばすぐに発行してくれる。ただ場所が離れているので面倒くさいのと、レターの有効期限が発行後1ヶ月ということが要注意事項である。
DMVに妻と子供(当時生後10ヶ月くらい?)を二人で行かせたところ、子供がいてはダメだと試験受けさせてもらえず。仕方なく、自分が付いていける日まで(2週間近く)待ってもらい、再度トライしてようやく試験を受けさせてもらえた。しかしここからさらに試練。
試験をパスしたはいいが、今度はineligibility letterの承認が必要とのことで、2−3週間ほどこちらからの電話連絡を待てと。「ハァ?」と心の声が久しぶりに出てしまっていたかもしれないが、1回目来た時も書類の確認をしたにもかかわらず、その時はレターの確認の話は出ず、試験をパスしてやっとレターの確認作業を始めるというのはもう勘弁してほしいと切に願っていただけにショックだった。電話が来たら、またDMVに来なければならず、その時に写真を取り直したりお金を払ったりしてLearner permitがもらえるとのこと。
2週間ほど連絡を待って再度DMVへ行き、ようやくLearner permitをゲット。ここまでで3回DMVへ足を運んでいた。あまりに融通の利かないDMVのお役所対応に妻はむっすりした顔で写真を撮る羽目に。
そこから、MidtownにあるFuji driving schoolにて5時間講習を受け、いざロードテストの予約を!と思いきや、年末年始を挟んでいるためかいつもよりさらに予約が先に。自分の時は2ヶ月先以降だったが、今回は3ヶ月!結局あまりに先すぎて、自分が子供の面倒を見れるかも不明のため、後日改めて3ヶ月後の予約を取ってもらった。
試練その3:Fuji driving schoolとは用心深く付き合う必要あり
Fuji driving schoolの悪夢についても記録しておこう。
自分もそうしたように、妻もロードテストの直前に路上練習を一度だけ頼んでおいた。自分の時は、数日前には予約していたにもかかわらず、インストラクターに連絡が入ったのは前日の夜中、しかもテキストでも電話でもなくメールでのお知らせだったため、インストラクターはメールをチェックしておらず、Fuji driving schoolで待った挙句、インストラクターは帰ってしまうところだった。
妻の場合はそれを遥かに超える事態が起こった。
路上練習も路上試験も、自分が子供を平日に見れるように、3ヶ月も前から休み申請をしてその二日間はシフトからはずしてもらっていた。路上練習は滞りなく終了。ホワイトプレーンズのシアーズというモールで娘と3−4時間一緒に待っていたが、体力的に死ぬほど辛かった。
そして運命の路上試験の日。自分はまた娘と、同じホワイトプレーンズのシアーズというモールでお留守番。一発合格を信じて、今日を乗り切れば、この体力的に拷問にも思える娘との時間も報われるというものだ。
さてここからは妻の体験談だが、試験前に45分程度の練習があるので、普通に練習をして、心技体ともに準備万端な状態でいざ試験場へ。その時間帯の一番乗りだったらしく、時間になったらすぐに始まったそうな。始まる前には、インストラクター(そういえば自分がお世話になった同じ人)から、あの二人はどっちになっても優しいから、ラッキーだったね!と背中を押されて、イケると思っていたらしい。
ついに女性試験管が乗り込み、Learner permitや5時間講習修了証を確認され、さぁ出発か!と思いきや、試験管曰く、「あなたの名前が予約者リストに載っていない」とのこと。
二人揃って?となったそうだが、インストラクターがDriving schoolに確認して予約を再度確認してもらったところ、予約日を間違えて妻に伝えていたことが発覚!
不幸中の幸いか、予約日は4日後だったので、再度その日に受けることができ、また2−3ヶ月待たされることはなかった。自分は仕事だったので、試験中はインストラクターに娘を見てもらったそうな。妻のテンションも奈落の底まで落ちてしまっていたので、盛り上がらなかったが、一発で合格してくれた。
本来なら、1−2週間後にdriver's licenseが郵送されてくるのだが、ここで最後の試練がまちかまえていた。
試練その4:Social security numberがないと、3ヶ月毎に新たにIneligibility letterやら本人確認が必要
郵送されたきたのは、ライセンスではなく、Unable to process your request for driver's licenseという手紙だけだった。また6点分の本人かくにんの書類とIneligibility letterを持ってDMVにライセンス申請に行くような指示が書いてある。
Ohhh noooo....!!!!
すぐにDMVに電話したが(Albanyにある本拠地のOperatorにしかつながらない)、2回たらい回しにされてやっと担当の部署へつながった。その人曰く、「あぁ、なんばーない人は前回の確認から3ヶ月を過ぎるとまた同じことやんないといけないのよ」と軽ーく言ってくれた。
...よくぞ言ってくれた、その潔く、軽い言い方。確かに、3ヶ月以上たってるよね。
というわけで、またsocial security officeへ出向き、letterをゲットしてDMVへ。
ineligibility letterがあると、supervisorと呼ばれる人の窓口に行かないと話が進まず、必ずと言っていいほど、入り口にいる職員に普通の窓口に一回通されてから、そこから、supervisorの窓口へ行けと無駄な時間を過ごすのだが、今回もそんな流れだった。
Supervisorがletterを受け取って、またレターの確認に2−3週間かかるから、DMVから連絡が来たら、またDMVに再度出向いて、ようやくライセンスのための本人確認書類が受理されるとのお返事。
ライセンスが手に入るまでDMVに計五回足を運ぶことになったとさ
マンハッタン生活では車は一切不要、そもそもレジデントの給料では車を維持できないので、自分が3年目になり次の行き先を考え始めるまで、二人とも免許を取る気が全く起きなかった。振り返ると、時間的に余裕のある2年目までに取っておくべきだった。先輩がインタビュー旅行で運転したりするから、2年目に取っておくべきと言っていたな。しかし、ここまで時間がかかるものとは。。。
妻はJ2ビザで、まずsocial security numberが与えられていない(J2の場合、H2と違って働くことが可能と聞いており、就労許可申請をお金を時間をかけて行えば、就労のためにSocial security numberが与えられるそうだが)。よって、Learner permit(仮免)申請に要する書類が増えより面倒なのだ。自分と同じ、DMVの定める本人確認できるものを6点分集めなければならない。パスポートが3点。あと3点分必要。
試練その1:書類集めに時間がかかる
まずは、銀行のデビットカード(1点?)を作るところから。ここでまず住所確認できるものがなくつまづく。なので、インターネットの請求書を連名(utilityのbillは1点?)にしてもらい、翌月の請求書が届くのを待ってから、再度銀行に出向いた。あとは、健康保険カードで1点で6点集まったような覚えがある。
簡単なように見えて、インターネット請求書を待ったり、デビットカード発行を待ったりと、ここまでに1ヶ月半はかかっている。
それからDMVでの筆記試験を予約し、忌々しきDMV(何度通ったことか!)へ筆記試験とLearner permitの申請へ。
試練その2:手間のかかるIneligibility letterと子供を連れてったら試験を受けれないDMV
Social securityがない場合、まずはSocial Security AdministrationのOffice(マンハッタンだと大分南のダウンタウンにある)に言ってIneligibility letterを発行してもらわねばならない。これは予約などなしに行って書類をかけばすぐに発行してくれる。ただ場所が離れているので面倒くさいのと、レターの有効期限が発行後1ヶ月ということが要注意事項である。
DMVに妻と子供(当時生後10ヶ月くらい?)を二人で行かせたところ、子供がいてはダメだと試験受けさせてもらえず。仕方なく、自分が付いていける日まで(2週間近く)待ってもらい、再度トライしてようやく試験を受けさせてもらえた。しかしここからさらに試練。
試験をパスしたはいいが、今度はineligibility letterの承認が必要とのことで、2−3週間ほどこちらからの電話連絡を待てと。「ハァ?」と心の声が久しぶりに出てしまっていたかもしれないが、1回目来た時も書類の確認をしたにもかかわらず、その時はレターの確認の話は出ず、試験をパスしてやっとレターの確認作業を始めるというのはもう勘弁してほしいと切に願っていただけにショックだった。電話が来たら、またDMVに来なければならず、その時に写真を取り直したりお金を払ったりしてLearner permitがもらえるとのこと。
2週間ほど連絡を待って再度DMVへ行き、ようやくLearner permitをゲット。ここまでで3回DMVへ足を運んでいた。あまりに融通の利かないDMVのお役所対応に妻はむっすりした顔で写真を撮る羽目に。
そこから、MidtownにあるFuji driving schoolにて5時間講習を受け、いざロードテストの予約を!と思いきや、年末年始を挟んでいるためかいつもよりさらに予約が先に。自分の時は2ヶ月先以降だったが、今回は3ヶ月!結局あまりに先すぎて、自分が子供の面倒を見れるかも不明のため、後日改めて3ヶ月後の予約を取ってもらった。
試練その3:Fuji driving schoolとは用心深く付き合う必要あり
Fuji driving schoolの悪夢についても記録しておこう。
自分もそうしたように、妻もロードテストの直前に路上練習を一度だけ頼んでおいた。自分の時は、数日前には予約していたにもかかわらず、インストラクターに連絡が入ったのは前日の夜中、しかもテキストでも電話でもなくメールでのお知らせだったため、インストラクターはメールをチェックしておらず、Fuji driving schoolで待った挙句、インストラクターは帰ってしまうところだった。
妻の場合はそれを遥かに超える事態が起こった。
路上練習も路上試験も、自分が子供を平日に見れるように、3ヶ月も前から休み申請をしてその二日間はシフトからはずしてもらっていた。路上練習は滞りなく終了。ホワイトプレーンズのシアーズというモールで娘と3−4時間一緒に待っていたが、体力的に死ぬほど辛かった。
そして運命の路上試験の日。自分はまた娘と、同じホワイトプレーンズのシアーズというモールでお留守番。一発合格を信じて、今日を乗り切れば、この体力的に拷問にも思える娘との時間も報われるというものだ。
さてここからは妻の体験談だが、試験前に45分程度の練習があるので、普通に練習をして、心技体ともに準備万端な状態でいざ試験場へ。その時間帯の一番乗りだったらしく、時間になったらすぐに始まったそうな。始まる前には、インストラクター(そういえば自分がお世話になった同じ人)から、あの二人はどっちになっても優しいから、ラッキーだったね!と背中を押されて、イケると思っていたらしい。
ついに女性試験管が乗り込み、Learner permitや5時間講習修了証を確認され、さぁ出発か!と思いきや、試験管曰く、「あなたの名前が予約者リストに載っていない」とのこと。
二人揃って?となったそうだが、インストラクターがDriving schoolに確認して予約を再度確認してもらったところ、予約日を間違えて妻に伝えていたことが発覚!
不幸中の幸いか、予約日は4日後だったので、再度その日に受けることができ、また2−3ヶ月待たされることはなかった。自分は仕事だったので、試験中はインストラクターに娘を見てもらったそうな。妻のテンションも奈落の底まで落ちてしまっていたので、盛り上がらなかったが、一発で合格してくれた。
本来なら、1−2週間後にdriver's licenseが郵送されてくるのだが、ここで最後の試練がまちかまえていた。
試練その4:Social security numberがないと、3ヶ月毎に新たにIneligibility letterやら本人確認が必要
郵送されたきたのは、ライセンスではなく、Unable to process your request for driver's licenseという手紙だけだった。また6点分の本人かくにんの書類とIneligibility letterを持ってDMVにライセンス申請に行くような指示が書いてある。
Ohhh noooo....!!!!
すぐにDMVに電話したが(Albanyにある本拠地のOperatorにしかつながらない)、2回たらい回しにされてやっと担当の部署へつながった。その人曰く、「あぁ、なんばーない人は前回の確認から3ヶ月を過ぎるとまた同じことやんないといけないのよ」と軽ーく言ってくれた。
...よくぞ言ってくれた、その潔く、軽い言い方。確かに、3ヶ月以上たってるよね。
というわけで、またsocial security officeへ出向き、letterをゲットしてDMVへ。
ineligibility letterがあると、supervisorと呼ばれる人の窓口に行かないと話が進まず、必ずと言っていいほど、入り口にいる職員に普通の窓口に一回通されてから、そこから、supervisorの窓口へ行けと無駄な時間を過ごすのだが、今回もそんな流れだった。
Supervisorがletterを受け取って、またレターの確認に2−3週間かかるから、DMVから連絡が来たら、またDMVに再度出向いて、ようやくライセンスのための本人確認書類が受理されるとのお返事。
ライセンスが手に入るまでDMVに計五回足を運ぶことになったとさ
コメント
コメントを投稿