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10月, 2016の投稿を表示しています

医学部2年生向けb2b(ベンチーとぅーベッドサイド)セッション

前回3年生向け臨床推論セッションを担当し、評価も悪くないとのことだったので、今回は2年生向け臨床推論セッションを担当させてもらった。 症例も主訴:胸痛で似ていたので、前回の反省を踏まえながら準備を心がけた(結局準備不足になったが)。前回の3年生のときは、結構病歴聴取の所はすでにできるので、よりそれ以降の鑑別とマネジメントの議論に時間を割いた方がengageできていたが、2年(まだ病院実習やってない)と3年(病院実習始まっている)ではだいぶ経験値に差があるので、学習者のレベルを探りながらやりたいところだった。 このb2bは、スライドも症例もセッションのスケジュールも分単位で決められており、講師はモーニングレポートスタイルで、患者のフリもしながら一つの症例を病歴、身体所見、鑑別し、学生は後日、期限内までにアセスメント・プランを作成して提出しそれを採点評価に使うようだ。 1時間のセッションx2を担当した。1グループ8人。スケジュールがかなり厳しめに設定されており、学生の理解度を探るどころではなかった。このセッションはよく標準化されていると思うが、講師側はそうとうファシリテーターとして訓練されていないと時間通りに全ての内容をカバーしつつ、学習者にどんどん発言を促すのは難しいと思った。 特に臨床推論は、学習者が思考過程を発言しないと意味が薄れてしまう。不思議なことに、1回めのほうが、学習者の発言はよくひきだせていたと思う。2回目はちょっと欲がでたのか?自分がしゃべる時間が増え、時間に追われる感覚が強烈にあり、さすがに1日の最後のセッションだったので、学習者も疲れていて発言をうまくひきだせた感じがない。 メンターがだれも見にこれず、あとは学生のフィードバックに頼るしかないが、せめて録音・録画しようと思っていたが、時間へのプレッシャーが大きくすっかり忘れていた。

内科専門医

米国内科専門医試験に合格していた。 レジデントのときに「ちゃんと準備しないと落ちる」とさんざん脅され、年明けから6ヶ月以上かけて勉強する人たちが周囲に続出していたが、自分は日本の大学受験と国家試験以外で数ヶ月に渡って試験勉強をしたことがないし、する気すら起きなかった。 結局、無料で(しかし半強制的に)受講できたボードレビューと、米国内科学会が出しているMKSAPの循環器だけやって6月のレジデンシー卒業を迎えた。このボードレビューは相当の苦行で、1日12時間ひたすら早口のインド訛りの先生の講義を聞き続けるのを貴重な週末をつぶしながら数回に渡って耐えなければならない。 今の病院に移ってからわかったのは、他から来た先生たちは、ボードレビューすら受けていない(プログラムはお金を出してくれないので高額)、問題集も自分と同じ程度しかしていないということだった。危機感はあるものの、問題集を全部やる気もさらさらなく、必要性もないという。 落ちる人はいるが、そんなにいないという合格率を考えれば確かに、合格するだけなら完璧に準備する必要はないというのは最もな考えだった。上の先生たちも、自分が「準備がとても間に合わないからやばい」といっても、問題集を頻出のところだけやれば大丈夫でしょ、と全く心配されなかった。 結局、自分に合ったスタイルでやるしかないと思い、8月に入って直前2週間だけ、問題集をやった。全ての問題はこなせなかったが、確かちょうど50%やった。リウマチ、総合内科、皮膚科辺りは手をつけなかった。直前の2日間はボードレビューの本をにらめっこした。正直これだけ中途半端にやって見直しもないやりっぱなしだと、スコアへの影響は微々たるものだっただろう。 スコアは1SD程度のところに位置していたので、80 percentileくらいだろうか。さすがに、誰も勉強せずに受けるIn training examからは位置が落ちてしまう印象だ。 通常なら資格が増えることに喜びを感じるところだが、何の感慨もなく終わった。修士課程修了して学位(MEd)がもらえたら少しは嬉しいのだろうか。

Master of education week 7 -8

10月に入ってから一度も日記を書いていなかったらしい。時間が経つのが早すぎる。それだけ忙しくしているのかもしれないが、妻に言わせれば(仕事を)サボっているらしい。 先週1週間風邪やら蕁麻疹やらで大学院の宿題をこなすだけで終わってしまったので、それも大きいだろう。 体調もだいぶ改善してきたところで、週末にシカゴまで運転した。初めて30分以上の運転をした気がするが、1時間半以内に空港、ミツワ、イケアあたりには行けるので、日帰りで普通にこれそうだ。 大学院のほうは秋学期のちょうど折り返しになり、内容も宿題も難易度が増してきており困っている。課題に取られる時間が増えたため、そのぶん他のプロジェクトに割く時間が減る。 先週の統計の課題は、ビデオかオーディオを使ってその週の内容をプレゼンしなければならなかったが、何度も撮り直す必要がある(失敗する)ため、その分余計に時間がかかった。 正直今の仕事のスケジュールでは時間が足りなくなってきたのは明白で、9月だけでバーンアウトしていた。今月からできるだけ余分な仕事を入れないようにしたのだが、それで仕事をサボっているように見えるのかも。