米国内科専門医試験に合格していた。
レジデントのときに「ちゃんと準備しないと落ちる」とさんざん脅され、年明けから6ヶ月以上かけて勉強する人たちが周囲に続出していたが、自分は日本の大学受験と国家試験以外で数ヶ月に渡って試験勉強をしたことがないし、する気すら起きなかった。
結局、無料で(しかし半強制的に)受講できたボードレビューと、米国内科学会が出しているMKSAPの循環器だけやって6月のレジデンシー卒業を迎えた。このボードレビューは相当の苦行で、1日12時間ひたすら早口のインド訛りの先生の講義を聞き続けるのを貴重な週末をつぶしながら数回に渡って耐えなければならない。
今の病院に移ってからわかったのは、他から来た先生たちは、ボードレビューすら受けていない(プログラムはお金を出してくれないので高額)、問題集も自分と同じ程度しかしていないということだった。危機感はあるものの、問題集を全部やる気もさらさらなく、必要性もないという。
落ちる人はいるが、そんなにいないという合格率を考えれば確かに、合格するだけなら完璧に準備する必要はないというのは最もな考えだった。上の先生たちも、自分が「準備がとても間に合わないからやばい」といっても、問題集を頻出のところだけやれば大丈夫でしょ、と全く心配されなかった。
結局、自分に合ったスタイルでやるしかないと思い、8月に入って直前2週間だけ、問題集をやった。全ての問題はこなせなかったが、確かちょうど50%やった。リウマチ、総合内科、皮膚科辺りは手をつけなかった。直前の2日間はボードレビューの本をにらめっこした。正直これだけ中途半端にやって見直しもないやりっぱなしだと、スコアへの影響は微々たるものだっただろう。
スコアは1SD程度のところに位置していたので、80 percentileくらいだろうか。さすがに、誰も勉強せずに受けるIn training examからは位置が落ちてしまう印象だ。
通常なら資格が増えることに喜びを感じるところだが、何の感慨もなく終わった。修士課程修了して学位(MEd)がもらえたら少しは嬉しいのだろうか。
レジデントのときに「ちゃんと準備しないと落ちる」とさんざん脅され、年明けから6ヶ月以上かけて勉強する人たちが周囲に続出していたが、自分は日本の大学受験と国家試験以外で数ヶ月に渡って試験勉強をしたことがないし、する気すら起きなかった。
結局、無料で(しかし半強制的に)受講できたボードレビューと、米国内科学会が出しているMKSAPの循環器だけやって6月のレジデンシー卒業を迎えた。このボードレビューは相当の苦行で、1日12時間ひたすら早口のインド訛りの先生の講義を聞き続けるのを貴重な週末をつぶしながら数回に渡って耐えなければならない。
今の病院に移ってからわかったのは、他から来た先生たちは、ボードレビューすら受けていない(プログラムはお金を出してくれないので高額)、問題集も自分と同じ程度しかしていないということだった。危機感はあるものの、問題集を全部やる気もさらさらなく、必要性もないという。
落ちる人はいるが、そんなにいないという合格率を考えれば確かに、合格するだけなら完璧に準備する必要はないというのは最もな考えだった。上の先生たちも、自分が「準備がとても間に合わないからやばい」といっても、問題集を頻出のところだけやれば大丈夫でしょ、と全く心配されなかった。
結局、自分に合ったスタイルでやるしかないと思い、8月に入って直前2週間だけ、問題集をやった。全ての問題はこなせなかったが、確かちょうど50%やった。リウマチ、総合内科、皮膚科辺りは手をつけなかった。直前の2日間はボードレビューの本をにらめっこした。正直これだけ中途半端にやって見直しもないやりっぱなしだと、スコアへの影響は微々たるものだっただろう。
スコアは1SD程度のところに位置していたので、80 percentileくらいだろうか。さすがに、誰も勉強せずに受けるIn training examからは位置が落ちてしまう印象だ。
通常なら資格が増えることに喜びを感じるところだが、何の感慨もなく終わった。修士課程修了して学位(MEd)がもらえたら少しは嬉しいのだろうか。
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