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4月, 2019の投稿を表示しています

教育学部のPhDの先生達と面談した話

残念ながら今の大学では、医学教育系のリサーチやプロジェクトがやりづらく感じている 卒後教育のリーダー達は忙しそうにしており、リサーチの話をしても中々Buy-inというやつが得られた感覚がなく 何かしらのプロジェクトがあっても自分には声がかかってこない。別の人に声がかかっても、その人は何もせず、なかった事になってる件もあると情報通のインド人同僚が憤慨していた。 卒前教育のコースディレクターはなおさらリサーチやってる感がなく 機会があったらリサーチしましょう程度の話でおしまい この状況を打開するには、前科長とのリサーチに今後も関わっていくのが最も確実なのだが 彼は多職種のチームワークやコミュニケーション改善がメインなので 医学教育研究にも手を出さなければ 教育関連のポジションには手が届かない可能性が高い 医学部にいいメンターがいないなら、他学部に探しに行くまでだ‼️ ということで 前科長のリサーチミーティングで出会った教育学部のPhDの先生から 教育学部で教育関連のPhDプログラムを運営している人達を紹介してもらった PhD in education sciences といっても、それだけで6つのプログラムに分かれており(その他にも教育リーダシップなど多くのプログラムがあるから驚き)、今回は自分が興味ありそうな2つのプログラムに関わっている人達と個別に相談させてもらった。 1つは、教育ポリシー&評価、とかいう聞いただけではよく分からないプログラム。要は、教育研究を幅広く扱っているらしく、研究デザインや方法を広く学べそう。その自由度は良いなと思ったが、教育の歴史的なコースも入ってくるらしく、間違いはなさそうだが、無意味に思えるコースは取りたくないので、必須コースの吟味が必要。 あと、博士論文のテーマを決める際難渋する可能性あり。色々な選択肢(教官の専門性の幅)があるだろうが、医学教育で自分ができる範囲の研究とのすり合わせは、難しそう。 2つ目は、Psychometrics(スケールの作成、評価)や統計に特化したプログラム。2人しか教官がおらず、よりこじんまりしていて、いかに教育や臨床で取られるデータを解析するか、方法論やデータ解析を専門にしている。 正直、今さら統計の本を読

DCであったホスピタリスト学会に行ったら色々あって燃え尽きてしまうダメっぷり

今回は3年ぶりの参加、しかも、ポスター発表は同僚に任せたのも含めると6枚、リサーチ委員会の初回ミーティングもあり、いつも以上にナーバスだった リサーチ委員会では爪痕を残せず、ネットワーキングも出来なかったので、早速1年後のクビが見えてきたか(毎年3割くらいメンバーを変えるらしい) 症例のポスターは、なぜかファイナリストに選ばれており、ジャッジ達に発表するもあえなく撃沈。賞は取れず 学会中、日本から来ていた先生とも出会えたのは大きな収穫だった NYCとミルウォーキー時代の知り合いとも結構遭遇した しかし、あまりに人に会いすぎて、頭が回らず勢いだけで話していた。せっかくフェローシップディレクターと話した時もみのない話だけになってしまった。 学会から帰ってからは、体調を崩して寝込んでいた娘と同じくらい毎日ボーっとして休暇が終わった とさ

【漫画】田村由美作、少女漫画「バサラ」が少年漫画の王道ワンピースを超える名作で感動

という文章を書き始めたところで1カ月以上日記を放置していた😱 2月はよほどネタがなかった=モチベーションが皆無だったのだろう。 とは言いつつも、論文の手直しや学会のポスター制作くらいはやっていたが。 出来たことを褒めていかないと、なかなか自責の無限ループからは抜け出せない 開き直りとさして変わらないが、一つの事を長期間集中してできない人やProcrastinator にとっては、切り替えのために必要なスキルだと思う今日この頃。 ホスピタリスト学会でハーバードの先生が、自分を責める悪循環に陥っていませんか?と意識化してくれたからそんなことを考えているのだろう。  さて本題 田村由美さん作、少女漫画「バサラ」 が少年漫画の王道ワンピースを超える名作で感動した件 さて、息抜きに漫画を読み始めてはや数ヶ月 漫画は、内容が濃いものも大きく、というか、そういう有名な長編なものを読みがちなうえ 面白いからハマってしまい、一気に読んでしまうため 充実感や喜びはあっても 仕事よりも頭と目を酷使し、体調は悪くなるばかり🤢 読みたい物がなくなったら、一旦漫画と距離を置きたいが ジョジョを全作読むには一体何ヶ月かかるだろう💀 読んだ中での最高傑作は、田村由美作のバサラ 田村由美作「バサラ」 今の文明が一旦滅んだ後の王政をしく日本で、革命を起こすために立ち上がる運命の子、なんてぶっ飛んだ設定だが 個人的にはワンピースを軽く超えた 最初から最後までラスボス的なキャラが絡んできてヒヤヒヤする展開 敵側の人間関係、心情、キャラ設定が、しっかりと描かれており、というより、ヒーロークラスのイカすキャラはむしろ王国軍側に多いので どっちの陣営に被害がでても、 つらい 主人公陣営が勝利するたび、主人公とラスボスの因縁は深まるばかり 最後どうまとめるのか、最後まで全く読めなかった。。。 最後の戦いの終結の場面は、今思い出しても胸いっぱいになる 少年漫画的な話なのに、少女漫画の良さ、心情、人間関係、恋心が上手く融合していておススメ