9月に入ってから、全ての状況が変わった
多分そんなに変わっていないんだろうが、そう感じるほどに新型コロナは、コロナ病棟だけではなく病院での診療全体と私生活に影響を及ぼしている
子供が常に家にいるとか、今でも冗談(Joke)としか思えない
誰か(子持ちの女性医師)がツイッターで つぶやいてばずってたが
「なんでレストランは空いていて、学校はしまっているのか?」
ほんとにそう。ここまで無責任にも見える行動をとる人が多い米国で、レストランやら空いてたら感染拡大は止められない。で、仕事や生活にもろに影響する子供の学校が休みなのは。。。ほんとしんどい
仕事も今まで以上のストレスがあり、家でも今まで以上に時間が取られ休めないのに
医療者は、精神と身体をすり減らし続ければよいのか?絶対に限界はくるし、自分も実際多くのことがどうでもよくなってきた(精神的な防衛機能)
今まで2年以上にわたり、「人のこと優先」でやってきたつもりだったが
諦める事にした
ちゃんとしたリサーチコラボレーション以外の
同僚の研究や抄録のお手伝いはもうしない
2年間、自分へのメリットはほぼないけど、同僚のしょっっぼい研究を自分の勉強や研究よりも優先してやってきたが
それを通してあまりに学んでくれない、結局自分に全部やらせる形になる、そしてFirstとCorrespondingはとっていく
別にそれでもホスピタル・メディシンという領域と、ホスピタリスト科が発展に貢献すること
そして将来的にもメンターシップに力を入れたいという気持ちでやってきた
が
9月以降一気に余裕がなくなり
もう自分のことだけで手いっぱい
ホスピタリスト学会はいつも同僚と10本くらいの抄録を出していたが、今年はゼロ。
研修医や学生に、地方会で発表したやつを提出するようお願いはしたが、多分2,3人しか提出していないかも。彼らももろに影響を受けていて大変なので責められない
残念ながら趣味で1年ほど続けてやっていたQIプロジェクトはストップさせた
協力してくれてる看護師さんに申し訳ない
しかし、自分のことに集中することにしたおかげで
教育の修士(Master of Education)の論文と発表を無事終わらせた
発表2週間前になってプログラム責任者の家族に不幸があり連絡が取れなくなった時はさすがに
あぁ、また卒業延期か
と覚悟したが、そんなこともまた自分にとって「どうでもよいこと」だった
そして発表前日になってやっと連絡がとれた
7月からの半年間病棟のスケジュールがきつかったので
卒論も合間合間の時間をつかってやるほかなかった
そして、スケジュールが発表されるのも遅かったので、その前に申し込んでいた統計のオンラインコースはそのまま受講し
見事に期限内に課題は終わらず、Certificateはもらえず
別にスキルが手に入れば目的は達成されているが、500ドル払って履歴書にものらないのはもったいない
たった一日余裕があればできたことなのに
その一日の余裕すらなく
今週も、雑誌の原稿を書きあげ、溜まっている3本の論文執筆に手をつけ 今2つ目
多分2つ目は月曜までに終わらず、病棟へ舞い戻る
そして来月に教育学部でのレクチャーでPropensity scoreを使った研究について話さねばならないのでその準備も差し迫っている
学会の抄録の審査は、まぁ半日あればいけるが
自分のことだけやれば余裕がなくても結構なことができるのはできるが
やっぱり一人で仕事するのは楽しくはない
でも、この一年自分のことに集中することで
今後 より他の人たちを巻き込んだ大きな仕事ができると思う
じゃないとやる意味がない
ホスピタリストはまだ歴史も浅く、シニアのファカルティもスキルや経験が狭すぎて
自分には導いてくれるキャリアメンターみたいな人がいないので
ほんと探り探り
少しずつ、自分に必要なスキルのメンターを見つけていっている段階
もっと発展した大学の科なら、メンターグループを作るステップは最初の1-2年で完了しているのだろう
自分がさっさと上の立場になって選択肢を増やしてあげるのが大事
きっとできる
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