スキップしてメイン コンテンツに移動

学会抄録提出期限の最後の12日間

米国ホスピタリスト年次総会の抄録の提出期限が今日の午後11時59分❗

ということで…🙋

先週(12日前…)過酷な病棟業務中に、普段から定期的にリサーチミーティングをしている4人の同期と話し合い

症例報告で良いからできるだけたくさんの抄録を出す方向で決定😱

ビザで戦々恐々としているインド人の執念が凄い…

といっても、ほかの同期は忙しさにかまけて普段からいい症例に目を光らせていないようで

症例を出してきたのはインド人の女医さんだけ🙈

自分は普段から担当した患者のリストを電カルにセーブする機能を使っており

勉強になった症例を簡単に検索できるので

 6症例提案🙋

計7症例を手分けして抄録を12日以内に書くことに

しかし問題は、

自分は残り7日になるまでは毎日朝から夜まで仕事

しかも、ほかの論文の提出を編集者から迫られている

さらに残り3日間もめんどくさいと評判の準夜シフト💣

他の同期も、一人は疲れており興味なし、ただ自分のかかわった症例に名前が載ればそれでいい漁夫の利スタンス👶

一人は網膜疾患が見つかり片目しか使えず長時間の作業が無理

一人は妊娠初期で体調万全でなく

唯一戦力になりうる最後の一人は、期限までの7日間は病棟業務。

というわけで、無謀にも思える挑戦が始まった。

 残り11-8日:各自割り当ての症例の抄録の下書き。何も起きず。

 残り7日:ようやく自分が病棟業務から解放

ちょうどいいタイミングで、体調万全の同期が下書きを完成させシェアしてくれる。

時数制限とか完全無視して物凄い時数と無駄な情報を入れて送ってきた😭ので、その日のうちに速攻で抄録っぽく改変。

 残り6-4日:一つ目の抄録はみんなで意見を出し合ってほぼ完成。と言っても、メインで書いた人と自分がかかわった時点でほぼ完成していた。

まずは一人1症例ずつ取り組むという話だったが、ほかの同期からは抄録完成の連絡来ず…

1個1個やってたらこれは目標達成は無理や…

 と思い、自分はもともと絶対書こうと思っていた2つを完成させ、残り4日目にシェア。

皆からは「ほぼ完璧に近いやん」とおほめの言葉

わずかな表現の訂正と、タイトルを考えてもらった

ここで、女医さんは自分の抄録をまずまずの形にしてシェア

もう一人の同期も自分の担当の抄録をシェアしてくれたが、あまりに内容がすかすかでひどすぎて、結局自分が大幅に手直しして一気に完成間近。

これで5つ。

しかし、あとふたつ…😨

これまでの同期のスピードだと正直安心できないのと、向こうが間に合っても、大幅な手直しが結局必要になる

これはまずいと思い、ラストスパートで、残り2つの大まかな病歴と入院経過、議論のポイントを書き上げ、そのうちの一つは参考文献と合わせて比較的まともに書けていた女医さんに丸投げした。

残り3日:準夜勤のため大幅スローダウン。

前日までずっと抄録を書いていたので、相当体力的にしんどい

女医さんが抄録をシェア。思った以上にひどい内容。

わずか1時間くらいで、大幅に変更しシェア。またも「Looks good」と褒められる。

それはいいから今回で書き方を学んでくれることを願う。


残り2日:準夜は昼から深夜までなので、眠い体を起こして午前中に最後の一枚を書き上げシェア。

 最後の1日:朝から7枚全て提出。といっても、自分が提出する2枚以外は、同期がちゃんと提出することを祈るしかないが。

ついでに、春に終わらせたプロジェクトも併せて提出、編集者への論文の返事も終わらせ、やっと1週間の休みが…

 さて、苦しんだかいがあったのかどうか。結果が楽しみである。

コメント

このブログの人気の投稿

同僚がよくお世話になっているCureusというオープンアクセス・ジャーナル

Cureusに毎月のように同僚がケースレポートを出している件 「俺、この数か月で7つケースレポート出版した」 という信じられない言葉を耳にした時も「いや無理でしょ」と思ったが 同期の(主に外国人医師)同僚に頼まれ、とりあえず「レビューアー」だけやってみることに。 サイトからアカウントを作って、すぐに登録は無料で簡単♪ (注:宣伝ではありません) どうやら、論文執筆するか、レビューするかでポイントがたまるらしい。 インパクトファクターはないからとりあえず 戦闘力 みたいなものをつけてるのかしら? 一番、驚きなのは同期の人曰く、論文を提出した人がレビューアーを3人くらいまで「 指定 」できること。 普通レビューアーを編集者に「提案」することはあっても、「指定」はできない。  そして、さらに3-4人ほど、編集者から関係ないレビューアーへ依頼が行くらしい。 (自分がファースト・オーサーで使うことはよほどのことがないと使わなそうなので、ほんとかどうかは知らないし、同僚のためにも調べないことにした) でも、6-7人がレビューするうち、 約半分はフレンドリーなコメントが来る ってことだと想像している🙊 早速、2件ほどケースレポートのレビューを丁寧にしたが 1つは、30か所以上コメントする始末。突っ込みどころ満載。この人からはレビューアー評価★5もらえたが。 1つは、15か所ほど指摘。 どちらも症例自体はよいんだけれど、こんなの世に出してる場合じゃない。さすがに、これからはレビューアーとしては敬遠されるかな。 最近初めてCureusで症例報告を出版した同僚が言っていた 「 2-3日で審査が終わって、指摘されたところをアップデートしたらアクセプト、そのままオンラインで出版された 」  え?6-7人の審査がそんなに早く終わったの? と聞いたところ 全くコメントせずに提出するレビューアーも中にはいるらしい😱 なるほど、確かにレビューもとても簡単で、オンラインで直接文章にメモとして書き込めるようになっており、「SUBMIT」を押して、最後の総括コメントいれて終わり だから、そういう人が出てくるのも致し方ないか? だからそんな多くのレビューアーにお願いするのだろうと想像している ...

KY(ケンタッキー)州ドライバーズライセンス(運転免許)を取得

さてさてどっぷり5月病にはまってしまい、日記を書くこともおざなりになってしまっている今日この頃 最近ケンタッキー州の運転免許を取得したので記録 NY州で取得した免許をWI州に移すときは書類提出だけで済んだと記憶しているが KY州はビザ持ちの場合、書類、筆記試験、路上試験と一からやり直さなくては免許が取れない。つまり、免許の移行というものができないらしい。 6月まで使っていた臨床トレーニング用Jビザは、一年ごとの更新のため、運転免許証もビザの期限に合わせて期限が1年になっているのがつらいところ。 7月に引っ越してすぐにWI州の免許が期限切れで使えなくなってしまうのだ   そのため6月に日本に一時帰国した際に、地元の運転免許センターで国際免許証を取得しておいた 期限は一年間で、これでケンタッキー州の運転免許をとるまで1年間の猶予が与えられることになる 元J2の妻は、NYにいたときに就労許可証を取得していた経緯があったので(結局働くことはなかったが)、ソーシャルセキュリティナンバーを持っており あとは、仕事の契約書か給与明細と、電気やガス代などのUtility関係の請求書さえあれば申請可能な状態だった   ガスかなにかの請求書に妻と自分の名前を併記してもらうようにお願いし まつこと、、、 2か月、ようやく請求書が手元に届き   市の運転免許センターらしきところへ 受付窓口に並んでいると、アメリカ国民でなければ違う窓口でまずは書類審査をうけろと言われた(入口入ってすぐにあるドアから入る) 同じ建物内の、違うドアから入り、狭い待合室で待たされたのち なにか書類を持たされ、通常の受付へと通された そのあとはしばらく待った後に、筆記試験を受けてその日は終了 筆記試験は、一問解くごとに正解不正解が分かるようになっており、親切だったが 当日の朝に、ネットで練習問題を一度見ただけの知識では結構難しい問題も普通にあった 僕らは国際免許証を持っていたためかLearner Permitというものはもらえなかった 帰り際に路上試験の予約をしようとしたが、次の週までの予約しかとっておらず 後日電話にて予約をとった(なかなか電話にでてくれず苦労した) ジョークのような ...

診療・医療コミュニケーションのAIDET(エイデット)モデルとは?

診療・医療コミュニケーション の AIDET TM (エイデット)モデルとは? AIDETに出会った背景 アメリカの病院で働いていると大抵毎年何らかのオンライン「トレーニング・モジュール」をやらされる。 感染対策のモジュール、行動規範のモジュール、など医療機関で働く時に最低限必要な知識のアップデートをするためだ。 今の大学病院は、チームワークやコミュニケーションといった多職種連携(Interdisciplinary Care)を重視しており、それがトレーニング・モジュールにも反映されている。 病院のMission・Vision・Valueについてもちゃんと伝えてくれるのはありがたい。 病院が求めているものを理解して皆が実践することは大事だから。 モジュールには、コミュニケーションのTIPSがいくつか紹介されており 「この内容を職員全体に義務として学ばせているのか!」 と、関心したので記録する AIDET TM モデル A Acknowledge (認識する) 名前を呼んであいさつ、アイコンタクト。部屋にいる家族や友人へも同様に対応。 I Introduce (自己紹介する) 名前、所属、役割を説明し自己紹介する D Duration (期間) 検査、医師が来る時間、次のステップなど時間の目安を説明 E Explanation (説明) ステップバイステップでプランを説明。質問に答える。どうコンタクトとれるか説明(ナースコールを押して読んでね、など) T Thank you (感謝する) 患者、家族に感謝を述べる。診察や検査に協力的なこと、情報を与えてくれたことなど感謝できるポイントは大体ある。 AIDETの利点 患者家族の満足度が改善する 患者・スタッフ含め不安が減り、診療コンプアイアンスが上がり、よいアウトカムにつながる 患者家族との関係が築ける 医師を含めた医療スタッフの共感・感謝を伝える方法を確立できる 参照元  https://www.studergroup.c...