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8月, 2017の投稿を表示しています

ベンチTOベッドサイド(臨床推論・消化器疾患編)

先週は腹部の身体診察ワークショップだったが 今週は腹部疾患の臨床推論 やはりまだ2年生で始まって間もないということもあり 昨年度末に担当した時よりも だいぶ2年生らしい生徒たちだった 質問や発言に対して、なぜそれを聞くのか聞いていくが 医学校に入って初めての臨床推論セッションらしく 多くは語ってくれなかった よって進行は早く進み 先週とは打ってかわって 5分前には余裕で終わった あとはベースの知識が乏しいと なかなか深めて話すポイントもよく分からない という発見もあった あまり細かい話をしても おそらく長期記憶には残らないだろうから とにかく質問して 答えてもらう方が有益だろうが どういった質問・内容が 2年目になって2ヶ月も立たない医学生にとって最適かは よく分からない 最後にワンセンテンスサマリーの練習をしてもらったが 思った以上に皆練習に前向きだったので やはり何かしらのレベルにあった タスクがあると良さそうだ

(悲報)完全に昼夜逆転

将来の夢はユーチューバーということで タイトルもそれっぽく、練習中🙈 大学院の秋学期が今週月曜から始まっていたが その前2週間、夜勤続きの生活をしていたためか 今週ずっと日中の疲れと眠気が強く 「随分疲れてるな」「疲労が蓄積したのか?」と思っていた。 そして1週間ぶりにまたも夜勤に入って原因に気づいた 夜間の体調の良さ。眠気もまるでなく一晩過ごしてしまった。 単なる昼夜逆転😱😱😱 さすがに日中の作業効率が悪くなるので、体内時計を戻す必要あり しかしなぜこの病院は、午前2ー3時に大した理由もなく血圧を図って 報告してくるのか 未だに理解できない😕 そして採血技師が朝4時半から5時には病棟をウロウロしているので 患者は寝る暇もない😫 なぜ今血圧を測ったの?と優しく問いかけてはきたが 人の行動や習性は簡単には変わりそうにない

QIにおける瀬戸際外交

あんまりいい思い出はないが、不思議と学ぶことの多いQI(Quality Improvement) 自分たちが日々診療で行なっていることで まずい習慣がある時、不便な時、患者のアウトカムが悪い時に Quality Improvementという話が出てくる ただアメリカにおいても人は変化に弱く、変化に抗おうとする 自分だって、正しいことをやるために仕事量を増やされ続けたらたまったものではない 今の大学病院の電カル(EPIC)は 各病院が好きなようにカスタマイズできるので 病院のIT部門の人が 頻繁に機能を追加しており(医療従事者からのアイデアでもって) あまりにアラートが増え過ぎている 薬をオーダする時にも しょっちゅうアラートが出てくるので ほぼ全ての医師は「アラート疲れ」を起こして 内容を確認せずに「確認して進む」ボタンを押していることだろう そこで、同じことをやろうとしている自分も QIをやるにあたって 重要な関係者(ステークホルダー)と話し合いや交渉を行って どこまでの機能追加が技術的、マンパワー的に可能か どこまでの機能追加なら各部署からの同意が得られるのかを 探っていく必要がある そしてその過程で 提案した内容がガラリと変わったり ある時により良いアイデアに行き着いたり するわけだが 自分の場合、影響を受ける部署が多いため 最後の最後で 「受け入れられない」 と案が突然潰されてしまう可能性も十分ある こないだも、循環器科の若手指導医が長く取り組んでいた とても素晴らしい取り組みは 最終段階であった 病院のリーダーシップからの同意を得るところで頓挫し 彼の努力は無になったらしい これが病院上層部、例えば病院長、診療部長、、課長レベルからの指示でやる場合は できるかどうかだけが問題であって できるけど科内の反対が強いからできない、というのは許されないので 話が全く違うのだが 最近も、突然身内が心配しだし、自分の案が潰されそうになったが 事情を説明した上で「最初からこの話はあったけど?」と強気なメールを送って ほっといたら首の皮一枚繋がった かれこれ8ヶ月くらい このいつ割れるか分からない氷の上を歩くような瀬戸際外交は 無事に終わるのか、無残にも潰される

ベンチTOベッドサイド(腹部診察編)

今日は3ヶ月ぶりくらいの医学生へのティーチングセッション ワークショップ形式で、Standardized Patient(患者役をしてくれる一般の方)を使っての基本的な診察の仕方を実践練習するというもの 去年見学したことがあったので自信を持って臨んだが 1時間のセッションX2セットで まさかの撃沈😱💣💥 最初のグループは、思った以上によくできた 時間より早く進行できた上に、全ての学生がいっぱい練習できていた 問題は次のグループ。 まずボランティアを買って出る生徒はいない。 さらに全然できていないので一人一人により時間がかかる。 「待っている間、練習しといてねー」、って言ってるのに 聞こえないふりか?と思うくらいに練習を放棄し いざ自分の番になったら全くできてないだとぉ‼️ おかげで最後まで終わらなかった上に、各自の練習量は半分程度💧 そもそも待っている間生徒同士で練習するために ボランティアを募るシステムは ワークショップの指示には含まれていないので強制できない🙅 生徒8:模擬患者1じゃ 時間的に相当きついのがわかりきっているので ダメ元で聞いていたのであった😭 さすがに前のセッションとの格差が酷すぎるので、 コースディレクターに、このことは報告しておいた。 全てをカバーし練習までするのは時間的に厳しいよ、とも スモール・グループにする場合、多くの教員が必要になるので 内容とタイムラインを標準化することは重要だが 内容を詰め込み過ぎてもよくない 教員によって再現できない人が出てくるからだ そこはよく勉強になった😢

明日から大学院2年目・秋学期開始

とうとう明日から大学院2年目に突入👏 学期と学期の間の休み2週間は ひたすら夜勤に入りまくったので (今日も夜勤中…) 特別他の仕事は大して進んでいない💧 今学期から一年は、1学期1コースで済む上 秋学期中はQI(Quality Improvement)のコースがない というか冬のタームに移動させてもらったので 基本は大学院の1コース+QIや臨床研究のプロジェクト+大学院の最終プロジェクト+いつもの臨床と大学でのティーチングをやっていれば良い😗 普通の人なみに戻れるかも? そうすると冬にはQIコースが増えて大変になるかと思いきや それを見越して今夜勤や日勤に入りまくっているのだ😎 ニヤリ 唯一マイナスなのは、QIのコースは月々3−4日間ずつをX4ヶ月、ソルトレークシティの病院まで出向くので せっかく タダで 旅行するのに暖かいうちにいけないのが残念😭 さて秋学期はAttitude Formation and Changeというよく馴染みのないトピックを学ぶが 今までの講師の中で最もクリエイティブで面白かった先生が担当で (その分大変だったけれど💣) さらに今までより余裕を持って勉強できそうで、楽しみである😀 「態度を定義する」ところから始まるわけだが 社会心理学(Social psychology)が絡んでくるらしく テキストを読み始めてすぐに「面白そうな分野」だと思った。 周囲からの評価は高くとも、自分自身が「今の仕事への態度が悪い」と感じているのは矛盾なのか?と疑問に思うことがあったが テキストの始めの数ベージで矛盾でも何でもないことが分かる。 社会心理学などどいう分野はやはり曖昧で、定義が定まらない事項が多いらしく、「態度」についてもいろんな人がいろんな定義を提唱しているが 態度というのはある事柄(この場合は仕事)に対し、理解的、感情的、行動的な(つまり色々な)情報に基づいて、自分自身がそれを評価・判断すること、もしくはその評価から生じる心理的な傾向のこと、というのが自分にはしっくりきた。 つまり態度は、自分自身がそれをどう評価しているかに影響されるので、 自分が今の仕事をネガティブに評価している以上、態度もネガティブに感じられるのは当然のように思え

学校に行くにはオムツが外れなければいけない

九月から学校に通い始める娘👧 デイケアではないところに行くため オムツが外れていないといけない🙀 後2週間程度で外れる予定もないが とにかくポティ・トレーニングを続けている オツ 6−8月に同じ学校のサマーキャンプに通わせていたが 午前中だけだったので オムツを履かせて学校が終わったら替えていればよかったが😗 新学期からは午後まで行かせたいので オムツが外れていなければならない🙀 サマーキャンプ中一度だけ オムツから漏れるほど快便したらしく💩 先生が気づいたらうんちまみれになっており 大騒動を起こしたらしい💨 一体どういう状況で先生もしくは友達に うんちまみれの女子👶💩が教室を徘徊しているのに 気付かれたのか… 考えただけでもぞっとずる話である😱 それ以降は本人も嫌だったのか知らないが 学校に行っている時に大きい方をすることはなくなった 最近、小便の方はトイレでできたりしているが まだ大きい方が成功できていない🙈 できるだけ子供用のおまるに座らせているが 今日はとうとう、おまるに座ったまま 前方に突っ伏した状態で 寝てしまっていた💤💤💤😱 アリエナイ

有能な人を見ると気持ちが良い

今日は病棟で脳梗塞緊急コールを呼んだが とても感じの良い神経科レジデント😎が颯爽と現れ指示を出して 余った時間で後輩を指導していた😲👏 今日も寝不足でフラフラになりながら勤務している自分も 彼のお手本のような良いチームプレイに少し元気をもらった こんなフラフラの状態で勤務していても 内科系の看護師から高く評価されているらしいので😵 ナンデヤネン (おそらく他のホスピタリストとの相対評価のため…) まぁいいか、くらいに思っていたが やはり目指すべきところというか 忘れるべきでない姿勢というのは ああいう人なのだろう なんて感心してたら 自分が卒後まもない頃はどんな気持ちで働いていたのか あんまり覚えていなくて凹む 目の前のことにいっぱいいっぱいすぎて何も考えていなかったのだろう😱

ミルウォーキー・ステートフェア

去年の今頃は専門医試験直前で どこにも行かなかったが🙀 今年はステートフェアに行ってきた 2歳の子供が楽しめるアトラクションがあり 思った以上に楽しめた👏 高速滑り台も 観覧車も 余裕で楽しんでいた😵 色々なところに連れて行ってあげたいが 🕐と💰がない💧

就活 ウェイバーの職を探す旅 早くも終了?

本日も夜勤中👷 普段は話さない美人ナースプラクティテョナー達に ナースからくる止むことのないページャー📟を見ながらエキサイト(楽しんでいる)してるわね などどいじられる始末😓 確かに、3回に1回はフフッと笑っている気はするが (ページの内容を見せたらバカらしくて彼女達もふいたがね😒) ともわれ、今日も周囲に同情されながら 忙しい仕事を、機械的に光の速さでこなしていく 今日は、入院とり続ける担当だと勘違いし 夜は少し寝れそうとふんで 朝からひたすら学会のホームページで職を検索して 履歴書とカバーレターを送り続けていた💦 職探しについては、終わってからまとめて書いた方がスマートな気もするが 詳細はすぐに忘れるだろうから逐一記録💨 辛かったフェローシップ探しもやはり詳細に記録してある方が 後で振り返った時に 「こんなことまで書いちゃって、こいつあほだな😑」と思えて 面白いのである👽 フフフ とりあえず申し込んだのは ①ホスピタリストを募集していて さらにHRSA - find shortage areas by addressのサイトで ②病院の位置的にHPSAもしくはMUAに該当している (しかしセントルイスのワシントン大学のように、該当しているように見えても、実は隣接する隣のカウンティ所属だったりしてダメなこともある。ようはGoogleで調べた住所が必ずしも正しいとは限らないという落とし穴あり) ③応募条件にビザNGと明記されていない ④大学病院か、レジデンシープログラムを持つメディカルセンター という厳しい条件でスクリーニングしたが 7−8件は問い合わせのメールを送ることができた (想像以上の数) まだ2−3件は、Maine州が嫌だとか、条件は満たすけど中規模くらいの病院で悩ましいとかいう理由でメールすら送らなかったので 全てに手を出せば10件は軽く超えるだろう 「ウェイバー可能な場合あり❗️」と明記していた ミネアポリスの大きな病院からは 速攻でリクルート部門の人から返信があり メインの病院のポジションは埋まったらしく サテライトの小さな病院なら空いていると😱 それはあり得ない選択肢だが 履歴書やカバーレターに

半年ぶりにシカゴへ

リビングが暗いので、半年くらいイケアにライトを買いに行きたいと訴え続けてきたが 昨日(日曜)ようやく願い叶ってシカゴのイケアへ😀 金土と夜勤をした上に、夜勤前の日中は外出していたので 一日2−4時間しか寝ていない日々が続いていた そんな状態での夜勤明けだったが 意外と元気にイケアとミツワ(日本食のスーパー)で買い物して 夜10時過ぎに帰って来れた😗 シカゴーミルウォーキー間は車で1時間半程度 南北にまっすぐ伸びる高速を毎時70マイルくらいで ずーっと走るだけでつくので ミルウォーキーは 思っていた以上には便利のいい街⁉️ 大学院から解放されているだけで ここまで活動し続けられることで 普段大学院がどれだけ時間とメンタルをすり減らしているのかがよく分かる💀 次の休暇はいつ取れるのやら。

PreziとGoogleSites使ってみた

大学院の最終課題の一つに テクノロジーを使用した指導法のプランを作成するというのがあった 楽しめる課題だし 全てのコースの最終課題はポートフォリオに入れても大丈夫なようにしっかり仕上げることを目標にしている さらにこの課題は、今後のティーチングにそのまま使えるので プランどころではなく、ほぼ内容も完成させて提出した🙆 プレゼンを作るのにPreziを初めて使ってみたが 慣れないとまぁサクッとは作れない でもパワポよりははるかにヴィジュアルが良い🙆 タダで使うと、キープできる容量が相当限られてしまうので お金に余裕があれば会費を払っても良いくらい🙆 ただPoll Everywhereをリンクさせようと思ったら Preziには対応していないっぽい🙀 ナレーションも入れられたら完璧だが、それは今回は深く調べず Google Sitesは自分のePortfolioに使おうと思っているものだが タダで使える上に 自分のサイト内にOnline classroomを作るのも ポートフォリオを作るのも Google driveやGoogle Docsとのやりとりも 簡単にできるので、かなり期待している👍 使える容量が相当少ないのが難点だが ファイルをアップロードするのでなく ファイルへのリンクを貼るだけにすれば全く問題なさそうである👌 自分がWindows使いだったら OfficeのOne noteやら選択肢が増えてもっと悩んでいたと思うが 簡単にレベルの高いサイトが作れるWordPressもポートフォリオの候補に上がっていたが Online classroomを作るのには向かなそうなのと (別にMoodleやGoogle Siteを使うことになる) レベルが高いゆえに、例えば就活で「これが自分のポートフォリオだからみてください」とか言った時に、ちょっと恥ずかしくなりそうでやめた😳 何か組織のウェブを作るときはWordPressはいいチョイスだと思った。 結局、提出した渾身の作品は、たった一人のクラスメートからしかフィードバックが来ず あえなく撃沈💔(人気のあるポストにコメントが集中しやすい) その人からはこれ以上ないほど褒めちぎられたからまぁ

大学院・夏学期終了のお知らせ。2週間の休み期間は夜勤専属医化

明日8月5日が最終日だが 今日明日と仕事のため 今日の勤務前に課題を全て終わらせた😀 久々に徹夜した気がする (冬の間は眠れまてん!とか毎週のようにやっていたが) 眠くてふらふらの状態で仕事をしているわけだが💀 こんな時は決まって忙しく、緊急コールも皆ICUへ行くような人ばかり 時間が早く過ぎるからちょうど良い 夏学期では指導法のデザイン(Instructional design)と、評価(Assessment)のコースを取ったが、 どちらも以前の自分になかった 新しい知識やスキルがしっかりとマスターできたので 成功だったと言える これから秋学期までの2週間は 課題のない生活をエンジョイするかと思いきや 夜勤専属医(ノクターニスト)よりも多く夜勤に入る💪 やることも責任も全て一緒だけど対価は半分以下👷 年間の夜勤必要数が異常に多く設定されているので (事務は一体どういう計算をしたのか未だに謎) さっさと消化しておきたいところ💨

フェローシップディレクターとの定期ミーティング

3ヶ月に1回のディレクターとの定期面談 フェローシップの進捗状況について確認する 3ヶ月の間に集まったフィードバックやら ミーティングの出席状況 やった講義の数、内容 やった勤務やローテの内容 について報告された。 次回からは新フェローも一緒にやるので1On1でやるのはこれが最後 来年の進路のことについてもフォローアップされたが ここのVAは無理と言われたので、他の病院を探すよ、とさらっと報告 いつもはクールに対応する人だが、 明らかに残念そうにしていた 戻ってくればいいよと言ってくれているので それまでに総合内科がアカデミックな方向へ大きく成長してくれていることを願おう

契約違反はアメリカでも起こる?

自分の勝手なイメージだと 明らかな職業上の契約違反や不当な扱いは アメリカでは、会社はすぐに訴えられそうなものだが こないだのパワハラに続き(本人の同意なしに強制的にシフトに入れようとする) まさか自分が明らかな契約違反を受けることになろうとは…💣 別にボスが意図してやっているわけではなく 全て事務の仕業なのだが 契約違反になるほどの仕事っぷりは許されるのか? 随分前から科と病院に対する信頼は地に落ちていたが😱 今回のは自分が事前に見つけて訂正するように訴えていただけに (解決済みとの報告を受けた) 事務内に、悪意、でなければ、致命的な欠陥があることが証明された 直ちに解決するよう取り組んでいます、とのことだが トラブルは、絶対にまた起こる これまでも起こり続けてきたように たった一年で積もりに積もった不満、苦痛、苦い思い出は 今後も消えることはないだろう🐯🐴 ここでは絶対に働けない🙅