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【リーダーシップ本】The Toyota Way to Lean Leadership オーディオブック版を聞き終えた感想

レキシントンに来てから長時間運転することがさらに多くなったので(休みがあるから)
アマゾンKINDLEでオーディオブックを購入して運転中に聞くようにしていた

問題は、運転に集中していたり、運転中誰かと話しているときは、聞き逃しが出てくるので、2-3周聞かなければならなくなる。

今回聞いたのは



序盤は特に総論的な内容であり、大事なコンセプトなどを説明していたりするときにがっつり聞き逃してしまうことが度々あり

どんな本か、はよく分かったが、隅々まで内容が頭に残らないのがオーディオブックの難しい所

しかしこれまで学んできたことのよい復習となった

TOYOTAがLEANを実践できるリーダーを育てるために何をしているか
その根本にある理念が特徴的
外部からできる偉い人を引っ張ってくるのでなく
自社で人材を育て続けていることで
トヨタの文化は守られ発展し続けているようだ
確かに社長は常に豊田家で引き継がれていても
これまで成長し続けられているのは凄い
Continuous improvementの文化は度々触れられたが
ソルトレークでのQuality Improvementコースでも、これは強調して教えられていた
TOYOTAのやり方をそのまま他の会社に輸入しようとしても
結局うまくいかないのは、やはり改善やそれに必要なリーダー育成の文化を時間をかけて形成しなければいけないからだろう

あと英語の本なので、耳で聞くだけだと固有名詞や略語のスペルはどんななんだろうとか
略語の正式名称をもっかい言ってくれないかね、とか
いちいち気になり

さらには、普通の本であれば太字やイタリック体で強調されていそうな内容も
オーディオブックでは、全て淡々とした抑揚のない男性のテンション低めの声で収録されており

どこが強調して書かれているかは不明。

結構運転時間が長いので、あっという間に9時間以上のリスニングを終えていた

一番最初に購入して試したのは、HABITの形成に関する本(自己啓発系)だったが
こちらは、一つ一つのコンセプトを丁寧に研究・データを紹介しながら説明していくスタイルで、

運転中にそこまでワーキングメモリー使えないよ!(per COGNITIVE LOAD THEORY)

と途中であきらめた経緯があった

今回より実用的な本を選んだのだが

運転の時間を有益に過ごすという意味ではとても良かった。

正直、何かをちゃんと学びとりたかったら
自分には英語のオーディオブックは向いてないようだ

フィクション・ノンフィクションの読み物ならオーディオで十分かもしれない
何かいいタイトルが見つかるまでオーディオブックはお預けにしよう

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