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活動記録7月

7月2日からオリエンテーションが始まり、翌週には早速勤務開始だった

基本的にスケジュールは7DAYSON・7DAYSOFF(7日病棟業務して次の7日は病棟からは解放)だが

OFF(オフサービス)のときは、ミーティングやら臨床以外の仕事をこなしてもよいし

休日らしく遊んでいる人もいるだろうし、基本的に自由

ここの大学は、大学病院とすぐ近くの市中病院も所有しているので

二つ合わせると内科だけで20チームかそれ以上ある

しかし、そのほとんどにAPP(ナースプラクティショナーやフィジシャンアシスタント)はおらず(APPとペアで仕事するのは2-3チームくらい)

レジデント達のいるティーチングチーム以外は全てホスピタリスト一人!

前の大学病院が、ティーチングチーム以外の全てのチーム にAPPがおり

患者の半分を見てくれていたので、これは大きな違いである

ともかく、大学病院のため1チームの持ち患者は少なめに設定されており

大体常時11人といった具合だった

朝7時から夜7時までが勤務時間で

夕方は仕事が終わったら帰ってもよいが呼び出されたら行かなければいけない

まだ仕事に慣れていないので、順調にいっても7時に仕事が終わるくらい

ニューヨークで内科インターンだったころは

6時半くらいに出勤して、持ち患者は6-8人くらいで、病態もそこまで複雑な人はいなかったし、夕方5時くらいに終わっていたから

インターンより忙しい!?

まぁ、ここは田舎だからだろうか、入院日数短縮のプレッシャーが驚くほどこないので気楽に仕事できるのでよいのだが

周辺のさらに田舎の街から紹介・搬送されてくる人の多いこと多いこと

そのため、悪くなってから来る人が圧倒的に多く、しかしまあ 、

よくここまでほっておいたな…

 というくらい複雑な人ばかり

ミルウォーキーでは、大学病院ながら、市中病院の機能を果たしている病院だったので

5-6割くらいは、観察入院で入院させていた気がするが
(そして速攻で退院する)

ここでは観察入院はほぼない
(2日前にようやく一人観察入院の人がいたくらい)

入院日数は余裕で7-14日いくし

リハビリ施設に送るのになぜか3-7日くらいかかることもしばしば

医者が頑張ったところで、ソーシャルワーカーも頑張らなければ

患者はいつまでたっても退院できませんよ??

自分が声を上げてもたたかれるだけなので

まずは自分の患者だけでデータでも集めてみるか

他の気づきとしては、患者さんが従順

先生が必要だと思うならやってください、お任せします

スタンスの人めちゃ多い

ニューヨークもミルウォーキーもそんな簡単な人ばかりではなかったが

田舎の人たちが多いのも手伝っているのだろうが

全体的には優しい人たちが多く、好印象

すでに2回、病棟で働いたが、2回目は、午後にミーティングを入れてみるなど

早速新しいこともやってみた

しかし、ミーティングを入れると、その分帰るのが遅くなってしまったので

やはり仕事を効率よくできるようになることも課題である

コメント

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