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【セラピー】ケンタッキー州のファーストステップ(First Step)でセラピーを受ける(1)

2番目が1歳半になり、いえる単語の数がマイルストーンに達していない、ということで

速攻でケンタッキー州の「ファーストステップ」のサイトからセルフ・リファラル(自分で子供を紹介)を申し込んだ 

← もはやセラピーに対する閾値が低い


メール、電話、などやり取りの好みも選べたのだが、初めの返事はメールできて

「どのサービスですか?」

→子供のスピーチ とか簡単な質問を返信したら

「担当者につなぎますので、近日中に連絡がきます」

と返事がきて、そこからは電話がかかってきた

やり取り方法の希望結局無視やん 仕事がら対面と電話で一日中話している(内科医なんてそんなもん)ので メールとか文書の方がとても気が楽なのだが まぁ仕方ない。

でもアメリカにきて間もない頃だったら電話のやり取りしんどいだろうに

「まずは評価しますので、いつが都合いいですか?」 

と言われ、日時を設定したところ、自宅まで担当者がきてくれた

 そこで、2種類くらいの発達評価の項目を自分でチェックチェック…

それが終わったら、大量の書類にサインサイン…

「これをスピーチの先生に見せて、セラピーの適応があれば開始になります」 

がその前にヒアリングテスト(聴覚検査)が必要ですと

国のガイドラインで45日以内に担当の人やらを決めてプランを決めなくてはいけないのかな?そんなことを言っていたが、そんなことより

「ウィスコンシンでは、医療保険+コストシェアリングをお願いされていたけど、費用はどうなるの?」

と最後の最後に聞いたところから、まさかの費用の説明
(←詐欺の手口かい?)

正直、歯切れが悪く、ごまかされている感というか怪しい感じが凄くあったのだが

ケンタッキー州は「医療保険を通す」OR「コストシェアリング」を選択するらしい

コストシェアリングだと、年収がしっかりしていると、月300ドル!

「あーそれはプライベートのセラピーに通った方が安いですわ、お断りします」

という流れにもっていこうとしたら

「医療保険をとおしてもいいですが、デダクティブル払わなくてよいようにHSAとか入ってます?」とかなんとかめんどうなことを言い出す

挙句には「デダクティブルもCoPAYも発生しない」とか

相反することを言い始める始末(じゃぁHSAとか関係ないやん)

サギっぽいわー…

3歳になる時点で、スクールディストリクトのプログラムへ移行する「トランジッションプログラム」にサインアップするかも聞かれ

一番上の子のことでどういうサービスか分かっていたので「週1のセラピーのために月ー金で半日だけの学校に行かなきゃいけないのは微妙ではありますよね」と言いながら「はい」を選択したところ

「え?なんで?」的な感じを出されて説明を追加されたのもすごくいまいち!

いざフルデイでいけるようになるキンダーから入れようと思っても、早めにスクールディストリクトのシステムに組み込んでもらっておかなきゃ相当時間がかかるって聞きましたけど?

とさらっと反論して終了させた。

という感じで初回の評価は終わった。そういうことがあり、とても印象は悪かった。

まぁ何回かやって、高額請求された時点で「プライベートのセラピーに変更」でいいかな

ウィスコンシンのもそこまでよくはなかったし、パブリックのサービスに期待しすぎるのもよくない。しかし、プライベートよりお金がかかるのなら

却下だな

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