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現実逃避:宿題の量が非人道的な件

今学期、成人学習、質的研究、マスタープロジェクトのための医学教育研究の3つを無理やりとっているわけだが、質的研究と医学教育研究の宿題の量が尋常じゃない。

シフトにちらほら入りつつ、病院で4つのプロジェクトを同時進行させている身にとっては、拷問のような量だ。

シフトはできるだけ週末に入れるようにして、平日にミーティングを一日2−3個こなし、合間にプロジェクトを進めつつ、大学院の宿題。

大学院の宿題は毎週末やってくるので、毎週終わるかどうか気が気でない。

成人学習はオアシス。毎週テキスト1章+参考文献を読んで、何かしらの実践を行って報告するか、何かしらの考察を1ページにまとめる程度。先週の課題に関してクラスメートにフィードバックを書くのもお約束。

これまで自分でも勉強したり他のコースで触れてきた内容とリンクするので、やりやすく、これはもう何ごともなく対応できる。普通これでもきついんだろうけれど。

質的研究は、今のところ毎週3つの宿題が課され、毎回先週出された3つの宿題の全てに対して、クラスメートにフィードバックを書くのもお約束。基本成人学習の2−3倍の宿題の量だが、課題の読書量がようやっと1章+大量の参考文献くらいに落ち着いてきたので、まだまだ…これしき。時間がかかるというだけなら…寝なきゃいい話だ…

さて、医学教育研究。2週間おきに次のユニットに進むので、ペース配分しやすいかと思いきや…まんまと騙されたよ、ロバートさん(インストラクターかつマスターのディレクター)。

この人、3つ取るのもDoable(ドゥアブル:Do可能)って言ってたよね?

あなたのコースが最もしんどいんですが。。。

毎回2−4章の読書(この時点でじっくり読めない)、最大量の参考文献(例えば今週は10個論文にYoutubeVideo)、そして自分のプロジェクトに関する文献検索。。。

文献を読むのはいいんです。ふざけた量のテキストを読むのもまぁいいとしよう。

そこに時間のかかる文献検索を入れてくるって。。。文献検索は本気でやらないと意味がないし、手を抜けばすぐバレるので、本当に困る。自分で納得ができるまで無限に探すのでエンドレス。

そして締め切りのランダムさ。他のコースは毎週日曜締め切りの、水曜までにクラスメートのフィードバックを書く、というのが徹底されているので、毎週同じテンポ、タイミングで進められるが、このコースだけランダム。

わかってきたが、2週間ごとに次に進むとか言っているが、まず最初の5日目あたりに一つ目の締め切りが設定。そして10日あたりで二つ目の大きな宿題の締め切り。

でも何で10日?2週間にしてよ。。。2週間と言いながら、空白の3日間が存在し、その間少しでも課題を進めたい自分にとってはその3日がでかい。

クラスメートへのフィードバックは人数への言及はないが、しっかりと評価項目が用意されていて、内容の濃い有益なフィードバックを結局他のコース同様やらざるを得ない。

現実逃避はこれくらいにしてまた自分と時間との戦いに戻ろう。

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