Marriamさんのテキストの5章 まとめと感想
*SDLの目標
Self directedの能力を高めること、Transformational learningを促進すること(学習者がReflectして自身のニーズを理解していること)、Emancipatory learning and social actionを促進すること(SDLはSociopoliticalな要素が関わってくるから)の3つが紹介されているが、いまひとつぴんとこない。SDLはコンテキストが重要なので、例えば卒後研修におけるSDLの具体的な達成目標を定義してくれた方がピンとくる。
*SDLのモデル
■Linear models ToughさんとKnowlesさん提唱
6Major steps: Climate setting, diagnosing needs, formulating goals, identifying resources, choosing/implementing appropriate learning Strategies, evaluating learning outcomes
■Interactive Models
◇Spear's Model
3角関係:Opportunities in The environment、Past or new knowledge、Chance occurrencesの3つが揃って自己学習プロジェクトが生じる。
一つのプロジェクトの単位がClusterで、Clusterが増えてくるところで学習者は最も自分の学習にコントロールを持てる。
◇Brockett and Hiemstra Model
Instructional ProcessとPersonality characteristicsの2面を併せ持ったフレームワーク
Instructional パートはInstructional modelと大体同じ。パーソナリティパートは「個人は考えや行動にOwnershipを持つ」というところから出発。
これを元にPRO-SDLS(Personal Responsibility Orientation to Self Direction in Learning Scale)がのちに作られた。
◇Garrison's Model
SDLに関連するファクターとして、Self-management(Control)、Self-monitoring(Responsibility)、Motivation(Entering task)をあげ、それらが相互作用しあう。
■Instructional models 学習者のSelf directednessに応じてティーチング法を個別化するのに有効
◇Hammond and Collins Instructional モデルは学習者のとるべきInitiativeについて描写
①Build a cooporative Learning Climate②Critically reflect on oneself, society, political Context(この部分がユニーク)③Generate competency profiles For oneself④Diagnose Learning needs⑤Formulate relevant goals⑥Implement and manage learning⑦Refelct on evaluation.
◇GrowさんのStaged Self Directed Learning (SSDL)モデル
4Stages of learners:①Dependent learner、②Interested Learner、③Involved Learner、④Self-Directed Learner
*Personal Attribute of learners (学習者の個人的な資質)としてのSelf-direction
■アセスメントにはOCLI(Oddi Continuing Learning Inventory)やSDLRS(SDL Readiness Scale)が広く使われている。
■OCLIはナース教育者のOwenさんが作ったこともありContinuing Professional Education(CPE)領域で使われる
■SDLRSはGuglielminoさん作でより古くからある。SDLはAttitudes,Values,Abilities to create The likelihood that an individual Is capable of Self-directedの3つから構成されるそうだ。さらに心理的な資質として、Initiative,Independence,Persistence,Acceptance of responsibility For learning,Self-discipline,curiosity,Ability to learn independently,enjoyment of learning, goal-oriented,view problems as challenges rather than obstrablesをあげ、これらがSDLRSに反映されているらしい。
■Autonomy(自立)InnateかSituationalかという疑問が投げかけられているが、結局はSituational(Context specific or domain specific)だろう。でもこれはInnateであることを否定するものではないような。Those with a strong Sense of Personal Values and beliefs. These Values give a solid foundation For conceiving goals and plans.これはどこかでGritについて読んでいるときに似たような意見を見た。「High achieverは自分で成功の定義を決めてその目標に向かって努力し続ける。」出典が思い出せない。
*今後の方向性:
■前の世代の知識を伝える形式の教育ではもう限界。早すぎる速度で新しい知見が増えている時代においては、生涯学び続けなければいけない。全ての段階の学校が生涯学習の基礎を作るようにし成人学習はそれにBuild-onする形にすべき。学校は生徒が学習は自分の責任とやる気であると認識するための状況、基礎、やる気を作らねばならない。
■学習者のSelf-direction, Metacognitive awareness, disposition toward learningの3つのキャパを増やす必要がある。教えるストラテジーとしてPBL、Intentional learning environment、Cognitive apprenticeshipの3つを提案。ただ、具体的な話はなし
■Process-oriented teaching for SDL:社会的文脈、以前の経験、感情面をSDLを促す際に考慮する。これはLearningのプロセスそのものをただ伝えているだけのようだが。
■PiskurichはSDLを「訓練生が前もって決められたことを教員の助けなしで自分のペースでマスターするトレーニング形式」と定義した。この定義は少なくとも医療分野では適応すべきでないと思う。医学生やレジデントはSDLにもガイダンスが必要で、何をどこまで学ぶかは決められていない。
■「Self-directednessを測定する新しい方法」の開発研究は確かに必要性あり
はてこのテキスト読みやすく内容は充実はしているが、理論ばっかりで現場への実用性についてはもう一方のテキストの方が優っている。だから2冊使っているんだろうがしんどい。
*SDLの目標
Self directedの能力を高めること、Transformational learningを促進すること(学習者がReflectして自身のニーズを理解していること)、Emancipatory learning and social actionを促進すること(SDLはSociopoliticalな要素が関わってくるから)の3つが紹介されているが、いまひとつぴんとこない。SDLはコンテキストが重要なので、例えば卒後研修におけるSDLの具体的な達成目標を定義してくれた方がピンとくる。
*SDLのモデル
■Linear models ToughさんとKnowlesさん提唱
6Major steps: Climate setting, diagnosing needs, formulating goals, identifying resources, choosing/implementing appropriate learning Strategies, evaluating learning outcomes
■Interactive Models
◇Spear's Model
3角関係:Opportunities in The environment、Past or new knowledge、Chance occurrencesの3つが揃って自己学習プロジェクトが生じる。
一つのプロジェクトの単位がClusterで、Clusterが増えてくるところで学習者は最も自分の学習にコントロールを持てる。
◇Brockett and Hiemstra Model
Instructional ProcessとPersonality characteristicsの2面を併せ持ったフレームワーク
Instructional パートはInstructional modelと大体同じ。パーソナリティパートは「個人は考えや行動にOwnershipを持つ」というところから出発。
これを元にPRO-SDLS(Personal Responsibility Orientation to Self Direction in Learning Scale)がのちに作られた。
◇Garrison's Model
SDLに関連するファクターとして、Self-management(Control)、Self-monitoring(Responsibility)、Motivation(Entering task)をあげ、それらが相互作用しあう。
■Instructional models 学習者のSelf directednessに応じてティーチング法を個別化するのに有効
◇Hammond and Collins Instructional モデルは学習者のとるべきInitiativeについて描写
①Build a cooporative Learning Climate②Critically reflect on oneself, society, political Context(この部分がユニーク)③Generate competency profiles For oneself④Diagnose Learning needs⑤Formulate relevant goals⑥Implement and manage learning⑦Refelct on evaluation.
◇GrowさんのStaged Self Directed Learning (SSDL)モデル
4Stages of learners:①Dependent learner、②Interested Learner、③Involved Learner、④Self-Directed Learner
*Personal Attribute of learners (学習者の個人的な資質)としてのSelf-direction
■アセスメントにはOCLI(Oddi Continuing Learning Inventory)やSDLRS(SDL Readiness Scale)が広く使われている。
■OCLIはナース教育者のOwenさんが作ったこともありContinuing Professional Education(CPE)領域で使われる
■SDLRSはGuglielminoさん作でより古くからある。SDLはAttitudes,Values,Abilities to create The likelihood that an individual Is capable of Self-directedの3つから構成されるそうだ。さらに心理的な資質として、Initiative,Independence,Persistence,Acceptance of responsibility For learning,Self-discipline,curiosity,Ability to learn independently,enjoyment of learning, goal-oriented,view problems as challenges rather than obstrablesをあげ、これらがSDLRSに反映されているらしい。
■Autonomy(自立)InnateかSituationalかという疑問が投げかけられているが、結局はSituational(Context specific or domain specific)だろう。でもこれはInnateであることを否定するものではないような。Those with a strong Sense of Personal Values and beliefs. These Values give a solid foundation For conceiving goals and plans.これはどこかでGritについて読んでいるときに似たような意見を見た。「High achieverは自分で成功の定義を決めてその目標に向かって努力し続ける。」出典が思い出せない。
*今後の方向性:
■前の世代の知識を伝える形式の教育ではもう限界。早すぎる速度で新しい知見が増えている時代においては、生涯学び続けなければいけない。全ての段階の学校が生涯学習の基礎を作るようにし成人学習はそれにBuild-onする形にすべき。学校は生徒が学習は自分の責任とやる気であると認識するための状況、基礎、やる気を作らねばならない。
■学習者のSelf-direction, Metacognitive awareness, disposition toward learningの3つのキャパを増やす必要がある。教えるストラテジーとしてPBL、Intentional learning environment、Cognitive apprenticeshipの3つを提案。ただ、具体的な話はなし
■Process-oriented teaching for SDL:社会的文脈、以前の経験、感情面をSDLを促す際に考慮する。これはLearningのプロセスそのものをただ伝えているだけのようだが。
■PiskurichはSDLを「訓練生が前もって決められたことを教員の助けなしで自分のペースでマスターするトレーニング形式」と定義した。この定義は少なくとも医療分野では適応すべきでないと思う。医学生やレジデントはSDLにもガイダンスが必要で、何をどこまで学ぶかは決められていない。
■「Self-directednessを測定する新しい方法」の開発研究は確かに必要性あり
はてこのテキスト読みやすく内容は充実はしているが、理論ばっかりで現場への実用性についてはもう一方のテキストの方が優っている。だから2冊使っているんだろうがしんどい。
コメント
コメントを投稿