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片道480マイルを運転して家を探す旅

ウィスコンシン州からケンタッキー州まで片道約480マイルを運転して

3泊4日で家と娘の学校を下見にいった。

家は4か所、学校は5か所見れたが

家は2か所ぎりぎりでキャンセルされたのがあったので残念

うちはめったに旅行に行かないので

こんな体力を削るだけの旅でも、妻には「家族旅行だ」 と主張し

子供二人ももちろん連れて行った

グーグルマップでは、7時間20分と推定時間がでるが、これが信用できない

高速を法定速度内(100㎞/Hとか)で走っていたりすると、徐々に到着予定時刻が伸びていくのだ

そして小さな子供を載せていると、2-3時間ごとに休んでトイレに行かせたり、授乳したり、泣き止まないとまた止まって外に出してあげたり

結局片道10時間かかった。


3BRか4BRで庭付き一戸建てのリースをZillowで数か月にわたりモニターしていたが、いい物件はすぐにとられてしまうようで、見れた中で一番よいと思えた物件にするしかなかったが、契約した家の家賃は相場より200ドルくらい高かった。

オーナー夫婦が、RealtorとしてマネジメントとさらにRemodelもしているらしく、さながら HDTVにでてくる人達のケンタッキー版だなぁ

とHDTVファンの心をくすぐるオーナーだったので、その場で即決した。

明らかに家賃が高いのはまぁ目をつぶって、期待を裏切らない家とオーナーであることを祈ろう

また今のテナントが超人懐こい犬を飼っていて、庭でお留守番していたが、

そっこうで娘は庭で犬と走り回って楽しんでいて感激

猫派の自分もさすがに犬が飼いたくなった

しかし、妻に却下された ——————————

学校はモンテッソーリ3校と、言語療法士が常駐しているところ2校みてきたが

言語療法士などのセラピストがいるところは、個人個人の発達に応じてセラピープランを作り進めていってくれるので、娘でも誰でもついていけそうでよいと思う反面

自立を促すチャンスを逃してしまいそうな気もするので

モンテッソーリの学校に申し込むことになりそうだ

同じ町に何校もモンテの学校があったが

思ったよりもそれぞれ違いがあり

一番大きいところは、校舎とプレイグラウンドが幼児、プライマリ、エレメンタリークラスと別れており、上下の交流はあまりないようだった

そして学長とマネージャーが職業を根掘り葉掘り聞いてきたり

広いにも関わらず セラピーをやる部屋はないとか

親の寄付で成り立ってるとかプレッシャーのかかるようなことを言ったり

 今申し込みがほぼ一杯、とか「ほぼってなに?」という感じで

場所も教室も広くて悪くはなかったけれど

リーダーシップの印象が悪くやめた(歴史とプライドの現れなのだろうが)

真ん中の規模だったところは、先生たちもフレンドリーで、上下のクラスのかかわりもありそう

言語療法も外から来てもらう分にはオッケー

教室の中の子供たちが恐ろしいほどお利巧さんに見えたが

よほど人気なのか、こちらはウェイティングリストで空き待ち確定ということで

リスクをとるわけにもいかず断念

あとは、子供があるタスクをできる準備ができたと判断できたらやり始めてもらう的な話だったので

シャイで今の学校に適応するのに相当時間がかかった娘が、積極的にやれるか心配でもあった

 最後のところは明らかに規模が小さくアットホーム

建物も古く、駐車場すらない

ほかのところは一クラス3人教師だったが

ここは一クラス2人のモンテトレーニングを受けた教師で、あと一人アシスタントがつくかどうか

ただ、ミズ・タッカーです、と自己紹介して案内してくれた親切でフレンドリーなおば様が、あとで書類をみたら学長だった

今のモンテも正式な認可をとっていないようなアットホームなところだし

なぜか娘もこの学校の時が一番楽しんでいたので

あまり大きな違いがなくてよいかと思った

ちなみに、多様性という点ではミルウォーキーが勝っており

ケンタッキーで見た学校はどこも白人率が相当高かった

狭いけれど、セラピーを受けている子もいると

毎年350ドルチェックで寄付をお願いするけど、あとのボランティアはできる範囲でよいし

あなたの職業が何か知らないけど、収入が少ない人でも寄付が払えるようなシステムがあるとか(→バッググラウンドの差異によらず、という姿勢はとても大事)

スペースの狭さは明らかだし、規模もほかに比べると小さいからか、人気は他と比べてなさそうだった

まだプライマリクラスには空きがあるということで

街中の狭くて混雑した道を毎日運転する上に、駐車場がないものの

そこに申し込むことにした

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