困難ばかりのフェローシップだったが
第一号のフェローとして、実験体として、犠牲になること自体は暗黙の了解で飛び込んだので別に後悔はしていないし
また3年前の就活時に戻ったとしても間違いなくここにくるだろう
と思えるほど、学んだことは多く
特に大学院とQIのコースは収穫が大きく
他のフェローシッププログラムでは、今取ろうとしている学位のコースへは行けていなかった可能性が高いうえ(通常、リサーチ重視のMPHやMSが多く、教育関連のMEdやMHPEはサポートしていない)
高額なQIのコースを毎年ただで行かせてくれるのも、格別な扱いだろう
そして残りの必要シフト数も、ついにあと5回。
2日日勤して3日夜勤したらおしまい。
働く姿勢も随分変わった。
最初の一年は、ありえないレベルのコール(ページ)をしてくる看護師にはチクチク嫌味をいうように、なぜその質問をしてくるのか問いただしたことも多々あったが
そんなやり方でも、多くの同僚はコールを無視したり、診察を拒否するレベルだったりするので、(相対的に)看護師から高く評価されていたので自分にも同僚にもがっかりしていた
2年目も後半になり、リーダーシップのことやら学んだあたりで、日々の仕事の中には学んだことを生かすチャンスがゴロゴロあることに気づき
多職種が提供するケアのギャップを自分がさらりと埋める、橋渡しをする(それがみんなが嫌がる鬱陶しい仕事なのだが)ことに快感を覚えるようになれた
自分としては学んだことを実践しているだけ
これを続けていけばよいリーダーシップ力を育めそうだ
今ではすっかり嫌味も言わなくなり、最近では夜勤で一緒に働いていた病棟リーダーの看護師達(といっても2人か)からディレクターに自分の仕事のパフォーマンスを褒めちぎる報告がなされ
きっと、7月以降自分がいなくなったと気づいたとき、一緒に働いて頼ってくれてた人たちは惜しんでくれるだろう
つい最近になって、「日勤のホスピタリストを6人、ナースプラクティショナーを2人と大量に募集しているから、みんな知り合いに声かけてくれ」と指令がでるくらい、人集めに奔走しはじめた今の課
もちろん、課が大きくなっている過程だから人員を増やせるのだろうが、 こういった変化が起き始めたのが遅すぎて、自分の就活のタイミングとずれていたので仕方ない
総合内科長は本当に敏腕で、みなのニーズをくみ取ってシステムの面から改善する努力と腕力もすごいが、そのかわりにみなに求めるものが高すぎて、結果が芳しくなかったときの反応が正直心配
リサーチ重視でやっていく人は最低年6本論文を世に出さなければ彼の基準に満たないし
フェローは譲歩してくれて、最低年2本論文出す(自分は2年で2本しかだしていないから失格だわ)
リサーチ興味がない指導医も、大学病院である以上、准教授に昇進するのに必要な論文くらいは2-3年で出せることを求めているが
研究方法やデータ解析のエキスパートである研究者へのアクセスが格段に良くなったところで、臨床研究を直接指導するメンターたちが育っていないため
課としての成長は間違いなくあるが、彼の期待するほどではないかもしれない
今いる若手と中堅が長く残ってくれれば、やがていいアカデミック集団になるのは間違いないが
今の課長(ディレクター)のやり方は
頻繁かつ現場への相談なしで仕事の内容に変化を加えて行っているので
現場の新人たちがどう反応していくのか、ちょっと不安が残る
第一号のフェローとして、実験体として、犠牲になること自体は暗黙の了解で飛び込んだので別に後悔はしていないし
また3年前の就活時に戻ったとしても間違いなくここにくるだろう
と思えるほど、学んだことは多く
特に大学院とQIのコースは収穫が大きく
他のフェローシッププログラムでは、今取ろうとしている学位のコースへは行けていなかった可能性が高いうえ(通常、リサーチ重視のMPHやMSが多く、教育関連のMEdやMHPEはサポートしていない)
高額なQIのコースを毎年ただで行かせてくれるのも、格別な扱いだろう
そして残りの必要シフト数も、ついにあと5回。
2日日勤して3日夜勤したらおしまい。
働く姿勢も随分変わった。
最初の一年は、ありえないレベルのコール(ページ)をしてくる看護師にはチクチク嫌味をいうように、なぜその質問をしてくるのか問いただしたことも多々あったが
そんなやり方でも、多くの同僚はコールを無視したり、診察を拒否するレベルだったりするので、(相対的に)看護師から高く評価されていたので自分にも同僚にもがっかりしていた
2年目も後半になり、リーダーシップのことやら学んだあたりで、日々の仕事の中には学んだことを生かすチャンスがゴロゴロあることに気づき
多職種が提供するケアのギャップを自分がさらりと埋める、橋渡しをする(それがみんなが嫌がる鬱陶しい仕事なのだが)ことに快感を覚えるようになれた
自分としては学んだことを実践しているだけ
これを続けていけばよいリーダーシップ力を育めそうだ
今ではすっかり嫌味も言わなくなり、最近では夜勤で一緒に働いていた病棟リーダーの看護師達(といっても2人か)からディレクターに自分の仕事のパフォーマンスを褒めちぎる報告がなされ
きっと、7月以降自分がいなくなったと気づいたとき、一緒に働いて頼ってくれてた人たちは惜しんでくれるだろう
つい最近になって、「日勤のホスピタリストを6人、ナースプラクティショナーを2人と大量に募集しているから、みんな知り合いに声かけてくれ」と指令がでるくらい、人集めに奔走しはじめた今の課
もちろん、課が大きくなっている過程だから人員を増やせるのだろうが、 こういった変化が起き始めたのが遅すぎて、自分の就活のタイミングとずれていたので仕方ない
総合内科長は本当に敏腕で、みなのニーズをくみ取ってシステムの面から改善する努力と腕力もすごいが、そのかわりにみなに求めるものが高すぎて、結果が芳しくなかったときの反応が正直心配
リサーチ重視でやっていく人は最低年6本論文を世に出さなければ彼の基準に満たないし
フェローは譲歩してくれて、最低年2本論文出す(自分は2年で2本しかだしていないから失格だわ)
リサーチ興味がない指導医も、大学病院である以上、准教授に昇進するのに必要な論文くらいは2-3年で出せることを求めているが
研究方法やデータ解析のエキスパートである研究者へのアクセスが格段に良くなったところで、臨床研究を直接指導するメンターたちが育っていないため
課としての成長は間違いなくあるが、彼の期待するほどではないかもしれない
今いる若手と中堅が長く残ってくれれば、やがていいアカデミック集団になるのは間違いないが
今の課長(ディレクター)のやり方は
頻繁かつ現場への相談なしで仕事の内容に変化を加えて行っているので
現場の新人たちがどう反応していくのか、ちょっと不安が残る
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