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ついに課長交代!新時代へ

今の大学のホスピタリスト課長が

電撃退任

ジムの人からのメールを何気なく見ていた

総合内科長(ここの大学はホスピタリスト課、周術期課、プライマリケア課を合わせたのが総合内科という枠組みで、そのトップ)が

外のコンサルタントチームに来てもらってアドバイスをもらったり

色々と動いているのは知っていたが

まさか、こんな結果に?
(でも、納得)

今の課長は、今兼任しているQuality Improvementの要職専任に。

空いたスポットは、全米からの公募で決める
(総合内科長も同じように候補者を集めて、今の敏腕総合内科長が来てくれた)

それまでの間、臨時で

フェローシップディレクターがホスピタリスト課長に昇進

というニュースまで書かれていた。

同日のホスピタリスト課のミーティングで

ホスピタリスト課のシステムの変革と将来のビジョンについて

総合内科長から説明があった

さぁ、果たして、既存のアカデミック感ゼロでやって来た人たちがどれだけ残るのか

総合内科長はサポートするだけであって

ホスピタリスト課長が、その新しいシステム・構造の肉付けを任されるので

フェローシップディレクターにその重役が任されることになったのである

彼が将来的に課長をやった方がよいと思っていたので

嬉しい反面、ちょっと早すぎる感も強い

しかし、他に適任がいないのも事実なのは残念

ディレクターと同じ年代の実力者たちは2017年初めに一気に抜けてしまったからだ
(これは今の課長に責任があると思っているのは自分だけではない)

ミーティング中、総合内科長も、フェローシップを強化して、フェローシップ修了者にこの大学で活躍してもらう重要性についても触れていた。

当然、その場にいた自分にも話が及び

「彼は残念ながらビザの問題で残らないことになって、コンサルタントとして来てくれたXX先生に彼のことを説明したら、ぜひうちで雇います、といってすぐに持っていかれた、、、でも、将来的にフェローは残ってもらえるように、、、」

と多分本当の事情を知っていながらそのように言ったのだろうが

自分と自分に近い事情を知る人は

「KFC大学も今の大学も必要なのはO1ビザで同じだし!今の課長が断ったんだよ!」

と心の中で突っ込んだに違いない。

その発表後に別件でディレクターとメールをやりとりしていたら、

「あと2ヶ月早く課長になっていれば

君を引き留められたのに」

と伝えられた。

彼が課長になるなら、残る理由も大きくなるので

「本当そうですね」

と返しておいた。

すでにより良い職場を見つけた後なので

今更何を言っても、絶対に残る気も戻る気もないのだが

崩壊するか

再生するか

今の職場の今後が気になる!

コメント

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