入職後から頻回に耳にしていたが、総合内科やホスピタリストの分野のリサーチに参加したい学生は結構(具体的な数は知らない)いるらしく、ティーチングチームをやる指導医達は、リサーチは学生に手伝ってもらうのも手だ、とよく言ってくる。そして時に、学生からのリサーチできる先生を紹介して欲しい旨のメールを総合内科の全体メールで流してくる教授クラスの先生もいる。
はっきり言って、相談された時に何もオファーすることのない助教授、准教授がいること自体を恥じるべきだ、と内心思っている。教授は日常業務で相当忙しい上にすでに論文を自分で書く必要性にもはや迫られていないため、自分ではリサーチをやらず下の人達と一緒にやっていることがここでは多い。
脱線になるが、米国では役職が上がったり増えたりするごとに臨床以外の仕事がどんどん増え続けて行くようだ。教授達は一日中人に会ったり会議にでたりする上に、臨床現場で上がってくる問題・システムの問題・パフォーマンスのチェックと改善の指揮もとっているので、臨床の量は少なくとも大変そうだ。自分はミーティングも患者診療も予定に入っていなければ、病院に居ても居なくても誰も困らないが、教授クラスはいなくてはいけないことが多いようだ。日本ももちろん同じ傾向だろうが、ローテをしていて教授が現場のことで大変そうにしているのを見たことがない。
話を戻すと、ここの大学病院では1割程度しかリサーチヘビーな研究者(clincian investigator)はいないらしく、リサーチに加えてリーダーシップや教育の面での実績で昇進する人が多いというのをオリエンテーションで聞いている。
という背景があるためか、リサーチをいくつも同時にやっている人が総合内科では特に少数派なのである。最近、自分のフェローシップディレクターも一人の学生からメールで相談されたらしく、それでリサーチをいくつか同時に抱えている自分に話を回して来たというわけである。
学生にとってはリサーチローテだと病院にくる必要もなく、レジデンシーのインタビューにも行きやすく、論文やポスターに名前ものり将来的にも役に立つので一石二鳥なのだろう。
とりあえず、自分にとっても一人の学生を継続的に指導できる良い機会なので、(そして少しでも手伝ってくれたらありがたい)楽しみである。
はっきり言って、相談された時に何もオファーすることのない助教授、准教授がいること自体を恥じるべきだ、と内心思っている。教授は日常業務で相当忙しい上にすでに論文を自分で書く必要性にもはや迫られていないため、自分ではリサーチをやらず下の人達と一緒にやっていることがここでは多い。
脱線になるが、米国では役職が上がったり増えたりするごとに臨床以外の仕事がどんどん増え続けて行くようだ。教授達は一日中人に会ったり会議にでたりする上に、臨床現場で上がってくる問題・システムの問題・パフォーマンスのチェックと改善の指揮もとっているので、臨床の量は少なくとも大変そうだ。自分はミーティングも患者診療も予定に入っていなければ、病院に居ても居なくても誰も困らないが、教授クラスはいなくてはいけないことが多いようだ。日本ももちろん同じ傾向だろうが、ローテをしていて教授が現場のことで大変そうにしているのを見たことがない。
話を戻すと、ここの大学病院では1割程度しかリサーチヘビーな研究者(clincian investigator)はいないらしく、リサーチに加えてリーダーシップや教育の面での実績で昇進する人が多いというのをオリエンテーションで聞いている。
という背景があるためか、リサーチをいくつも同時にやっている人が総合内科では特に少数派なのである。最近、自分のフェローシップディレクターも一人の学生からメールで相談されたらしく、それでリサーチをいくつか同時に抱えている自分に話を回して来たというわけである。
学生にとってはリサーチローテだと病院にくる必要もなく、レジデンシーのインタビューにも行きやすく、論文やポスターに名前ものり将来的にも役に立つので一石二鳥なのだろう。
とりあえず、自分にとっても一人の学生を継続的に指導できる良い機会なので、(そして少しでも手伝ってくれたらありがたい)楽しみである。
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