今週の成人学習のコースは、MarriamさんのLearning in adulthoodの第4章がメイン。 KnowlesのAndragogy(アンドラゴジー)、すなわち成人学習論的なものは、これまで受けてきた教育関係のコースの全てで触れられてきた。もはやテッパンゆえに割愛。 新たな発見は、Knowlesの提唱した成人学習者の特徴に関するAssumptionsは批判に晒されてきたこと。確かに成人学習をたった4(ー6)個の特徴だけでわかった気になるのはおこがましいか。 それでも成人を教育するときのGuideとしては優秀なものなので、今でもAndragogyはどこかしこで使われている。 Rachalさんが提唱した今後の研究デザインに関する7つのスタンダード:自発的な参加、はっきり大人であること(つまり成人していても専ら大学に通うような学生を含めるなという意味)、到達目標を一緒に決める、評価はパフォーマンスによる、学習経験の満足度を測定すること、成人学習環境がIn Placeされていること、研究方法をしっかりする。 他に3つの理論を紹介している。これで全てではないが。 McClusky's Theory of Margin 使い道 実臨床でのティーチングでは与えるLoadの量を見定める時に有用な理論 同じ学習者をメンターしフォローできる時はLoadの量を調節できる クラスメートの素晴らしい意見:「貧困層の人たちは、ちゃんと教育を受ければ、貧困層から抜け出せるのに」という考えはその人たちにとって酷な話。貧困により、生活は保障されず、助けも借りれず、劣悪な環境で暮らしているだけでLoadが貧困でない人よりはるかに大きい。Marginがすでにカツカツなので、教育を受ければいいだけいうのはMcClusky理論から言うと間違い。Powerを増やすかLoadを減らしてあげるところもやってあげないと無理よねって言う話。 成人時代は変化の時であって、常に大人は使うエナジー量(Load)と持っているエナジー量(Power)のバランスをとる。 Load to Powerの割合がMargin in lifeであり(別に引き算でもいい気がするが)、この余ったMarginを学習に当てると言ったところ。 LoadもPowerもInternal内
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