スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

5月, 2019の投稿を表示しています

インフルエンザ菌(Hib)ワクチンはブランド(メーカー)によって接種回数が異なる?

ヒブワクチン(Hib vaccine)は、計3回でよいブランドと、計4回のものがある  ウィスコンシン州から、ワクチン打ってください、というお知らせの手紙が届いていた。 何のことだろう、と思っていたら、どうもヒブワクチンを生後2,4か月と打って、6か月では打たず、12-15か月で3回目を打たれているせいではないかと疑惑が浮上した。 18か月健診があったので、小児科医に聞いてみたところ、 「ブランドのせいじゃないかしら?」 と CDCウェブサイト  と  ヒブワクチンの種類  を見せてくれ、そこには 1回目 生後2か月 2回目 生後4か月 3回目 生後6か月(もし必要ならば、ブランドによる) 4回目・ブースター 生後12-15か月 とちゃんと書いてあるではないか。 子供も、PedvaxHIBを打たれてたと記録されているので、打ち損ねたわけではなかったらしい。 (右側の3という数字が、トータルで打つ回数) しかし、こういうことを知らないのは、小児科医ではないとはいえ、もはやプライマリケア領域の知識は遅れてしまっているのか、残念な気持ちになった。

【漫画】ジョジョの奇妙な冒険第6部 ストーンオーシャン 感想

電子書籍の漫画を休みの度に買って読む習慣を続けている。 いつまでアメリカからアクセスできるか分からないが、とりあえず現時点でEBOOKJAPANにお世話になっている 最近はジョジョシリーズにも手を出し、最新の8部→5部→6部と、テキトーな順番で読んできたが(1-4部は日本にいるとき、漫画喫茶でじっくり読んだことあり) スタンドに詳しくなってきているという「ジョジョ・マニア」感が癖になり、読むのをやめられない! 6部をようやく読み終えたが 6部はスタンドがとても複雑・やっかいなものが多かった! ジョジョの奇妙な冒険 第6部 主人公 徐倫(ジョリーン)のスタンドは体を「糸」にするのが、「スパイ〇―マン」っぽいなと思ったが 全然ハリウッド映画のやつよりは、糸を変幻自在に応用して、似ても似つかない能力なので安心だった 記憶をなくした男「ウェザー」の能力なんて、本人すら本来の使い方を覚えていない… 最後の展開を見る限り、「あれ、この能力が最強って話でいいのかしら?」って終わり方だし DIOの生まれ変わりっぽい赤ちゃんは、近づくとなんでも大きさが1/2になっていって、いつまでたっても触れることができないって、そんなのありぃ? ラスボスに至っては、スタンド能力が変わっていくし…フリー〇の形態変化ですか?最後はツルっとしてるし。 章の開始時点で「最強のスタンド」だったスタープラチナは、今回は立場ありませんでした。 時を止める力に対抗するのは、時を○○すれば良かったんすね。まさかのぼろ負け。 作者もよく考えたものだ。あとがきに、「もうこれ以上の能力はない、書ききった」、って白状しちゃってるし でもすぐ納得できるほど、スタンドの難解さが際立っていた。 最初は11巻で短いのかな、と思ったけど、全然ちょうどよい長さ。 飽きさせることなく、怒涛の展開で終わらせてくれたのは、第5部と同じでよかった。 ただ一つだけ、やりすぎかなと思ったのは、生きてさえいればけがをしようが、人体の欠損を修復してくれるプランクトンの生命体「F・F」がチートすぎたことだろうか。 あとは7部を読んだら、全部読んだことにはなるけど、7部は長そうなので、金銭的にも時間的にも負担が大きそうだ。 やれやれ、少しずつ読んでいくか。

診療・医療コミュニケーションのAIDET(エイデット)モデルとは?

診療・医療コミュニケーション の AIDET TM (エイデット)モデルとは? AIDETに出会った背景 アメリカの病院で働いていると大抵毎年何らかのオンライン「トレーニング・モジュール」をやらされる。 感染対策のモジュール、行動規範のモジュール、など医療機関で働く時に最低限必要な知識のアップデートをするためだ。 今の大学病院は、チームワークやコミュニケーションといった多職種連携(Interdisciplinary Care)を重視しており、それがトレーニング・モジュールにも反映されている。 病院のMission・Vision・Valueについてもちゃんと伝えてくれるのはありがたい。 病院が求めているものを理解して皆が実践することは大事だから。 モジュールには、コミュニケーションのTIPSがいくつか紹介されており 「この内容を職員全体に義務として学ばせているのか!」 と、関心したので記録する AIDET TM モデル A Acknowledge (認識する) 名前を呼んであいさつ、アイコンタクト。部屋にいる家族や友人へも同様に対応。 I Introduce (自己紹介する) 名前、所属、役割を説明し自己紹介する D Duration (期間) 検査、医師が来る時間、次のステップなど時間の目安を説明 E Explanation (説明) ステップバイステップでプランを説明。質問に答える。どうコンタクトとれるか説明(ナースコールを押して読んでね、など) T Thank you (感謝する) 患者、家族に感謝を述べる。診察や検査に協力的なこと、情報を与えてくれたことなど感謝できるポイントは大体ある。 AIDETの利点 患者家族の満足度が改善する 患者・スタッフ含め不安が減り、診療コンプアイアンスが上がり、よいアウトカムにつながる 患者家族との関係が築ける 医師を含めた医療スタッフの共感・感謝を伝える方法を確立できる 参照元  https://www.studergroup.c

コストコで購入した、子供たちに人気のWatersports関連品を紹介

コストコ、週1-2程度でお世話になっている。 この時期は、とにかくWatersports関連商品が特に目に付く。 まず最初に手をつけたのは コストコで安く買える、BUNCH O BALLOONの水風船 ↑こういうやつ 大量に入っているので、一日一房でほぼ毎日遊んでも、1週間以上余裕で持つので便利。 水を入れるためにホースにつなぐ必要あるが、とにかく簡単に水風船ができるので、子供たちを遊ばせるときに楽ちん。 日本のアマゾンでも買えるようだ。 次に、H2O GO OCTO-SPRAY 子供用プールを購入     ↑こういうやつ 空気入れが同封されていないので、自転車用の空気入れと、エアベッドの空気入れを使って膨らませるのが大変。パワーのある自動の空気入れがあるならだいぶ楽になるはず。 あと、平らな地面でないとちゃんと上まで水をためられない。庭の3か所ほどで試したが、完全に平らなところがない! 子供が小さいので、上までためる必要もないのだが。 手間がかかる分、子供たちの人気も水風船より高い。 そして今回、コストコでWOWのMega Slide(ウォータースライダー)を購入 日本でもアマゾンで(一応)買えるようす コストコでも100ドル近くしたので、買うのをずっと悩んでいたが、ミズ風船もプールも結構遊び倒した感があったので、勇気をもって購入。 強力な空気入れが同封されており、膨らますのは、結構早くできる。体力は必要。  滑るための浮き輪ボードもついており、必要なものは全部入っている。 あとは、ホースをくっつけて水を流せばOK。 (ホースは必須) 片側から、ミズがちょろちょろ出てきて、ミニ・ウォータースライダーの出来上がり 水が出ない方の滑りが悪いが、子供を滑らせる分には困らない。 対象年齢5歳以上となっているが、4歳でも十分、安全に楽しめた。 ただ4歳の子供は、自分で押しながら進むことができないので、押してあげる必要あったが 1歳半の子供は楽しんではくれるが、すぐ転ぶので、さすがにリスク高め。 芝生に顔から突っ込んで落ちてからは自ら避難した 傾斜がないからどうかなと心配したが、少しの傾斜でも十分遊べたので満

正式にケンタッキー大学院への入学が認められる

メールにて、「入学可否の判断が決定されたので、申し込みサイトで確認してください」と連絡が来たので、早速見てみたら、「おめでとうございます」とのこと。 出来レースもいいとこだったので、嬉しさはないが、せめて地元愛を育てねば。 ということで最近自分の中で流行っているアイパッドミニ+アップルペンシルで 大学院入学の喜びを表現 偽りの気持ちが前面に出ている😱これではIラブNYのパクリだ。 人気のないプログラムは、融通がきく? 今回、自分の専門性を深める候補となる大学院のプログラムディレクター3人ほどとあらかじめ面談して、一番気になっていた、そして気に入ったプログラムに申し込んだのだが プログラムのホームページからすでに「人気なさそうな感じ」が出ていた。 プログラムに関わるメインの教員の数が2人、他のプログラムはもっといっぱい紹介されているのに。 それで入学時期の相談をした時も、特例で今すぐにでも入れます、と返事がきたわけだが。 とにかく生徒が欲しいのはよく伝わった。 入るのは簡単だが、卒業が難しいのがアメリカの大学。 自分の目的は、専門性を深めるための手段であって、PhDはどのみちコースを取って勉強はするし、お金もかからないなら、入っておいたほうが損はしない、程度のモチベーション。 →これでは非常にドロップアウトのリスクが高い 自分を雇ってくれた上司からは、「アメリカの臨床医兼医学部教員でPhDは必要ない」 とはっきり言われたように、PhDを取ること自体に意味はない。 教育学校(College of Education)に自分のためになるコースがなければ、統計学や医学部のコースを取らせてもらいたいし。 自分の選択したプログラムは まずコアとなるコースから選択して12単位(4コース) 教育学校のPhDプログラムが必須とするコースから選択して6単位(2コース) 自分の選択する専門(Psychometric measurement)から最低12単位、統計コースも併せて合計18単位(6コース) コースワークとしてはそれだけ そして、大学院には12単位(4コース相当)トランスファーが認められているが、シンシナティ大学院から12単位トランスファーできるなら、このサーベイコースの3単位は無駄になる

FSA(Flexible Spending Account)とは?その仕組みと利用方法。

アメリカで働くにあたり、保険(Insurance)を含む福利厚生(Benefit)の申し込み・更新(Open enrollment)はちゃんとやらないと、無保険者になるリスクをはらむ。 聞いた話では、自分の情報は登録したけれど、家族の情報は登録しておらず、家族が1年無保険のまま過ごす羽目になった医師がいたらしい。それまで独身で、新たに結婚したとか、新たに子供が産まれた、という状況ならありえなくもない話である。 この「Open enrollment」は、基本的に一年に1回、保険の年度の終わり近くに案内が送られてくる。今の職場はなぜか7月1日開始、6月末で年度が終わるが、多くのところは1月1日開始、12月末年度終わりのサイクルのはずだ。 これを逃すと、Life event(出産、死別など)に該当する以外は一切変更は許されないし、雇用主もどうすることもできない。福利厚生のうち特に重要な保険やFSAは別の会社が運営しているからだ。 今年度、Dependent care FSAを初めて利用したので、アメリカのFSAについて記録を残しておく。 Flexible Spending Account (FSA )とは? その仕組みと利用法についてど素人目線でざっくり解説 日本に同様のシステムがあるかは知らない。「自由にお金を使える口座」みたいな感覚だろうか。 税金をひかれる前の毎月の給料(Paycheck)から、一定額をそのFSAの口座に入れていくことでほんの少しだけ税金面で得があり* そのFSA口座にためたお金を認められた範囲で自由に使えるというもの。 *どれくらいの得をするかは、実験しなかったので正確には分からない ただしOpen enrollmentの際、指定できるのは、「どの」FSA区分に「年間いくら」入れるのか、だけである。 区分としては「 扶養家族のケアDependent care 」と「 医療費Health care 」が主に多くの人に関係すると思われる。医療費は今のところ利用したことはないが(Co-payもカバーされるなら利用すべき)、システムとしては同じ。 例えば、扶養家族ケアFSAに年間2000ドルと指定しておくと、毎月給料から166ドル程度天引きされ、自分