サーベイ(Survey)におけるサンプルサイズはどう決めるか? はっきりした答えは書かれていない。
基本ルールとしては
Populationを構成するUnitがHomogeneous(似たり寄ったり)とわかっている場合はサンプル数は少なくてよい。
ただ多くの場合、Heterogenous(バラバラ)なので、その多様性を反映できる程度のサンプル数は必要。
何を研究しているかにも依存。めったに起きない現象を調べる場合は相当数が必要になるし、よくある現象であれば、サンプル数はそこまでいらない。
サンプル数が少ないほど、Sampling
errorは大きくなる
回答率も考慮する。通常、一回目のサーベイで20-30%程度の回答率、リマインダーなどを駆使して、50%くらいまでは増やせることが多い、となっている。60%から70%を超えるとPopulationを反映してくる(Randomサンプリングの場合)と想定され、良質なサーベイ研究になる。
注意点:コースの先生にも指摘されたが、医療関係者へのサーベイに対する態度は「Really
bad」である。どんなに頑張っても回答率30%にとどまることは少なくない(自分と周囲の先生たちの経験談)。50%超えてくる論文を見ると結構凄いと感じる。
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