サーベイリサーチコース、ペースが速すぎる件
ようやく今日締め切りの課題が終わり、次の仕事に移る前に現実逃避現実逃避でGOTを見ながら日記を書くあたり、もう頭がどうにかしているのだろうか
もう夜の11時なのだが、終わらせなければいけないことが多すぎて休む暇もなく
それもこれも、サーベイリサーチのペースが速すぎるのが大きい
週に3回締め切りがあるってどういうこと?
育休中でこれでは、病棟業務がある週は100%ついていけない(汗)
というのも、入学の時期を相談していた博士課程プログラムディレクターから
「今すぐ申し込めば秋学期から入学できるかも」と来たもので
つまり、たずねていた春学期(1月)の入学は第一選択では考えてくれていない
これを逃すと、2020年の秋学期(9月)まで待つ可能性が高くなるということだ
全てのコースがここまで詰め込み式ではないとは思うが、いやはやシンシナティ大学院では経験しなかったので驚愕。
8月末からまさかの「PhDStudent」❓
サーベイで出てくる用語まとめ
コンセプトとコンストラクトコンセプトはコンストラクトを内包する。より具体的なコンセプトは例えば「身長」ー測定にはさほどこまらないが、通常サーベイで測定するのはより抽象的なコンセプト(いわゆるコンストラクト)、例えば「幸せ」
スケールとインデックスの違い
インデックスは一連の質問で、総合することでコンストラクトを測定するもの。これが最もよくサーベイで用いられる。じゃぁスケールは、というと、今はインデックスもスケールも、5ポイント・リカート「スケール」のようなレーティングも、なんでもスケールとよんじゃっているのが現実。
妥当性(Validity)
3つのC
Content(内容)とFace(外面的・表面的)ー専門家やリサーチャーが思うコンストラクトを測定するのに最良な質問項目
Construct(コンストラクト)
Criterion(基準)
フェイスは妥当性と呼べるかどうかも不明。とにかくサーベイ作る人たちやコンストラクトに詳しい専門家が「っぽいね」で判断する。
コンテントは、文献や過去の研究などから関係しそうな項目を集め、専門家で話し合い、ブループリントをしっかりさせたもの
コンストラクトが最も重要。通常、サーベイでデータを集めた後に、各種データ解析をしてコンストラクトを反映している証拠を示すもの。
クライテリオンは、コンストラクトに関係するすでに確立された他のスケールや指標がある場合に、その相関関係を示すことで、新しいスケールがコンストラクトを反映しているとするもの
アセスメントで学んだ妥当性とは分類の仕方が異なるが(コンテント、Response process, internal consistency, relation to others, consequencesだったか。よく覚えているものだ)、5つの分類法のほうがより網羅的に妥当性の証拠を集められるのに対し、3Cは覚えるのには簡単で、もれをなくせば結局はどちらのアプローチも同じ証拠を集めることになる、と個人的に思う。
信頼性(Reliability)
妥当性と信頼性の違いは、弓矢の的の真ん中を射抜いているか(測定したいものをちゃんとどんぴしゃで測定できているか)が妥当性で、的の同じ場所を繰り返し射抜けるか(測定が安定しているか)が信頼性。信頼性があっても、的の端にずれて測定していたら妥当性はない。妥当性はあっても、測定する人で結果が代わりすぎても、そのスケールは使えない。
信頼性のまとめは、また今度に。Nardi(2018)のDoing survey research の第3章を自分が覚えている範囲で振り返ったものなので、参考程度に。
仕事に戻ろう。
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