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PhDアドバイザーの教授宅でのクリスマス会

自分一応大学院生をやっている、学生だ フェローシップ中は、オンラインで大学院に通っていたため、学生という感じは一切なかった シンシナティこども病院が主催しているプログラムのため、学生は基本すでに医者・歯医者として働いている人ばかり オンラインということも相まって学生的なノリは一切なかった しかし今は大学構内(大学キャンパス)に通う学生 教授のラボに通っている20人弱の生徒の中でフルタイムで働いている人は自分以外には2人だけのようだ クリスマスだからパーティーをどうするか プレゼント交換はどうするか ボーリング場でやるか、教授宅でやるか 毎年作っているラボのTシャツの デザインをどうするか、など 学生的なノリがあり、しかもそれをクラス内で時間をとって話しあうため 多忙な病棟中に必死に時間を作って参加している身からすると結構つらい で、結局教授宅でのパーティーになり ホワイトエレファントなんとかとかいう略奪可能なプレゼント交換 (奪って盛り上がるというコンセプトがとても嫌い) 結局何もっていけばいいかもわからず、チョコとスタバカード 間違いのないチョイスだったらしく、それをとった子供が大喜びしていた (僕コーヒーまだ飲めないけどうれしーーーーって喜んでいた) チョコレートは、詰め合わせになっているのが子供にとてもウケていた 今度からこういうイベントは子供がくるならチョコレート詰め合わせでよいことがわかった スタバギフトカード10-20ドルでも間違いないようだ 同じようにプレゼント交換に悩む人がいるかもしれないから参考までに記録

アメリカでは免許証を紛失しても速攻で再発行できる

2番目はデイケアでスピーチセラピーを受けているが 「片づけ」が好きだ、とあるときセラピストからのコメントに書いてあった そう、片づけといえば聞こえはいいが、 どこでも入れればいい と思っているため 思いもよらない隙間や場所に、関係ないものが入っていることがある 以前、洋服タンスに運転免許証やクレジットカードが入っていてびっくりしたことがあるが 今回は、まじで免許証がどこに行ったか分からなくなった 自分が自宅2階にいた日中に紛失しているので 誰かが入ってきてこっそりカードだけ取って逃げた なんて状況でない限り、1階で遊んでいた彼の仕業なのだが (カードを持って歩き回っていたと妻の目撃証言あり) まさか、財布に入れていたすべてのカードを紛失するとは 自宅にあるという仮説が正しいなら、別にカードを止めなくても悪用されないはずだ と1週間ほど放置していたが、やはり何も起きなかったが 家じゅうをいくら探しても見つからなかった というわけで、運転免許発行してくれる場所へ ソーシャルセキュリティ―カード パスポート ビザ証明書 電気代の請求書をもって 予約なしで特攻 すると窓口で、 IDとなるものを2点見せてください 、とだけいわれ ソーシャルセキュリティとパスポートみせたら 20ドルその場で払って 待合で待つように指示された その日はすいていたので、5分もしないうちに名前を呼ばれ 写真をとって 免許証が印刷発行されるまで、また5分ほど待機 で、免許証を受け取っておしまい 全行程10分くらいで再発行できた あくまでケンタッキー州での事例だが参考までに記録

冬休みも大忙し

11月―12月は本当に忙しく、毎日自分の限界に挑戦するような日々が続いている そして11月から息子が晴れてデイケアデビュー もちろん1か月もたたないうちに鼻かぜからの嘔吐下痢と立て続けにもらってきて  自分もその都度ダウン💀 子供は鼻水出てるだけなのに、自分は数日寝込むという(病棟じゃないときでほんと助かった)x2回  おかげでやるべきことが達成できなかった。QIは全然進まず再開は年末だ。 しかし明らかに目標に向かってプッシュし続けているせいか不思議と自分を責めることはなくなったように思う 今学期 大学院は無事ついていけた が、それはメインのコースがオンラインだったからやりやすかっただけ 次の春学期はクラスルームx2とオンライン参加してもよい教授のラボ しかも授業料の手出しをしたくないという経済的理由で教授のラボは登録せず 単位なしでボランティア参加  教授のItem response theoryのコースと、今学期とったRegressionの講師が教えるCausal & Quasi-Experimental designのコース どっちもしんどそうだけど、レベルアップできるのは間違いなさそう 果たしてついていけるのか、今からビビりまくっている 博士課程の学生ということで、NISとNRDというアメリカの国中から集めた入院データを学生価格で購入 最も新しい2016年度分を買ったが、流石に複数年買うのはしんどいので 2017年以降のがでたらその都度買いましていこうと思う このデータベースは学生プライスでなかったら結構高い 早速NISをつかって 同僚の研究を手伝う  同僚と話をしていたらNISを使ってできそうなことをしていたので早速練習の意味で、NISでデータを解析してみた 意外と使えたので安心 だが同僚の仮説は否決されたのであった ホスピタリスト学会の抄録レビュー リサーチ分野の抄録を20本レビューしたが半日もかからなかった たまたまだろうけど、自分に割り振られた分は今回はそんなにレベル高くなかった しかし締め切りを過ぎた後、リサーチ委員会のほうから ケースレポートのほうのレビューをやってくれる人募集! とレビューをやらなかった不届きなレビュアーがい

同僚のケースレポートがアクセプトされた件

自分が経験した症例をつかって、消化器志望の同僚が書いたケースレポートがアクセプトされた 内容はDISCUSSIONが結構細菌学・薬理についてしっかり書いてあり舌を巻いたが 実は、彼の奥さんが同病院の薬剤師で 薬剤師視点バリバリに議論がなされており 結構ただの内科医には難解な論文となっていた  てか妊娠中だった妻にそれをさせたあんた、スゲーよ つわりが長引いて相当つらかったって言ってたのに  奥さんが責任著者か第一著者で良かったんじゃね?

ケースレポートの論文レビューをお願いされた件

ある日突然ある学術雑誌から「ロイピー先生、このケースレポート審査してよ!14日以内な!」とお願いがきた どこでわたすのGmailを手に入れたよ? と怪しみながら「14日は流石に忙しいので無理です。せめて4週間はないと」と断ったつもりの返信をしたら 「4週間でいいっす!よろ!」 と返信が来たので、しぶしぶ目を通して ん? なんかしょぼくないか? ということで、引用文献もしっかりダウンロードして正しく引用されているか確認したところ 結構適当に引用しちゃっている 突っ込みどころが多すぎて逆に時間がかかったが サマリー Majorポイント Minorポイント に分けてまとめて まあまあのレビューになったのではないでしょうか 編集者には「却下したほうがいい」けど、もし手直しをお願いするなら大幅な改善が必要だと思う と記しておいた これが詐欺でなければ雑誌に編集陣として名前が載るらしいが 果たして …⁈

AAIMのワークショップに期限遅れで提出したのに採用されて驚愕

本格的なフルタイムで働きながらPhDの大学院生をやる生活になってからというもの時間が1日24時間では足りない日々が続いていますロイピーです すっかり忘れていた(嫌なことはすぐ忘れられる特技あり)AAIMのワークショップ フェローシップディレクターから採用されたよおめでとう! とメールが来ていた ちょうど先月、教授が主催する春のセミナーの発表のテーマの割り振りがあり 「そんな時間ねーよ」 と思っていた矢先だったので 「いや、いいことだけど、時間ねーってばよ」 と秋学期が始まってからというもの、暗闇の中を歩いているような お先真っ暗感がさらに増してきた 4月にフロリダのTampaである学会なので ちょうど休暇中だし、頑張って貯金して旅行したいところだ

【衝撃】教授の本性が徐々に明らかに…!

さてさて、フルタイムで働きながらPhDの学生としての生活を始めてはや2ヶ月半。秋学期もすでに終盤戦に突入し、眠れない日々が続いているロイピーです。 寝る間も惜しんで働いています(でもまあ毎日5−6時間くらいは寝てるか) 病棟がない週は、体力回復に努める間もなく、たまった仕事と課題を進めていく必要があります 病棟が無い週の方が睡眠時間を削られます なぜなら、働いている週はプロとして、最低限寝て最善のパフォーマンスを保つ必要があるので、決して夜更かしはしません でも10時にねて4時5時には目が覚めて、1−2時間くらい出勤前に仕事します そのぶん、締め切りがある仕事などは、病棟業務がない週に、眠間も惜しんでやる必要になるわけです 疲れ果てる要因というか悩みの種はもう一つあります 自分のアドバイザーである教授が次世代のスター輩出を目指している節があることです 今学期、早速教授のラボ(勉強会)のコースに登録し出席していますが もうほぼ立派なジェダイとしての技術をもった卒業が近い生徒も 自分のようにFactor AnalysisもItem Response Theoryも学んでいない フォースの存在すら知らない一年生も混じっているものの 基本的にレベル設定は、上級生ならついていける程度 というか教授がとても勉強になったMethodologyの論文を課題にしてくるので 自分に分かるわけないやん 春に、IRT(Iterm Response Theory)の導入篇の講義をする担当になり 教授と面談した際 「おすすめしてくれた分厚いテキストのIRTだけ読むだけでよいか?その前の数章、CTTやFactor Analysisも読んでおいたほうがいいか」 と聞いたら 「そこらへん全部読むべき」と即答 さらに 優秀な学生は、学期が始まる前に、指定のテキストに目をとおし 学期中には、そのテキストでは足りないところを、別のテキスト2−3冊使って補うことで内容をマスターしていくものだ 自分が知っていることを教えるだけでは、自分を超える生徒は出てこないし 各生徒は自分よりも詳しい分野が出てくるものだ

アメリカの看護師の仕事に1日密着してみた

前々回の続き QIを始めるため、まずはナースの仕事のプロセスと問題点を理解するため ナースマネージャーに推薦してもらった看護師の12時間の日勤に帯同させてもらった 朝7時に病棟集合し まずは夜勤の人から1対1で申し送り 今回見学した内科病棟は旧病棟でProgressive careという日本でいうとハイケアユニットに近いのだろうか 一応ICUレベルではないが4時間ごとのアセスメントが必要なレベルの患者で 病棟全体で大体9-10人程度みるらしい  その日は9人患者がおり3人の看護師が3人ずつ担当 ナースの学生が3人ほどきていた ナース助手的な人「テック」と呼ばれる人が一人(その学生が一人おり実質は2人いた) 助手は一人で病棟全体の雑用をこなすらしく忙しそうに病棟を歩き回っていた 実際、このテックと呼ばれる人が最も大変な仕事だそうだ 申し送りのしめはベッドサイドにいって患者に挨拶 今回、患者の部屋には入らないと伝えてあったので、外で待機  その後、電カルで担当患者の薬やオーダーの確認 終了次第、早速朝の薬をナースステーションにある薬を収納している機械から取り出し バーコードをプリントする 一人ずつ薬を取り出しては、ベッドサイドに行き IDと薬をスキャンし(この時点で電カルに時間とともに”投与”されたと記録される) 投与し ついでに朝のアセスメントをやり ナースステーションにもどってきて 次の患者の薬を取り出す を繰り返していた 旧病棟のためベッドサイドにパソコンがなく オーダーをこまめに確認できないのは難点だと 薬の作業中に医者が追加オーダーを入れても気づけないから二度手間になったりするらしい 薬がキャンセルされた場合は、薬のバーコードをスキャンしても反応しないので 誤投与は防げるらしいが 採血や点滴がキャンセルされた場合は バーコードのスキャンなどのステップがないので 気づかず無駄に採血したり、点滴をそのまま続けてしまうリスクがあるらしい ここら辺は現状のシステムではコミュニケーションが重要になるところだと理解  その後は  アセスメントした内容をひたすら電カルに入力 基本的にはTypingは必要なく 各臓器システムのところをダブルクリックして 膨大なリストの中か

教授のラボのクラスにて

自分のPhDアドバイザーの教授のラボのクラスを取っている 正直、他の生徒とのレベル差も結構あるので(というかリーディングや統計ソフトの練習に割く時間が全くない) 勉強の効率が悪く次から取らないでおこうかと思っていたが 次の春学期のラボの時間をいつにするかについて話あい 当然のように自分も参加する流れだった 教育心理学部には思った以上にためになる研究・統計関係のクラスがあるようで 問題は、不定期開催のクラスが結構あること 次の学期は2つ不定期開催のものがあるようで 教授からは絶対取るべきと勧められた 今学期は、1つ統計のオンラインコース(レクチャー、リーディング、課題とも普通量)、PhDとは関係のないIHIのオンラインコース(プロジェクトベースのためリーディングは相当少ない)、そして教授のラボ(自分のペースでやれるだけやる感じ)を取っているが 今でもいっぱいいっぱい 春学期に、2つのオンサイトのクラス+教授のラボを取ったら一体どうなってしまうのか? リーディングと課題するだけで自分の全ての自由時間を取られてしまうぞ… 他にもSHMのリサーチコミティーでの仕事やら 研究・プロジェクトやら 同僚とやっているチームプロジェクトやら ちょっと優先順位について考えなければいけないようだ

Institute for Healthcare Improvementの「Joy in Work」オンライントレーニング

さて、QIを始めようか… 重い腰を上げるように ゆっくりと立ち上がった 忙しかった2週連続勤務が終わりテンションのおかしいロイピーです 忘れる前に、全員分の評価を提出しなければ… といいつつ、早速今日は内科旧病棟のミーティングへ IHIのJoy in Workをいかに見つけ作り出すかというオンラインコース を取っているので 別に大したプロジェクトでなくてもいいが プロジェクトが必要なのである(プロジェクトベースで進む) ただ、Joy in workと一言でいっても、 個人のJoyに絞ってもプロジェクトができるし 自分の仲間内(科内)でもできるし 多職種でもできてしまう Joyといっても、なんでもあり 残念なことに、Joy in workに関連したプロジェクトをやりたいというと 多くの人は「Wellness」「Burnout」に話を絞ってしまう 自分はそうは思わない 医療者はおおむね皆やる気があると思う 病気の人をケアするということだけでやりがいがあるから ただ、その仕事環境は世界中で問題になっている そして皆バーンアウトする 皆が仕事がいで飲みに行ったり、エクササイズしたからといって 解決にはならないと思う だから自分はそこは興味ない Sustainableな変化ではないから 自分は仕事のプロセスや問題点を解決するProblem solvingに興味がある まず科長と話したらWellnessの話ばかりされたので ちょっとショックだった そして今日内科のミーティングにでたら ナースマネージャーたちは多少は意識を共有できてそうな印象だった  とても嬉しい まずはナースの仕事のプロセスを改善するために、 ナースの仕事の一日のプロセスと問題点 そして ホスピタリストの回診のプロセスと問題点を 可視化し 理想的なプロセスをチームで話あって可視化する そこから介入のアイデアが生まれ 少しだけデータを集めて優先順位をつける そこから実際の介入が始まる うちの科の同僚たちは、上の人たちも含め そこがとてもおろそかで勉強不足 だから成功しないし PDSA一回回してうまくいった、いかなかったで話が終わる ここまでのプロセスに時間をちゃんと割くかどうか 全体のプ

2週間のティーチングチーム振り返り

二兎を追うものは一兎をも得ず さすがに全てを両立するのは難しいと感じる今日この頃  大学院が始まって初めてのティーチングチーム 14日連勤になるわけだが 流石に大学院との両立は難しい 課題は毎週締め切りがあるので常にレクチャーや読書や課題を勧めないときつくなるのだが 2週間連勤となると、一日でも寝不足になってしまうと後が辛くなる上に 研修医と医学生の教育に力を入れないといけないので 課題は全然進まない 始めの1週間は結構忙しく何もできず 後半1週間でやっと課題に手を付け始めたが、研修医に臨床上の問題についてどうエビデンスを見つけて適応するかという部分がおろそかになる(文献を探して読んで吟味する時間を奪われる) そんなことをしているうちに、指導医としての評価が下がれば、徐々にティーチングチームの週を減らされるシステムなのがまた悩ましい しかし結局は自分が最もパッションを感じることを続けるべきなのだろう なるようになる ほかないだろう しかし、今回働いた2年目レジデントがあまりに優秀すぎて素直に関心 指摘するところがとても細かいところしかない 2週間で指摘したのはストレスフルな状況になった時のふるまいかたくらい 1週間たった時点でフィードバックセッションを行ったときに 率直に 「チーム管理能力高い」 「ベッドサイドでの説明がうまい」 「患者や家族の感情を察知して誠実に何ができるか話あうところとか秀逸」 「知識が膨大すぎる上に、短い時間で教えるのがうまい、見習いたいくらい」 とPositive reinforcementに集中したところ 「自分がどれだけできているか分からなかった」からそう言ってもらえて自信になったと とても効果的だったらしく 忙しくて皆へとへとだったが 残りの1週間も元気に働いてくれた 今回の自分の課題としては 忙しくても、インターンは何かしらのティーチングを挟んでほしい 午後は忙しさが読めないので、午後のティーチングは望ましくないという意見 午前のラウンド前の5分間トークを前の指導医がしていて効果的だった いままでチームに4-5人いる時点で結構辛かったのに 今回レジデント1、インターン2、4年生1、3年生2という そこまでの大所帯は初めてだった イン

2年前にアメリカで家を購入した同僚の話を聞いて愕然

同僚の中には家を購入した人もいる 家を買った方が長期的には財産になる、安くすむ、ということをよく聞く 中には5年以上すむなら家を購入したほうが安く済むとか アメリカの家の価格は年々上昇する一方で下がらないので 売るときには基本値段は上がっている 初期投資がかかり、売るときに少しリモデルしなければいけなくても トータルでは安く済むということなのだろう と思っていたが、同僚の話を聞いていると最近はリスクのほうが高く思えてきた  まず2年前に家を購入した同僚 相場からすれば少し安く購入できたようだが 最近エアコンが壊れ、修理には家の保険が使えないらしく 手出しで150万-200万くらいかかったらしい 彼が言うには、エアコンと屋根が最もお金がかかる維持費で だいたい20年ごとに、この二つは修理する必要がでてくるらしい 売られている住宅は大体20-30年ものが多いので この二つがいつ修理されて、どういう状態か確認しなければいけないらしい もう一人の同僚(同期入社)は 家を購入する際査定してくれる会社に家を鑑定してもらって 屋根の修理が5年以内に必要だからと、70万くらい値引きしてくれたとか しかも、二人ともしばらくここに住むと思って購入したが (自分の想像では)科長の交代、キャリアを進めるためのチャンスの少なさ(二人とも優秀な外国人卒業生)に加え 一人は消化器科のリサーチメンターを見つけて楽しくリサーチができているのと 同期のほうは、ホスピタリストの仕事自体が合わない(もともと外来をメインに仕事をしてた)のと、奥さんが消化器で色々いいことを吹き込まれたのか 二人とも消化器科フェローシップにアプライしている 同じ町のプログラムにマッチする可能性のほうが低いので家は売る前提になるのだろうが 1-3年くらいしか住んでなかったら結構な額の損しかしないだろう そしてまた引っ越し費用、敷金…頭痛いだろうな 他の同期入社の同僚も家を買っているが 頭金20%を払っても、月々2400ドルくらい払っているらしい (20年ローンか30年ローンかわすれた) それでも30数万ドルの家だと言っていたので驚愕 年々家の価格があがっているので、ここ田舎の町でも普通のアメリカ的な広さの家に住みたければ30-3

リクルートメント委員会に当選

教授のラボのクラスでは宿題でない的なことを言っていたのに、突然大量の課題を吹っかけてきたことに動揺しているロイピーです 先月初めのこと 科内のリクルートメント委員会に空きが出たということで 応募していたが、無事に当選した ホスピタリスト科への応募状況を把握でき 応募者の推薦もしやすくなったので 一緒に切磋琢磨できる人を募集したい といってもアメリカでトレーニングを受けて一時的にでもホスピタリストをやりたい日本人は相当少ないので 優秀な人が増えてくれればアメリカ人でも外国人卒業生でも何でも良い それだけ

APAGS(アメリカ心理学会・大学院生会)の論文審査員に当選する

臨床業務休みの週はアメリカの大学(院)生らしく過ごしているロイピーです(ヽ''ω`)ゲッソリ 早速同僚の500字の論文を一晩で書き上げて送ったが、果たしてちゃんと提出してくれるのか 期待しないでおこう(Letter to editorは元論文出版から1か月以内に提出するよう書いてある) アメリカ心理学会(APA)に入会した理由は、学部内の他の教授からのメールがきっかけで、APAGS(APA of graduate students)が大学院生の論文審査員(Reviewer)に募集したかったからだが 申し込み要項に、履歴書(CV)を2ページにまとめて送れと指示があったので とりあえず、 Education(日本の医学部、シンシナティとケンタッキー大学) Academic appointment & Training(全部Medical training) Other research oriented training Peer review experience Peer reviewed publication だけに絞って2ページに圧縮 募集要項の一つに、現在Psychologistか将来Psychologyでやっていく人とあったが 医師としてやっていくのバレバレな履歴書を送った 次の日には「資格があるので、オンライントレーニングと簡単なテストを受けてください。80%以上とれたら、審査員のプールに入れます」 と連絡が来た 「PhDの1年目なんて、右も左もわかっとらんぞ」 テストに通るなんて無理だと思いながらその1時間程度のオンライントレーニングをやったが 最後のたった6問のテストは、そのトレーニングの内容の理解確認のテストで 研究の知識は全く問われなかった 無事一回で80%とれたので 晴れて、論文審査員の仕事をもらえたらしい  PhDプログラムに入って感じているのが 「チャンスの多さ・多様さ」 毎日のように別の教授からいろんな情報が共有されてくる 今のところAPAGSの募集以外は自分にとって「迷惑メール」だったのだが 学期が始まってたった2か月目で何かしらの仕事をとれるとは PhDがとれるかどうかは別にして新しいことにチャレンジしてよかった めでた

アメリカ心理学会とアメリカ教育研究学会に入会した

次から次へとやることが増えてきている状況に喜びを感じている今日この頃 皆さまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか 妻の誕生日プレゼントはアップルウォッチシリーズ5を注文しました あれ、去年と全く同じプレゼントような(デジャブ?)  というのも、去年シリーズ4が出た時に、700ドルくらいする結構いいモデル(ステンレス、Cellularつき)を誕生日にプレゼントしたところ 早々に床に落として、スクリーンを割ってくれたので ここ最近は全く使わずに、引き出しに眠っているうえに 毎月、10ドルずつ、Cellularの料金を払っていたので  そもそも買い替えるタイミングを見ていたのです 今回は流石に、安いモデル(アルミのCellular)でアップルケアを付けました さて、最近のアップデートとしては 手伝っていた同僚の研究を論文化したいということで話し合っていたところ つい先月にとてもよく似た論文が発表されていて 「これにLetter to editorで返信するのがベスト」 という結論になった そして すぐに奥様が出産して育休に突入する という離れ業 この機を逃すと、何かしら形にして世に出すのは困難になる(か程度の低い雑誌に投稿するか)ため 分かりましたよ、はいはい、「私が書きますわ」 と自ら提案して、今週中に、大学院やら会議の間に書き上げなければならなくなった たったの500文字だからいいんだけれど そして、時を同じくしてIHI(Institute for Healthcare Improvement)の提供するオンラインコース、Finding and creating joy in workが始まった  基本、ビデオをみて、Readingをしながら、プロジェクトを立ち上げて課題をやっていくというまぁオーソドックスな流れだが 1回目のビデオ、「うっすー」すぎるほどの薄味 ただリーディングの記事は秀逸すぎて やっぱわかっている人たちはレベルが違う!とうなったうなった  正直、Joy in workをテーマに小さなプロジェクトから初めて、このテーマでPhDの研究までやってもかなり面白そう やっぱり面白そうって思えるテーマを研究したい 医学教育研究と違ってファンディングの

大学院 回帰分析コースと教授のラボの勉強会

ケンタッキーでは病棟の患者もスタッフも皆鼻づまりに苦しむ時期のようですが、いかがお過ごしでしょうか ひどい風邪をひいて副鼻腔をやられてしまっているロイピーですが、今週は一緒に回診するケースマネージャーも薬剤師も鼻水が止まらず、よほど不健康なチームだと思われたことでしょう ケースマネージャー曰く、花粉かなにかが飛びまくる時期のようです。ケンタッキーならではだと言っていました。患者も異様な確率で鼻づまりを訴えますが、半分は鼻カヌラの酸素で鼻が詰まっているだけなので、判別するのは難しいのです 薬剤師は普通に体調悪そうで、最後のほうは目もやられていました。一番のおきにの薬剤師さんなので、何も気になりませんでしたが(ただのバカ)  大学院の秋学期が始まってしまったので、忙しい病棟業務の週も勉強と課題を勧めなければいけません 午後抜け出して講義に出るのはさすがにストレスになりますが、これからずっと続くので何とかなれないといけません 講義の時間までにすべてを終わらせるため、朝から回診、オーダー、コンサルトを済ませ、大急ぎで患者の退院処理を終わらせたところ、1時40分。この時点で昼のカンファはでれず。2時開始なので、間に合うかと思いきや、着いたのは2時10分。まさか病院から教育学部までの移動にそこまで時間がかかるとは 教授のラボの勉強会みたいなコースをとっているためだが めちゃグダグダ。今年は統計ソフトのRを使えるようになるというテーマらしいが 教授はRを使ったことないらしく、卒業間近でRをメインに使っている生徒が主導でRの使い方を教わっているが めちゃめちゃ効率が悪い 最初の回は、70分くらいかけて、各種パッケージをインストールしただけ そんなの事前課題としてやりかたの指示書くれればやってきたのに! 2回目は、教授が日本の学会に呼ばれて出張しており、不在。70分くらいかけて、超単純なコマンドについて触れただけ! まだ簡単な解析すら至っていないという…金と時間を返せ Datacampというサイトを勉強用に使うかどうかについて話しあったが クオリティは超高いらしいが、そう遠くない過去にCEOから女性インストラクターへのセクハラ が長期間対策されず放置されたとして、発覚後大問題に。ボイコット運動に発展し、統計コミュニティか

悪い流れが続いている、、、さてどうしたものか

Oビザである限り大学院の授業料が馬鹿高く請求されることが確定したり ワークショップも期限内に提出できなかったり PhDのアドバイザーからミーティングのドタキャン食らったり 久々に本格的な風をひいたりと 波に乗れない日々が続くロイピーです  (しかも、今週はオフではなく、自宅待機の週なのです。病欠などが出た時のカバーに入る人です。どこにも出かけられないし、どうも同僚が育休に入ったようで、待機のもう一人は3日連続で彼のカバーをするようです。残るは自分だけなので、いつでも出勤できる心構えが必要なのですが、とにかく体調が悪い!) まぁ家族が元気ならなんでも良いんですが  こういう時は「変化」が必要かと思いまして 衝動買いをいくつかしました まずは、キーボードを新調 妻の誕生日プレゼントを決めにベストバイへ一緒に行ったとき ついつい展示してあるキーボードに触ってしまい あまりの気持ちいい打鍵感にひとめぼれ ただ180ドルと高級品すぎたのでアマゾンで同じメーカーの40ドル代ので妥協しました 展示のに打鍵感はにてはいるが、結構打つときの音が派手で、やはり質は少し劣りますが パソコンは日常的に使うので、ちょっとは気がまぎれそうです  ついでにPCにUSBでつなげるマイクロフォンの安いのも購入 ディクテーションソフトDRAGONを以前から持っててほぼ使っていなかったので これで普段から英語の発音矯正に取り組む次第です オンラインミーティングも、これがあればPCから可能かしら そして、キンドル本も衝動買い The mentoring guide はミシガン大学のホスピタリストのトップの人たちがメインで書いた本。ミシガンとにかくスゲー。今すぐは読めないけど、時間の合間に読みたい。 質的研究デザインの本とインタビューのやり方の本も購入 ワークショップをやるつもりで購入したが、これは早まった感強し そして、何年振りかに「医学書」を購入 内科のPocket medicine 今年新しいのが出たらしい。ティーチングに役立つかと思い買ったが キンドル版、みづらい! たくさんの情報が1ページにギュッとまとまっているのが強みなのに 携帯で見たら、1ページにちょっとの情報しか映らず 情

AAIMのワークショップにチャレンジしたはいいものの提出されず

それは、7日前のことだった フェローシップ時代のボスから2行くらいの簡単なメール 質的研究のインタビューとコーディングについてワークショップ一緒に提出する気ない?締め切り迫ってるけどdoableだよ こんな言い方だから、もう内容も煮詰まって書く準備も出来ているのだろうと思った 誰が書くのかは言及されていなかったが 書けと言われれば書くし、アイデアマンのボスに対して、メソッドやアプローチを肉付けするのが自分の役割としても合う 取り敢えず、医学生と一緒のチームでとても忙しかったので いっすよー、何か手伝えることがありますか? とだけ返信しておいた この時店で締め切りまで6日と迫っていた しかし普段は24時間以内に返信するボスから48時間以上たっても連絡がなく 週末だからかな?とも思ったが、ただのメールは週末でもする人なので 多分自分の返事が間違っていたのだろう、と想像していた そしてその心配は当たっていた 月曜朝出勤中、自分に企画書を一から書けるかどうか聞いていたんなら、doableだと思いますけど? とメールしたところ、間も無くして 彼が企画書を書くのに同意してくれました とそっけないメールが来た そして内容については インタビュー、 書き起こし、そして解析、辺りを考えている、と それって 何も中身を詰めることなく丸投げしとるやん! このときすでに締め切りまで5日切ってますが?? と思いながら、取り敢えず、明日か明後日やるんでよろしく と返事して、大変だった医学生との病棟1週間の最終日を終えた 実はこの日、大学院の新学期の初日であり、課題がアップロードされていた 次の日は、どうしても大学院の課題を終わらせたく、それを優先した 修士課程で学んだが、何日もかけてやるのが最も効率が悪く 早めに一気にやるか、〆きり前日くらいから死ぬ気でやって終わらすのが最も自分にあっているのがわかっていたので 今回は課題を優先した次第だ そして締め切りまで3日となったところで企画書に取り掛かり 2時間くらい集中して終わらせメンバーにフィードバックよろしく、とメールで送っておいた 締め切りまで48時間を切り、もう一人の人からフィードバックが返ってきたが 「ご

アメリカでフルタイムで働きながらPhD学生をやるとこうなる

さて、ついに始まってしまった秋学期 フェローシップの時も、臨床をしながらオンラインでシンシナティ大学院生をしていたので、さほど変わらないと思いきや 全然状況が違う フェローシップ中は臨床業務は半分(その分給料も半分)で、勉強や研究に集中できるように組まれた「カリキュラム」の中でやっていた 今回は、フルタイムで臨床業務をこなしつつ、「合間に」大学院の授業や課題をこなさなければならない 最大の障壁はオンラインでないこと (実はもっと大きな障壁は授業料にかかる税金を払えるかどうかになりそうだが) 病棟で働いている週は、仕事の合間に抜け出して授業にでなければならないが そもそも授業がある教育心理学のキャンパスと職場である病院・医学部が 15分くらい離れている! 車で移動するにも、病院の駐車場と周辺の道は日中はとても混んでいて 車で行っても歩いても15分以上かかるのは目に見えている つまり、往復の時間も含めると、授業の時間+30分くらい、病棟業務を離れる必要がある  今学期は、いろいろ駄々をこねて、必須と言われた毎週水曜11時からのオリエンテーション授業を来年にしてもらった (というか、12時開始でいやいや登録した2時間後に、11時に変更しますとメールがきて、「絶対無理」とDROPした。午前は11時過ぎまで回診することが多いので、11時はさすがに無理) 午後からの授業も、さすがに2時間近く留守にするのは、リスクが高いが 午後からなら、あらかたのことは済ませて、誰かに、緊急時の対応をお願いすればなんとかなる 今学期とっているオンラインの統計のコースは授業に出なくてよいので楽だが 今日は初めて、自分のアドバイザーである教授の「ラボ」のクラスにでた 10人以上学生がいて、若そうな人から、結構年いってそうな人もいた 自分のように1年目もいれば、あとは博士論文だけ、という人もいて ベースの知識や理解に天と地ほどの乖離があった さっそく、目標を書けと言われたが 今年はRをみんなで学んでいく、という方向性らしいが 詳しい内容までは決まっていない 例えば  MLM LDA IRT DIF DIMENSIONALITY をRでできるようになるとか言われても こっちは何の話をしてるか

全然7DAYSオンオフじゃないうえにポスター6枚準備するのは流石に疲労がたまる。

さて調子に乗って6枚抄録を提出したのはいいが、さすが地方会、もちろん全てアクセプトしてくる うち4枚は症例レポートなので、これはもう簡単。2時間で一枚のぺースでポスターを仕上げていく といっても、7月から9月にかけてのスケジュールは、まったくもって7DaysOnOffになっておらず、毎月4週間のうち3週間弱から3週間シフトに入れられているという恐怖 いつもより疲労がたまっている状態で、準備に時間を削られるものだから、 1枚2時間以上かけていられないのだ しかし慣れてきたもので、ポスターの内容をどう「Chunking」するかすぐにアイデアが浮かび、いい感じのポスターができた。 問題は2枚のリサーチポスター 肝心のリサーチの第一・責任著者が、僕ら同僚を巻き込んだにもかかわらず研究デザインの肝の部分を無視したままデータ収集まで手伝わせたことで 今更研究のデザインをしようにも手遅れ 抄録は彼がもともと言っていたリサーチクエスチョンだけで、解析は自分がベストと考えるもので結果を提出したのだが 彼にデータを実際に見てしまっているので、彼の中には10-20個くらい新たにリサーチクエスチョンが浮かんでおり、 こないだその一覧を見せられた時にはため息しかでなかった バイアスしか発生しないような状況なので、「まずは最初のリサーチクエスチョンに立ち返ってそれだけやった方が良い」と納得はしてもらったが それでも研究デザインの段階で「独立変数とアウトカム」の設定を怠ってくれたのは 本当に迷惑😱 100個くらい変数・アウトカムを集めてしまっているうえ この中から独立変数を選べというには症例数nが全く足りていない 単純なCorrelationやRegressionをやったところで差がでそうな候補がすくないうえに 交絡していそうな変数がいっぱいあるので、それを統計的に検討してどれをいれるか選らぶ?それは2年前にやって、多いにレビュアーにたたかれたのでもうこりごり これは他の研究で関連が示されているといった変数だけに絞っても多すぎるくらい 結局「これは大事だと思う」と臨床的にも大事そうなやつを選んでもらって データをアップデートして… ってこれに何日費やしてると思ってる💢💢💢

【本】The Gift of Imperfect Parenting 家庭はどういう場所であるべきか考える。

ベストセラーを連発しており作中では自らを「Shameリサーチャー」と表現するBrene Brown博士 何も知らない人に自分のやっていることを説明するとき、「Shame(恥・恥じるという役が適当だろうか)」という言葉は敬遠されがちだということも面白いストーリーを交えて紹介されている。 それゆえか、「Shame」について語るというより、人間の「Vulnerability(「もろさ」とか「弱さ」という役でいいか)」という切り口で話が進むことが多い。 子育て、リーダーシップ関連の本も出しており、ずっと気になっていた。今回手始めに、2時間程度で聞けてしまう、Parenting子育てについての本を聞いた。 The Gifts of Imperfect Parenting: Raising Children With Courage, Compassion & Connection オーディオもこれまでと違い、聴衆がいる状態で収録されたような内容。なので、本では絶対に登場しないような意味のない言葉を言ったり「Um」とか、笑いながら話し、感情をこめて話す場面があったりと、話に引き込むのは凄くうまい。 早口になると、ネイティブならではの音が重なって細かい単語がほぼ発音されないような喋りになってしまうのは難点だが、大事な所は注意深くしゃべるようにしているので、そこまで気にはならなかった。 ShameリサーチャーであるBrown博士の観点からは、子供が将来危ない行動をするかどうか(酒ドラッグ交友関係など)を決定づける育て方「Parenting」には2種類しかなく …といっても、これはミスリーディングだが。あくまでShameに関連したリサーチの分野で、かつ、子供がグレるかどうかというアウトカムに限った話では… 子供を「Shame」か「Guilty」基準で育てるかどうかだという Shameはその人自身の価値・性質に対しての考え Guiltyはその人の行動とその意思決定に対しての考え 子供が失敗した、やらかしたときに 「なんて馬鹿なの!」 と子供の全てを否定するのと(これがShame) 「(今回は)うまくいかなかったね!」 と子供のとった行動の選択や意思決定が悪かったと責めるのでは 大きな差が出るらしい。

【本】「Atomic Habits」で意識高い系を脱却

今月の通勤中の聴書は「Atomic Habits」でした Atomic Habits: An Easy and Proven Way to Build Good Habits and Break Bad Ones 前回のCompound effectに続き、最近は自己啓発本にはまっております(前からだけど) Compound effect→Atomic Habitsの順に聞いて良かった! Compound effectはいかに習慣・継続が大事かという「総論」と成功者の事例を紹介していたが、結局は根性がないとできないという印象を強く受けていた。 Atomic Habitsは「各論」的で、習慣・継続が大事という前提のもと、習慣を形成するステップと実際のやり方を色々紹介してくれているので、「これなら自分でもできそうだな」と思う所を集中して聞くようにした。 Habitsのサイクル 1-Cue 2-Craving 3-Response 4-Reward を意識する。 例えば昔スロットに連れて行ってもらったとき、確定の当たりに入った音(CUE)が鳴って、友人のテンションがあがり(Craving)、さらにお金をつぎ込んで(Response)、コインがじゃらじゃら出てきて(Reward)ギャンブルの欲求が満たされるという場面に遭遇したことがあるが 振り返ると、こうやってギャンブル依存(習慣)ができるんだろうな、と。 逆に、普段やっていることのCUEは何だろうとか 新たに作りたい習慣のCUEになりうるものは何だろうとか 考えると習慣作りに成功しやすくなるというもの Rewardを繰り返し経験しないと、Cueが来た時にCravingが起きないので そのラインを超えるためにも継続してやらなければいけないが そのラインを超えるまでは、簡単にできることを目標にするべきだろう 例えば、毎朝運動したいなら Cue-朝起きる Response-30回腕立てする  を繰り返していると、わずかでも腕に筋肉がつく、朝から体の調子が上向きになる、運動しているという自信が得られる、といったRewardが得られる。Cravingが起こるようになれば習慣化しやすい。 これを増やしていく。 また、秀逸な考え方として 習慣は「

ホスピタリスト学会地方会の抄録締め切り日。結局やってしまった。

ホスピタリスト学会の地方会。自分の所属する大学が毎年主催しているのだが、白人アメリカ人医師の仲間内でやってる感が半端ないので、ちょっと不快(独断と偏見含む)。 なので、今年は無視しよう。と思っていたが、流石に学術活動推進派としては、困っている同僚をほおってはおけない。 ということで まずは最近消化器学会に症例報告を提出していた同僚に「僕の見た症例提出したのどうなりました?」と聞いたら 「アクセプトされたよ」と。 何で言わんのかい! と心の中で突っ込みながら、「地方会に出してもいいかい」と聞いて了承を得た。自分が見た症例なので本来聞く必要もないが。 ただなぜわざわざ聞いたかというと、彼の書いた抄録があまりにもひどすぎて目も当てられなかったから。 なぜ議論にINTROみたいな内容が書いてあるだけなのに審査に通るのか、ACG謎すぎる。   抄録がオンラインにさらされないことを祈る。 ということでまず、2時間くらいかけて議論のところを全部書きなおした。 次に、半年前に働いた研修医たちに「いい症例いっぱいみたけど書きますぅ?」とメールしたところ反応なし。 1日1.5枚ペースでまず症例報告を計3枚かいた。 「書いたけど発表したい人いる?」と聞いたら、医学生一人と研修医一人が手を挙げてくれた。 うーん手柄になれば何でもよい人が多い。自分は学べれば何でもよい感じなんだが。ちょっと感覚が違うのか? 次に、最近カルテレビューを手伝った、お世辞にも大したリサーチとは言えないリサーチをやっている同僚に 「論文化は難しそうだからせめて地方会からチャレンジします?」 と背中を押そうとしたところ反応なし。 仕方ないので職場ですれ違ったときに話をして 「地方会だすべきだね」と言っていたので(はよ言わな期限5日後やぞ…とは言わず) データを共有してもらって データのクリーニングに1日 データ解析に1日 そこから2枚の抄録を書くのに1日費やし 1週間程度で合計6枚抄録を提出 そしてすべて自分で書いて段取りしても、第一著者にはならなくてよい 世のため人のため 発表を通じて何か刺激を受けてくれればそれでいい ただのボランティア このリサーチも色々突っ込みどころがありすぎるのだが 一緒に話あって

【漫画】ジョジョの奇妙な冒険・第7部「スティールボールラン」

さてジョジョシリーズもとうとう読みつくしてしまった (といっても1-3部を呼んだのははるか昔すぎて詳細は忘れているが) 今回もEbookでだらだらしている時間を読書の時間へ ジョジョシリーズ最後は第7部、スティールボールラン ひと昔のアメリカ合衆国を舞台に、大金がかかった馬での大陸横断レースが開催されることに カリフォルニアから最後はニューヨークまでのコースを馬だけで競争するという突拍子もない設定 まぁ当然、理由があって黒幕がそんなレースを仕組んだわけですが 馬でのレースだったのは、その当時は馬車と機関車・列車が移動手段だったから? コース上にパワースポットが多数あり出場者たちがスタンド使いになったり ちょっとなんでもありな設定 最後はうまくまとめて話しとしてはよくできていたが 何かが物足りない、なんだろう レースという面も描かれていたせいか スタンド同士の戦いがちょっと熱くなかったかなぁ  黄金比率が最強って言われても「すげー」とはならないよなー 3部をもう一度読みたい衝動にも駆られたが さすがに少年漫画はおなか一杯になってきた

EnterTRAINment Junctionの評判が良いので行ってみた

夏休み中出費が激しくなりクレジットカードの支払いにビビっているロイピーです。 サマーキャンプがないときにできるだけお出かけしたいということで Newport水族館にいった同じ週に EnterTRAINment Junction というジオラマの世界が楽しめる場所へ(外観の写真撮ってなかった…) シンシナティIKEAのすぐ近くなので、帰りにIKEAに立ち寄るプランでお出かけ まずは入口でチケットを買ったのだが 3人で40数ドル払った(機関車トーマスに乗れるおまけつきのやつ) 始めはこの値段設定が高いのか安いのか分からなかったが、あとから思うに 高すぎぃぃぃ😨 中はジオラマの世界が広がっていて子供たちの興味を引いていた  でも、ストローラーに乗せてたので、絶対手前のほうの景色しか見えてなかったよね  押すと機関車などの音がするボタンが大量に設置してあり それを押そうと必死になっていた トーマスに関しては、運航時間が決まっており ちょうど午後3時にそこを通りかかったので乗ってみた って、この暑いなか、外かいなー! 運よく3時きっかりに入ったので、その時は少なかったが、すぐに続々と子連れファミリーが並び始めたので、暑い中待つ可能性あり 要注意 この後、もう少しジオラマの展示が続いてお土産屋(子供が気に入るような電車・機関車はみつからず残念)で終わり 感想としては  これで10ドル以上とるのは高いな、と素直に思った ジオラマが好きでなければ特に感動することはないかな シンシナティを通り抜ける間の高速、車多いうえに運転危ない人多すぎ くらい。とにかく薄めな時間だった。

Newport水族館

子供が夏休み期間!ということでサマーキャンプのない今週は色々とお出かけ まずは Newport水族館 へ。前回年パスを購入したので、行かないと損なのだ。 季節・気候関係なく 赤ちゃん連れでも楽しめる 数少ない場所なのである。 建物に入る前に、川沿いに見えるシンシナティの街並みをパシャリ パスをもって入れば、切符の列には並ばず、荷物検査にいってOK 中にあるゲートでパスをスキャンしてさあ入場 特に大きくもなく見どころも多くはないのだが 途中に遊具があり、子供二人を遊ばせて時間稼ぎ~   上の子は一人で遊べるようになって楽にはなったのだが ここでまさかの落とし穴が…! 前回来た時に購入した今一番のおきにいりのペンギンのぬいぐるみをもって遊びにいったのだが、出てきたときには持っていなかったのだ しかも、誰もそれに気づいておらず、ペンギンのコーナーまで来て 「ペンぎ―――――ン!!!!」と泣き出してしまった おいペンギンえらいことになってるよ… 妻と二人で遊具まで戻って探したが見つからず きっと拾った(パクった)誰かが大事にしてくれるよ と慰めつつ最後にお土産屋で同じぬいぐるみを探すことに  ぐるっと一周しても違うペンギンしか見つからず 違うペンギンは「いらない」と言い張る子供に あー残念なかったねーと早速諦めていたオッサンだったが😑 妻は諦めず隅々まで探して同じやつを見つけてきた 前は大々的に見える所に置いてあったが今は隅っこの1か所だけにポツンとおいてあったらしい 弟もよくそのペンギンで遊んでいたので2つ購入したが 下の子的にはペンギンはねーちゃんのものという認識が強いのか そっけないのであった 余談 その後トイストーリー3を見ていたら、今回と似たような話が! 大事にされていたクマのぬいぐるみたちが、外出中に忘れられて置いてけぼりをくらう 頑張って家までたどり着いたがその子は全く同じぬいぐるみを買い与えられていた それを見てクマさんたちはぐれてしまう… ペンギンごめんよ―――! 水族館のあとは、例のごとくキャンディ屋によって、新しいレストランでも探そうとうろうろしてみたが、ピザ屋くらいしかみつからず 結局前回同様ウィスコンシンっぽいパ

子供二人を聴覚検査のためOffice for children with special health care needsに連れて行った結果

こんにちは、夏バテ気味のロイピーです。 今回は、以前下の子が新生児ヒアリングスクリーニングをパスしなかったその後の話と  ファーストステップ(BitrthTo3)に申し込んだ方の子のその後の話をまとめて記録 だって二人とも同じ場所に連れて行ったんだもの😃 新生児聴覚スクリーニングに片耳パスしなかった子のその後  赤ちゃんのほうは、聴覚検査の予約の電話がかかってきたのかな? あれ、もう記憶があいまいに…(汗) 予約をしたら後日郵送で書類が届き、保険の情報やSSNなどを記入し当日持参した 指示に、「検査中寝てくれてたほうが良いから、朝からおなかをすかせておいて、検査直前に授乳してほしい」とあったので指示に従った グーグルマップでOffice for children with special health care needsと検索してもまともなところにヒットしなかったので 書類にかいてある住所を入力 して場所を特定 ケンタッキー大学病院のすぐ近くだった 駐車場もあり、建物の3階にエレベータで行くと ヒアリングはこっち(左)と書いてあるほうのドアをくぐるとすぐに受付についた そこで書類を渡したら、検査してくれる人によばれるまで待合で待機 授乳を始めた方がよいか聞いたら「呼ばれてからでよい」とのことだった 時間通りに呼ばれて、妻が子供を連れて検査室に入っていった 結局病院でやったのと似たような脳幹反射をみる検査をやって 「パスしました」 と言われて終わった。 ファーストステップ(Birth to 3)に申し込んだ子のその後 これまた留守電にメッセージが残っておりかけなおしたところ 「こないだ赤ちゃん連れてきてましたよね?」 と向こうから言ってきたのでびっくり! 同じ場所からだったらしい 予約をとり、案の定書類が郵送で送られてきたので 記入して当日持参した 受付したらすぐに検査室に呼ばれたが 今回の人は例えるならば四皇「ビッグ・マム」 普段若い女性にはニコニコしがちな我が子も今回ばかりは ビビっていた… 😰 まずは耳に水があるかどうかを調べられるという短い耳かき状の機器を 両耳に突っ込まれ号泣 その後暗い検査室に移動し聴覚検査 真

【オーディオブック】自己啓発のはずの「Compound effect」で逆に凹む

さてさてティーチングチーム14日連勤をようやく脱したロイピーです。 今月の通勤中のオーディオブックは「Compound Effect」 The Compound Effect キーワードをつなげていくと、「些細な変化」を「継続的に」やっていくことで、1か月や3か月では目に見えない変化も、3年後には大きな差になっていくのが「Compound効果」ということなのだろう。 まずは自分の生活を「トラッキング」 して、一日をどう過ごしてるか詳細に記録すること そこから、一日どれだけ携帯をいじっているか、テレビをみているか、お金がどこに流れているか、わかる。 そこから、取り除いても良い、もしくは取り除きたい習慣が見つかり、新しいより良い習慣に変えてあげる。 些細な変化でよい。継続して習慣化しなければ意味がない。 運転中に、ラジオを聞いていたのを、オーディオブックに変えるのもそれに当てはまる。 継続的に(Consistent)やるには「習慣化」して、考えずにできるようになることが大事。 さらに「目標」を人生のあらゆることに立てるのは大事だが、目標を達成するために何をするかを考えては、大抵生活の多くを犠牲にするしかなくなる 「目標を回りの家族や大切にしている友人に伝えなさい」それは言うことや書くことでそれを達成する責任が少しでもでてくるからだが 頭の中にとどまっているだけの目標はただの「幻想(ファンタジー)」に過ぎない とバッサリ。 そして「目標」を立てたら、達成するために「何をするべきか」を考えたらダメ。 何をするべきかを考えだすと、きっと自分の人生の大事にしているものを犠牲にする必要がでてくる ここは自分の中に響いた(Resonate)!目標を達成するために何が何でも努力を惜しまないのは、長続きしないし、途中で挫折して達成できない後悔が残ることが多い。 達成できても大事にしているもの、たとえば家族が犠牲になっては結局ずっとは続けられない。 フェローシップで実感したことに近いものを感じる。 ここで考え方を変えるべきで、目標を達成するためには「どんな人になるべきか」を考えるほうが良い。 人生で大事なものは何かを考える。 ただ、「発言」と「行動」が違えば、「行動」の方を信じる。 「痩せ

子供がいて集中して仕事ができない悩みを解決するSONY・WH-1000XM3

こんにちは、ここ数日浪費がひどいロイピー(2回目)です こないだコストコで買い物していたら、BOSEとSONYのノイズキャンセリングヘッドホンをついつい試してしまい PhDを生き抜くには 「 これしかない! 」 とピーンと来てしまったので ベストバイでBOSEのQuietComfort(QC35)シリーズIIとSONYのWH-1000XM3とその他3つくらいのメーカーのヘッドホンを試して比較して  SONYのWH-1000XM3(300ドル!)を購入 ソニー SONY ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-1000XM3 B : LDAC/Bluetooth/ハイレゾ 最大30時間連続再生 密閉型 マイク付 2018年モデル ブラック  コストコで聞いた感じだとBOSEのフィット感と音の迫力に圧倒されたのだが ベストバイで試した感じだと、音が「きれい」なのはSONY、「迫力」があるのはBOSE ノイズキャンセリングはSONYはつけた瞬間に「外界」から切り離される感じがしたのに対し、BOSEのQC35は音楽を流していればシャットアウトされる感じだった ただ、BOSEは今月?発売されるなんとか「700」っていう上位機種も置いてあって、そのノイズキャンセリングはさらに凄かったが、どうも400ドルくらいするらしくやめた 子供を一人連れて買い物していたが、つけたとたん子供が何を喋っているか分からなくなった(喋っていないと思ったら口元が動いていたのでしゃべっているのが分かった) ここまで言うと、なぜコストコで「これしかない!」と思ったのかばれたかもしれないが ノイズキャンセリング=子供の声無効化 してくれる機能で仕事に集中できるというわけだ  アマゾンのレビューで、「自分は間違いなく星5だけど、妻は星1にするでしょうね」と皮肉を書いていたのを見ていたので ノイズキャンセリング=妻の声まで無効化 にならないよう気をつけねばならない次第である

作業効率アップを目指して、PCモニターを2つに増設

こんにちは、ここ数日浪費が止まらないロイピーです 秋学期からは、PhDのコースも始まり一層忙しくなることが予想されるので 作業効率を上げるためベストバイで買い物をした(←ただの衝動買い) 2017年だったかデスクトップを購入した時、LGの32か34インチくらいの大きめのモニターを買ってそれをずっと使っていたが、今回新たに LG - 24inch IPS LED FHD FreeSync monitor - Black (24MP59HT-P) を130ドルで購入(ベストバイ曰く、元値は199ドルで70ドル値引き) 早速つなげようとHDMIケーブルをパソコン側にさそうとすると  さすとこない 😨 元々のモニター1が差さっている横の端子は、HDMIではなかった(知らなかった!) 返品か… と半ばあきらめモードで、一応全く違うところにあるHDMI端子にさして 電源をつけたところ、 普通に使えるやん ということで、無事にDUALモニターになった ただ、Firefoxのブラウザと小さいほう(新しい方)のモニターから大きい方に移動させたときのみ、ブラウザ操作ができなくなり画面いっぱいに最大化して使うか、いったん閉じる必要があるのは、どうしたら解決するのだろう?  散財したので2-3年は文句があってもこのままだな😂

【グルメ】Chik-fil-Aのコブサラダにはまるオッサンと「レキシントン」クッキーにはまるちびっこ(どうでもいい話)

レキシントンに来てから初めて食べたクッキー「レキシントン」が可愛い ←おっさんがいうことではない  子供も気に入って食べているがレキシントンに住んでいなければ買おうとすら思わない品。クッキーとしての出来は悪くない! そして、レキシントンに来てから初めて行った「Chik-Fil-A(ちきふぃれ?)」のコブサラダ、美味しくて結構リピート。 ウィスコンシンの時は地元の人気チェーン「カルバーズ」のハンバーガーを定期的に食べていたが、レキシントンに来てからは、ファストフード=チキフィレ第一選択になってしまった。 いつも、ドライブスルーには長打の列だが、並んでも買う価値あり。 っていう、どうでもいいローカル情報😱

【セラピー】ケンタッキー州のファーストステップ(First Step)でセラピーを受ける(1)

2番目が1歳半になり、いえる単語の数がマイルストーンに達していない、ということで 速攻でケンタッキー州の「ファーストステップ」のサイトからセルフ・リファラル(自分で子供を紹介)を申し込んだ   ← もはやセラピーに対する閾値が低い メール、電話、などやり取りの好みも選べたのだが、初めの返事はメールできて 「どのサービスですか?」 →子供のスピーチ とか簡単な質問を返信したら 「担当者につなぎますので、近日中に連絡がきます」 と返事がきて、そこからは電話がかかってきた やり取り方法の希望結局無視やん 仕事がら対面と電話で一日中話している(内科医なんてそんなもん)ので メールとか文書の方がとても気が楽なのだが まぁ仕方ない。 でもアメリカにきて間もない頃だったら電話のやり取りしんどいだろうに 「まずは評価しますので、いつが都合いいですか?」  と言われ、日時を設定したところ、自宅まで担当者がきてくれた  そこで、2種類くらいの発達評価の項目を自分でチェックチェック… それが終わったら、大量の書類にサインサイン… 「これをスピーチの先生に見せて、セラピーの適応があれば開始になります」  がその前に ヒアリングテスト(聴覚検査)が必要 ですと 国のガイドラインで45日以内に担当の人やらを決めてプランを決めなくてはいけないのかな?そんなことを言っていたが、そんなことより 「ウィスコンシンでは、 医療保険+コストシェアリング をお願いされていたけど、費用はどうなるの?」 と最後の最後に聞いたところから、まさかの費用の説明 (←詐欺の手口かい?) 正直、歯切れが悪く、ごまかされている感というか怪しい感じが凄くあったのだが ケンタッキー州は「 医療保険を通す」OR「コストシェアリング 」を選択するらしい コストシェアリングだと、年収がしっかりしていると、月300ドル! 「あーそれはプライベートのセラピーに通った方が安いですわ、お断りします」 という流れにもっていこうとしたら 「医療保険をとおしてもいいですが、デダクティブル払わなくてよいようにHSAとか入ってます?」とかなんとかめんどうなことを言い出す 挙句には「デダクティブルもCoPAYも発生しない」とか 相反するこ

【コミュニケーション本】How to talk so kids will listenを聞いて子供との会話力アップ!?

アマゾンのオーディオブックの会員になっているので特典で毎月一冊オーディオブックがもらえる 今回は、、、 How to talk so kids will listen を通勤中に2周聞いた。やっぱり、聞いていると、聞き流しているところもあるので、記憶にしっかり残るのかまだ不安ではあるが 馬鹿にならない車の運転時間が貴重な「読書」の時間になっているのはありがたい  要点としては 「子供は自分で考える力がある」 「自分で選択をさせる・決めさせる(選択肢を与える)」 「プロブレム・ソルヴィングをさせる(解決方法を話し合う・交渉する)」   「感情を理解してあげるだけで十分なことがある」 「理解してあげることと、なんでも許容することは違う」=>ここはもう少しElaborateしてほしかった。いまだにどうしたらいいかわからない 「YOUではなくてIを使う(これは他の本でもあった)」 「ほめるときは具体的に(これは医学教育でも同じ)」 あたりのキーワードが繰り返し出てきた(もっといっぱいあるんだろうけど、結構同じ概念の繰り返しもあった) ただ、これを実践して経験を積まないとうまく実行できないと思う  子供が癇癪を起した時 「XXされて嫌だったねぇ」と理解を示した(はず)のに、 ちらっと顔をみて、またわめきだすことになったり (感情を理解しても、子供の中のわだかまりや問題は解決していないのだろう) ただテクニックを一つ実行すればいいというわけではないのが難しいところだ 今月は、自己啓発本を選択したので、モチベがあがることを祈る。

【学会】ホスピタリスト学会のサブコミティー(小委員会?)始まる

学会のリサーチ委員会の電話ミーティングが毎月あっているが ハーバード、ホプキンス、UCSF、、、と自分が場違いだなぁと思うこと多々ありながらも 首になったとしても学ぶことは多いので 今のところ欠席せずにミーティングに出れている (フェローシップディレクターに以前、委員会は必ず顔を出す(SHOWUP)が役割の半分だよ、とアドバイスされたことがある) 今月からは、リサーチ委員会全体のミーティングに加えて サインアップしたプロジェクトのサブコミティー(班) のミーティングが始まった ホスピタリスト学会では2016年あたりから「客員教授プログラム(Visiting Professor:VIP)」的な取り組みを始めており 基本リサーチ委員会からの口コミでしか広めていないので、限られた病院しか参加していないらしい 以前はホスピタリスト学会のホームページにそれ用の紹介ページがあったが、今は「ダウン」しているため 秘密結社化しているのだ またここから、規模を大きくするために巻き返そうとしているらしく そんな挑戦的な課題に取り組んでいるのに関心があってサインアップしたのだった とりあえず現状を聞いて黙っていたが みんなよくしゃべんな… というくらい中々の質問が飛んでいて驚き とりあえず、自分の科にも興味ある人がいるか聞いてみて、科からのサポートが得られそうならうちもプログラムに参加してみるか  と思った次第である(それだけかい)

【漫画】「アオハライド」を読んで心は青春時代へトリップ

こんにちは、少女漫画にはまっているロイピーです(大嘘) イーブックジャパンで20%オフセールをやっていて 「買わなきゃもったいない!」 としっかりセールスに乗せられて 限られたタイトルの中から 咲坂伊緒作「アオハライド」13巻を購入 アオハライド 女子高生吉岡双葉の青春の物語 男嫌いだった中学時代、好きになった男子がまさかの転校 高校でまさかの再開を果たすも、色んな事情でツンデレキャラに変貌していた しかし、そこからまた時間が動き出すわけですね 仕事の合間に読んでいたら1日で、 心が高校生まで若返った そして3日で読み終わったのだが 「え、高校生ってこんな青春すんの? 」 「青春ってこんな感じだった?」 と妻を問い詰めてしまった。 自分の体験した恋愛要素のない「青春」とはだいぶ違う 自分は作中に出てきた「 よしおかさんって、ビッチ? 」と聞いた挙句 その後も一切女子との出会いが描かれなかったかわいそうな男子のほうが よっぽど気持ちわかるわ 一体、咲坂さんの頭の中はどうなっているのか どうしたら、こんなもだえるようなシチュエーションを発想してしまうのか そして、なんでこんな絵がうまいのか、 表情を書くのがうまいのか 色んなことが不思議で最後のほうまでは引き込まれて 一気に読んでしまった でもなんで、あれだけ 丁寧に丁寧に丁寧に ストーリーを書いていたのに 最後だけ、急な展開を迎えてしまうのか? 俺の青春を終わらせないでよ? ←ただの妄想バカと化す と最後は展開が速すぎて、まだ青春気分を味わいたかった自分は置いてけぼりにされてしまった もっとどろどろさせて泣かせてほしかったけれど 車にひかれる描写のところで涙ふくためのティッシュを用意しようとしたのに 😭 モノホンの 青春を知らない大人(オッサン)におすすめ 心が若返って妻にくさいセリフを言ってみたくなるかも

【アメリカ生活】恐るべしTruGreen、庭を一発で緑一色にする

こんにちは、庭の芝生のモーイングで忙しいロイピーです。 アメリカの一軒家の庭は芝生でおおわれていることが多いけれど、どう管理したらいいかわからない、という悩みを持った人がいるかもしれない 今回 TruGreen という庭の芝生を管理してくれる業者を使ったので、記録する 家を借りる際の注意点:芝生の管理の選択肢 自分の持ち家の場合、芝生を刈る(モーイング)のを業者に頼むか、自分でやるか決めなければいけない。 アパートの場合は、ほぼ確実にオーナーが業者に頼んでやってもらうので、悩む必要はない。 一軒家を借りる場合は、 「 契約の際に交渉して、芝生の管理をオーナーに任せる(タダ)」か 「自分で業者に頼む(お金かかる)」か 「自分で刈る(初期費用と肉体労働)」 の選択肢が思い浮かぶが、レキシントンはとにかく家のマーケットの競争が激しい。 自分が借家を探していた時も、見学を予定していたところが「先客」に取られて選択肢が狭められたのだが 見学できた家のほとんどは、売れ残り感すらある家・ロケーションで 今借りてる家以外は、ちょっとお断りな感じだった 他に見学を予定している人もいるらしかったので、「断られると終わりや…😨😨😨」と思い 交渉なし でその場で即決した つまり、芝は自分で管理することになったわけである(うちはいい客だわ) 周りの人に聞くと、大抵オーナーが管理してくれている人が多いのだが 芝刈りもいい運動になるので、そこまで困ってはいない しかし、庭を管理したことのない人が直面する問題があった。 雑草対策はどうしたらいいの? 周りは昔から住んでそうな人が多く、芝生がとにかくきれいに管理されている。 しかしうちは、雑草だらけ 周りがきれいな分、雑草しか生えていないんじゃないかってくらい汚く見えてしまう 刈った直後は、雑草も芝生も緑なので、きれいに見えるが、2-3日もすれば かわいい白い花をつけた雑草やタンポポが「 ちわーっす🙋 」てな感じで生えてくる そう、 雑草は伸びるのが信じられないほど速い のだ 緑以外の色が庭に散在していると、それが遠くからでもすぐわかり、見苦しい景観になるわけである 同僚いわく、レキシントンで庭を放置しすぎると、「高額なペ

【臨床】Schatzkiリングとは

入院後数日して、高齢者が嚥下困難を訴える。こんな状況はまぁ良く遭遇するものだが、今回「Schatzki ring」に遭遇。 架空の「症例A」さんは、CT で食道下部の狭窄所見もあり、入院中に胃カメラをすることに。 日本と違い、アメリカの病院では緊急性を要しない入院中の内視鏡検査はハードルが高いのだが、今回はCT 上悪い病変も考えられるということで「 3 日くらい待って」やってくれたことにしよう😱 Schatzki リングとは? なぜだろう、嚥下障害でバリウムやったときに最も多い頻度で見つかると書いてあるのに、今回初めてこの「名前」を聞いた。食道下部にできる膜状の狭窄。   引用元: https://www.facebook.com/pages/category/Medical-Company/Schatzki-Ring-Treatment-Management-1709151452704294/ 食道狭窄の分類 解剖学的分類: A リングと B リング A は下位食道の SC ジャンクション( Squamocolumnar )より少し近位側、最も下位食道括約筋の強い個所の平滑筋の収縮により生じるリング状の狭窄 B は SC ジャンクションのところの薄い膜構造がリング状になったもの 食道ウェブとリングの違い 食道ウェブ:偏った(Eccentric )膜が食道内に突出したもの 食道リング:同心円板(Concentric )の組織が突出、通常は下部食道。多くは膜だが、タイプ A だと筋組織の過形成。 Schatzkiリング 食道リングでは最も多い。B リング→膜組織で、直径 1.25 ㎝以下。嚥下困難で食道バリウム検査を受けた人の最大 13 %にみられる。「ほぼ」食道下部のヘルニア( Hiatal hernia )と関連する。まれに好酸球性食道炎と関連するが、その場合「多発性」病変であることが多い。 おまけ:食道ウェブ ウェブの代表例は、Plummer-Vinson 症候群( 40 - 70 代の白人女性の鉄欠、嚥下困難、食道ウェブが典型的、扁平上皮癌のリスクにもなりうる)  -これは日本の国家試験でも勉強した覚えがある―鉄剤飲むと貧血より先に、嚥下困